アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

聖なるきのこ テオナナカトル

2005-11-19 05:35:35 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)
民族植物学者リチャード・シュルテスによると、メキシコのオアハカのマサテコ族のシャーマン(呪術師)は、Panaeolus種のきのこを集めて乾燥させ、占いや予言のために用いていたことを発見した。

だが、この種類のきのこを、トランスに入るために、いつも服用することが習慣になっているシャーマンは、しばしば、あまりに頻繁なきのこの使いすぎによる『早期老化症状』を呈することがある。

早期老化症状は、このきのこだけではなく、覚醒剤(コカイン、クラック、アンフェタミンなど)や慢性的な放射能障害(核実験場近隣の居住者など)でも見られるので、身体に微量の毒を与え続け、その微量の毒が長い年月の間に蓄積されることによって起こるのだろう。

このように早期老化は、マサテコ族のシャーマンの職業病とでもいうべきものであるが、マサテコ族に限らず、悟りを酒や薬物で持続してきた聖者・覚者の面貌にもそういった特徴をみることができたとしても、不思議なことではないと考えられる。聖者・覚者にとっても、それほどこの世を生きるのは大変なことなのだと思う。

その一方で、このきのこは、古代アステカ帝国以来、リウマチの治療薬として用いられてきた側面もある。

16世紀の「ニュースペイン一般史」によれば、アステカ人はテオナナカトル(神の肉)と言われる聖なるきのこを用いるという。

リチャード・シュルテスのリポート
『マサテコ族が用いる服用量は、体格や年齢によって異なっている。一般には望ましい効果を得るためには、キノコ15個で充分だと考えられているが、それ以上を用いたという報告例もある。五十も六十も摂取すると重篤な中毒を引き起こす。そして大量のきのこを常用すると慢性的な精神障害を引き起こすという。・・・・・

多くのインディオたちの証言によれば、酩酊は3時間ほど続く。キノコの摂取後、まもなく当人は身体が軽く、また丈夫になったように感じる。この爽快感に続いて、一時間以内に非常に気分が愉快になり、話は支離滅裂になり、感情の噴出を制御できなくなる。そして更に酩酊が進むと、輝かしい色の幻想的な光景が見えるようになる。』
(精神活性物質の事典/リチャート・ラジュリー/青土社)

人気blogランキング精神世界 ランキング目次
    1日1善。1日1クリ。


【聖なるきのこの一種 panaeolus campanulatus】


コメント   この記事についてブログを書く
« シロシベ-2 | トップ | レムリア大陸的メルキゼデク »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ソーマ・ヨーガ(冥想法5)」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事