アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

禅定を修するに三つの大毒あり

2019-05-04 06:18:30 | マントラ禅(冥想法7)
◎睡眠、雑念、坐相不正

明恵は鎌倉時代の人物であって、鎌倉方に敵対した敗残兵を栂尾にかくまったことで知られる。

私は、古寺名跡を訪れることは極めて少ないが、栂尾高山寺と、明恵が奈良を出て修行した高尾の神護寺は訪問したことがある。神護寺といえば、最澄、空海だが、神護寺の脇に和気清麻呂の墓があるとの立て札を見て、わき道を進んでみたが、夕暮れ遅い時間であったこともあり、見つからず断念して戻ったことがあった。先日テレビで神護寺の特集があり、果たして和気清麻呂の墓を守っている人達が出てきて墓は本当にあったのだと確認した。
和気清麻呂の事績のディテールはよくわからないことが多いが、神託を材料に政変を行ったとだけ伝わっているが、国難といえども政治の世界なのだから血で血で洗うようなことがあったのだろうと思う。今で言えば自民党総裁を追い落とすようなものだから。
ただ和気清麻呂が、空海、最澄も認める都の西北の大パワースポットに葬られたというのは、意義を考えるべきだろうと思った。

一日、建仁寺の円空上座という坊さんが、禅定を修するにはどうしたら一番いいかと、長老に尋ねたところ、栂尾の上人に聞けと教えられた。そこで、明恵の元に参ずると、
彼はこのように答えた。
「禅定を修するに、三つの大毒あり、是を除かざれば、只身心を労して年を経るとも成就し難し、一には睡眠、二には雑念、三には坐相不正なりと。」

普勧坐禅儀には、沢山述べているけれど、日中労働しているとどうしても眠くなるが、禅をやろうというのなら、睡眠、雑念、坐相不正の自己チェックは欠かせない。

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