アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

癒しの本体

2012-01-18 03:04:53 | 究極というものの可能性
◎乳白色の幕

レイキ、軟酥の観、愉気(野口整体)こうしたものによる、ヒーリングの本体あるいは媒体は、どうしても共通なものにしか思えない。色も性質も。

これは密教の永沢哲さんの友人のJ.D.の妹の友人のスーザンという40代の女性がアメリカ原住民のメディスンマンのヒーリングで全快した話。

スーザンは,3年ほど前から手足に麻痺が生じ,多発性硬化症と診断されていた。病状が進行すると10年から10年のうちに次第に全身の機能が失われ、最後は窒息となる。
スーザンは、最初は通常のリハビリを受けていたが、ゲシュタルト療法、自律訓練法などいろいろやってみたが、はかばかしい結果は得られなかった。
『自分にできることはもうないと感じたセラピストは、彼女がチェロキー・インディアンとの混血であることを知って、インディアンのメディシン・マンの治療を受けるように紹介したのでした。

スーザンは、シアトルについてからすでに二回、そのメディシン・マン、ローリング・サンダーの診察を受けていましたが、ローリング・サンダーは、「偉大なる精霊」のしるしを待っているというだけで、ヒーリングの儀式をやるかどうかについては、一言も触れないままだということでした。

ただ、二回目の診察の時にはひどく不思議なことが起こった、とサラは言っていました。一回目の診察の時、その家の二階に滞在しているローリング・サンダーの部屋まで、文字どおり階段をはい上がっていったスーザンは、普通の病院でうけるような詳細な問診を、
うけただけでした。

ところが、二回目、寝台に横になったスーザンの全身を入念にマッサージしていたローリング・サンダーは、彼女が静かに寝息をたてはじめると、助手たちとサラを下の居間におりさせ、自分もベッドの横においたアーム・チェアに腰をおろすと、深いトランスにはいっていったのです。

一階には、二人の助手たちとサラ、それにシアトルでのワークショップの組織者がいましたが、ローリング・サンダーがトランスにはいるとまもなく、猛烈な眠気におそわれ、全員眠りこんでしまったのです。それは、まるで二階にいるローリング・サンダーから、深いトランスの乳白色の幕が降りてきて、家じゅうをすっぽりとおおってしまったみたいだった、とサラは言っていました。

二時間後みんなが目を覚ますと、ローリング・サンダーは二階からゆっくり降りてきて、「彼女はほんとうに、つらい人生を送ってきた」とひとこと言うと、庭のすみからつづく森の方へ、夜の闇の中を消えていきました。その目は赤く充血し、目じりはうっすらとしめっていたのです。』
(野生のブッダ/永沢哲/法蔵館P140-141から引用)

これで、スーザンは快癒し、フロリダで乗馬をするまでになった。
サラは、そのヒーリングの本体を乳白色の幕と見た。チベット密教では癒しの光の身体、白隠は軟酥ヨーグルト。色や形状を云々しても仕方がないが、皆同じ原理・媒体を用いているのではないか。

病に苦しむ人にとっては、回復は重大事。この世のあらゆる成功、賞賛がそれまでの何世にもわたるカルマの総決算であるように、病も総決算。それを避けようとするかどうかは、一律には論じられないが、病気からこのような手段で回復できるというのも人間に与えられた6つのメンタル体チャクラのひとつに配当された『自由』の証拠なのだと思う。



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