アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

ニュートンの冒険

2006-12-12 05:52:07 | 錬金術
◎賢者の水銀

『ニュートン自身は「賢者の水銀を作ることに成功した」と述べている。

私は自分が何について書いているのかわかっている。なぜなら多岐管に金とその水銀を入れて、火にかざしてみたからだ。金と水銀は管の中で大きくなって木のような形になり、更に続けると分解して新たな水銀が生れた。

火にかけた管の中で、金は分解していったが、その様子は腐食して原子になるのではなく、内と外の両面からどこにもある水銀と同じような流動性のある生きた状態に変わっていくようだった。水銀と金はお互いを成長させ、そして腐敗した。新芽を吹き枝を伸ばして、日ごとに色を変えた。そのようすはいつ見ても素晴らしかった。

言い換えれば、ニュートンは当時の原子論を認めてはいたが、同時に物質は、別の方法でも分解でき、原子の結合を変えなくても変成は起こり得ると言っていたのである。』
(錬金術/ジルクリスト/河出書房新社から引用)

このあたりが、錬金術の物質変成の原理の理解の端緒になる可能性を秘めた見方だと思う。それまで、物質は地水火風の四元素で出来ているとされていたものが、次のボイルの時代になってこれを否定し、元素とはそれ以上分割できないものだという百種類以上の元素から成るという新定義を提示したからだ。

地水火風に四分割できるのは、物質・肉体レベルでないとすれば、エーテル体レベルなのか、アストラル体レベルなのか。地水火風は今や迷信に成り下がったが、占星術も地水火風、仏説も地水火風と空。タロット・カードも金貨=地、杯=水、棒=火、剣=風。

易経では、地水火風は、それぞれ坤(西南)、坎(北)、離(南)、巽(東南)と、東西南北ではないが、ピースマークと同じデザインとなる。この東西南北とのずれが、物質レベルと微細レベルのずれなのだろうか。


    1日1善。1日1クリ。


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