アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

錬金術の両性具有なる賢者の石

2019-09-20 05:28:21 | 錬金術
◎王と女王の結婚

最近出た金ラメのタロットカードNefertari。これにも女王がペアであり、ご丁寧なことに教皇と女教皇もペアになっており、否が応にも両性具有の重要さを意識させられる。

『西洋の錬金術師たちは、中国の内丹家のように冥想により王と女王が結婚し、両性具有者が誕生するといイメージこそ「賢者の石」であるとして体験していた。

というのは一部の錬金術師たちは、賢者の石のことをグロリファイド・ボディつまり栄光の体と呼んでいた。一般にグロリファイド・ボディとは磔刑を経て復活したキリストの身体のこと。』
(『』内出典:分析心理学におけるクンダリーニ・ヨーガの意義/老松克博(クンダリーニ・ヨーガの心理学 C.G.ユング)P13)

グロリファイド・ボディとは、コーザル体なのかアートマンなのかという議論がある。死を経るということは、一旦はアートマンに帰るということである。有の極みということで、ここでは個なるコーザル体ではなく、アートマンと見たい。

西洋の錬金術師たちは、古神道家の尊崇する両性具有の伊都能売を賢者の石として表現していたわけだ。両性具有とは古事記と出口王仁三郎だけの特異な奇説ではなく、洋の東西に共通する深遠な微細身、サトル・ボディのことであった。

悟りとは、少なくともこのレベルまでを目標にしないとカルトに堕ちたり、肉体・精神の不調をかこつだけに終わってしまうのではないかと思う。




女王

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