アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

公務員の異常な世界

2008-04-12 07:24:20 | 時代のおわり
◎退職者もリッチ

「公務員の異常な世界/若林亜紀/幻冬舎」には、給与・手当て、官舎、休暇制度など、想像もできないほど恵まれた公務員の世界が、これでもかこれでもかと書かれている。

総務省によれば、05年度の国家公務員行政職の定年退職者の平均退職手当は、2714万円、都道府県地方公務員の平均は、2649万円、これに対して民間企業の退職一時金の平均は1110万円で、退職金のない会社が23%ある(同書から孫引)。

また2006年度の国の決算書にある人件費を国家公務員数で割ると国家公務員の平均年収は814万円(同書から孫引)。これに対し、国税庁の2005年「民間給与実態調査」では、民間企業のサラリーマンの平均年収437万円。・・・・・えっ民間は、年収二倍の役人様のために税金を納めているの?

確かに今は、役人の賞与の水準も高いし、給与の水準も高いけれど、それは、民間がこの15年間賃下げを繰り返してきた中で、役人がベースアップを繰り返してきた結果そうなってしまったところもあるとは思うが、倍になっているのでは、実態は公表しづらいだろう。

それと、退職者。財団法人高年齢者雇用開発協会のアンケートでは、定年退職者の平均年収は506万円(年金+他の収入)であるのに対し、民間企業従業員の平均年収は、435万円。つまり退職者世帯のほうが勤労者世帯より年収が高い。この逆転現象は、1984年からだとのこと。(同書から孫引)

全体として見れば、老人と役人の豊かな生活を支え維持していくために、老人や役人よりも賃金の安い民間勤労者が一生懸命税金を払っている構図である。こんな状況は長く続かないだろうし、亡国の兆し以外の何ものでもない。かたやワーキングプアも多数あるのに。

落ち着いて冥想可能な環境は、まずは金、生活に不安のない状態であるが、であれば「冥想修行者の就職は役人を目指すべき」みたいな妙なことを考えさせられる時代になってしまった。


    1日1善。1日1クリ。

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