アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

他人を働かせて自分が楽をする

2015-03-26 05:30:46 | 時代のおわり
◎真剣な行為の喪失

今の時代は、他人を働かせて自分が楽をして、金を儲けたり利益を得ることが、まるで善いことのように思われたり、当たり前のように思われたりしている。

ユダヤ人が農業みたいに手で稼ぐことをあまりせず、金利や鞘取り、キャピタル・ゲインなどの資金運用で儲けることは知られている。こういうのを広義の「他人を働かせて自分が楽をする」商売と見る。不動産売買、不動産賃貸などもその一種。

金を儲けること自体は、白でも黒でもないが、それが行き過ぎると誠の心、物事に真剣に取り組むことから離れてしまう。神は真剣な行為の果てにきらめくことがあるからである。

日本庶民の生活は、電気炊飯器、電気洗濯機、電気・ガス風呂釜を始めとし、家電によって、幸か不幸か、炊飯を真剣に行う、洗濯を真剣に行う、風呂を真剣に沸かすということから離れてしまった。

つい50年前くらいまでは、このように日常の生活に必要な行為そのものが真剣な取り組みを必要とする時代だった。

時代は下がって、一日24時の行住坐臥の中に一個も真剣な行為なしで済ませている人間が大量に出現した。これが新種族「歩きスマホ人」出現の原因である。戦後の家電の普及により、大衆は余暇の拡大を得たが、その余暇は、スマホ&マバゲーによってほとんど奪われたのだ。ほとんど無思考で、ほとんど娯楽だけで、物事に真剣に取り組むことを知らないこんにゃく人間みたいのが、闊歩している。

大本神諭大正元年旧七月三十日に「悪のやり方は我が楽をしてひとの苦労で出世致そうとするから、強い者勝ちのくらがりの世になりて云々」などとある。

10年くらい前は、悟りのさの字くらいは意識の端に上っている人が多かったが、今はそれすらも見えないほど人々の暗がりが深まったかも知れない。
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 相撲は水系であること | トップ | 雄健(をたけび)の禊 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まり)
2015-03-26 21:55:07
久しぶりに来ました。
お元気ですか?
まり殿へ (湖南)
2015-03-28 06:42:25
元気です。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

時代のおわり」カテゴリの最新記事