アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

死後の世界を語る技法

2018-05-15 06:46:54 | エクスタシス 夢の夢なる
◎神を見るし人も見る

人間の輪廻転生を語るには、まずそれを語る技法について触れなければならない。

それは、大別して3種あり、臨死体験者の生還後の談話、チャネリング、そしてリモート・ヴューイングである。

臨死体験は、神との遭遇を「当たり」と定義すると、「当たり」の臨死体験はさほどあるものではないことが知られている。なにより、彼は疑似死の体験者であり、ひもから離れた真正の死そのものとその後の転生を体験したわけではないのだ。ただし呼吸停止、脈拍停止の体験者ではある。

チャネリング。
これは、神霊を意図的に憑依させるものであって、洋の東西を問わず昔から行われていたものである。北は恐山のイタコ、沖縄のユタ、ノロ、ギリシア・デルフォイの神託などの有名かつ職業的憑依者から、「町の神様」、シベリアや南洋の未開部族のシャーマンまで憑依を生業にする人はいるものである。

ちょっとした宗教教団が発生すると、信者をトランスに誘導するのだが、ややもすると低級なのが憑依して正座膝曲げのままジャンプする「膝ジャンプ」が多発したり、低級霊スピーチをしたりなど、収拾がつかなくなるのは、最近の新興宗教でも見られるところである。

大本教は、帰神修行とし、憑依を大衆的に修行させてみたが、既述のようなことになり大正10年頃には教団として憑依修行を禁止させた。それほどにチャネリングというのは、大神の声を聴く重要な技法であったし、古来あり続けてきたのだが、大衆化できるほどには、大衆の側の透明度が高くはなかったのだろう。

優秀なチャネラーを挙げるとすれば、出口ナオだが、それ以前にもそれ以後にも無名で純粋なチャネラーはいたのだろうと思う。

ただ古神道では、チャネラーには審神者がつきものであるように、ギャラリーあるいはオーディエンスがいないチャネラーの神託は社会的には独り言にすぎないという側面はある。

リモート・ヴューイング。これは、死者の行方をGPS追跡するように見える人間が語るということ。

最高のリモート・ビューイングの実例としては、釈迦が入寂時に四禅からスタートし涅槃に入ったとされるが、それを見た人物こそ最高のリモート・ビューアーである。

それとイエスの磔刑の時に、イエスから遠巻きにしていた観衆からは体力も呼吸も弱った彼のつぶやきが聞こえたはずはないが、「わが神、わが神、なんぞ我を見捨てたまいしか」と聞いて、イエスがその後大悟を果たしたと見た人物も優秀なリモート・ビューアーであると思う。

こうしたリモート・ビューアーなくしてはチベット・死者の書もエジプト死者の書「アニの霊の告白」も書かれえない。

人間は自分の知らない部分は想像で補うものであるが、最高のリモート・ビューアーはそういうことのない人物であり、想像による誤りを犯すことのないリモート・ビューイングなのだろうと思う。

輪廻転生を見る技術は、当然ながら時間軸を遡行したり下ったりすることになる。優秀なリモート・ビューアーは、その見たものの真偽については教団組織の権威によって護持されてきた側面があるのだろうと思うが、そこは率直に見た人物を評価すべきは評価したい。

◎エクスタシス 夢の夢なる-26
◎現代文明あるいは現代人のウィークポイント-15
◎輪廻転生の実態-2
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