アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

錬金術の現実-2

2005-04-22 05:26:41 | 錬金術
神とも善ともあまり関係がないけれど、クンダリーニ・ヨーガの技術がほの見えるので、続けます。

1782年にジェームス・プライスという男が『金属を変質させる方法を発見したので、自分の主張が正しいことを実地で見てくれ』と当時のイギリス首相の父親パルマーストン卿などそうそうたる人々を招いた。

そして彼らは、プライスが水銀を何か白い粉と一緒に熱することで銀に変え、また赤い粉と一緒に熱することで、水銀を金に変えるところを目の当たりにした。こうして作られた金属塊は、検査されて本物であることがわかり、国王ジョージ3世にも見せられた。

しかしプライスは、『自分の健康を害することなしには、これ以上問題の粉を作ることはできない』と言った。
彼は、彼の主張を調べにやって来た三人の英国学士院会員の前で、青酸カリを飲んで自殺してしまった。
以上は、コリン・ウィルソンの『オカルト』に出ている話。
             
さて問題の粉とは『賢者の石』のことである。「賢者の石は、自分の健康を害することなしにはできない」とは、自分のエーテル体エネルギーを消耗することなしには、できないと言っているように考えられる。
昨日のアフザルの錬金術のケースも、エーテル体エネルギーから原子を物質化するものであった。アフザルは、賢者の石の代わりに「ハズラという幽霊」を使った。他の霊界探訪譚でも、エーテル体で存在しつづける生き物や、エーテル体に干渉できる幽霊があることは知られている。

以上のことから、賢者の石とは、半物質であるエーテル体(第六身体)レベルのものではないかと推定される。プライスは、自分のエーテル体を原料に賢者の石を生成したので、自分の健康を害した。アフザルは、「ハズラという幽霊」を使ったので、健康を害した話はない。という構図と考えられる。

陰陽道でも、式神と呼ばれる幽霊を、超自然的な現象を引き起こすことに使い、西洋魔術でも使い魔という幽霊を使う。
ということで自分の健康を害さない錬金術のベイシックな手法は、エーテル体に干渉できる幽霊を使役する技術であるように考えられる。

ただこのような物資界レベル(第七身体)とエーテル体レベル(第六身体)の間の変換技術は、錬金術としては低次元なもののように思える。

つまり西洋で中世に発達した錬金術の発想は、人間は☆(五芒星)で象徴されるミクロコスモスであり、大宇宙は、六芒星で象徴される世界であり、それを固有のシンボルで操作しようとするものである。それは、心理学者ユングが見た元型を操作して、現実に干渉する技術である。またこの世界観は、神と自分が別である第5身体(コーザル体)以下の世界観である。

元型とは、アストラル体・メンタル体(第三身体・第四身体)の形象のことであるが、その形象は、現実そのものであるから、元型(シンボル)を操作できれば、現実を動かせるのは当たり前ということになる。従ってその技術は、同じ現実に干渉する技術としては、エーテル体のレベルより高次元のものと言える

太陽の輝きの図版で見える異次元の風光は、明らかにアストラル体以上の世界にあるものであり、その高次元の技術を象徴している。

そして錬金術は、神を知るということとは、何の関係もない。基本的には神の技術なので、神を知らぬ錬金術は、他人のものを分捕るだけの技術になり下がり易いことを忘れずに。


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2 コメント

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こんにちは (Alex)
2005-04-23 00:15:03
ハズラのお話、賢者の石のお話、すごーくよくわかります。愛がなければ、どんな高度なことができても意味がないなーと思いました。
Alex殿へ (湖南)
2005-04-23 09:59:34
愛がないと、生きる甲斐がありません。で、本当の愛を知るには、冥想しないとわからない。それも冥想できる生活の余裕があるうちに。

と、みんな時代が迫っていることを感じているようですね。

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