アヴァンギャルド精神世界

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洗礼者聖ヨハネの首

2019-02-24 06:27:40 | キリスト者の秘蹟
◎アミアンの大聖堂

聖ヨハネは、斬首され、その首は、長いこと行方不明だった。日本でもミイラになった上人を聖遺物として扱うことはあり、仏舎利は代表的な聖遺物である。だが、古神道ではそのようなものはなく、徹底している。ただ古神道では、聖遺物ではないがご神体とされるものがある。

1204年十字軍がコンスタンチノープルを攻略。十字軍は市中の略奪と破壊を繰り返し街の各所に放火した。

この時あるアミアン出身者が、焼け残った教会で、箱に入れられた首を発見した。その首は洗礼者聖ヨハネの刻印のある銀製の皿に乗せられていた。

1206年洗礼者聖ヨハネの首は、フランスのアミアンに持ち帰られ、以後数多の巡礼者の群れを引き付けることとなった。

1218年アミアンに大火が起こり、教会も焼け落ちた。これを奇貨として、アミアンにはフランス最大の大聖堂が建設された。これに王族、諸侯が競って寄進を行い、14世紀の王妃イザボーは、黄金の皿を寄進し、この上に洗礼者聖ヨハネの首が安置されることになった。
更にこの皿は、いくつものルビーで装飾され、この上ない価値のものとなった

ところがフランス革命時に、このルビーははぎ取られ、黄金の皿も溶かされたのだが、首はかろうじてアミアン市長が持ち帰り、ほとぼりが冷めるまで教会に返還しなかったという。

さて、この首は審神されたのだろうか。まともな聖職者は、その首から聖なるバイブレーションを感得したのだろうか。
そんなことはタブーだから知ってても言えなかったのだろうか。

アミアンの大聖堂は、写真で見ても出色の出来栄えの建築である。人は正統性を求めるのだが、それを外に求めるのと内に求めるのとがある。
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