アヴァンギャルド精神世界

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パラケルススの中心太陽突入と帰還

2017-12-06 05:30:01 | 錬金術
◎アルキドクセンから

パラケルススの錬金術では、秘薬としてのチンキ剤(染色)というのが登場し、七つの器官を染め、人間の第一質料(プリママテリア)を全く根絶せず、身体の全体を新たなものにする。

プリママテリアは、最初は肉体のことかと思うが、この言い方ではコーザル体。

七つの器官は、七つの内臓ではなくて、七つのチャクラ。

『各器官の精髄を用意せよ。
そこから元素を分離せよ。
そして、火を付け、浸漬せよ。

それが上昇してしまうと。底には何も残らず、いかなる物質も実体として見えないだろう。

その後、ヘルメスの粘土で密閉したガラス容器に取り、冷えて湿った場所に置け。それが溶けると再び目に見える物質になる。

この目に見える物質こそは、私たちが今述べたものだ。』
(アルキドクセン/パラケルスス/ホメオパシー出版P150-151から引用)

七つのチャクラが上昇してしまうと底には何も残らない。またそこはすでに物質レベルでもなく、すべての物質が実体がないという空の状態。

そのピーク・エクスペリエンスから帰ってくる。

『ヘルメスの粘土で密閉したガラス容器』とは、帰還できた肉体ということになるだろうか。

冷えて湿った場所に置き、それが溶けると再び目に見える物質になるとは、これぞ聖胎長養、悟後の修行。

パラケルススは、中心太陽突入と帰還という体験とはいえない体験をしたのかどうかわからないが、それをなぞったようなこのような文が残っているのは奇特なことである。

パラケルススの錬金術では、チンキ剤以外の秘薬として、生命の水銀、賢者の石、第一物質(質料)を並列して挙げるが、全然並列でないと思う。
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