アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

仙人の種類

2006-04-02 08:39:42 | クンダリーニ・ヨーガ
◎白日昇天

『最上の道士は肉体のまま虚空に昇るこれを天仙という。
中位の道士は名山に遊ぶ。これを地仙という。
下位の道士は一旦死ぬが、後で見ると蝉のようにもぬけの殻。これを屍解仙という』と中国の錬金術の古典の抱朴子にある。

天仙が肉体のまま虚空に昇るとは、チベット密教でいう生前ポワであり、キリスト教でいえば空中携挙(アセンション)が、これに当たるように思う。

地仙は名山に遊ぶとは、笹目秀和氏が仙人にインタビューして聞いたように、崑崙山などにあって、名山を往来しつつ、天地の息の調整をするというような使命を帯びている者であろう。

屍解仙は、唐代の禅僧普化を始め、宗派を問わず屍解してみせる修行者が沢山ある。

陰長生は、漢の皇后の一族で、富貴であったが、ひたすら道術の修行に明け暮れた。馬鳴生が出世間の道を体得としたことを聞いて、これを尋ね回り、ついに面会し、彼の下僕となり、履物を持ち運ぶような労役をした。馬鳴生は、陰長生と別の議論ばかり日夜して、肝心の出世間の法は一向に教えてくれなかった。この状態が二十年続くうちに、馬長生の12人いた弟子は次々にいなくなり、陰長生だけが残ったが、謹厳に師弟の礼をとり続けた。

ある日、馬鳴生は、「そなたは真に道が会得できた」と陰長生に告げ、青城山に分け入って黄土を煮て黄金にしてみせた上、西側に壇を立て、「太清神丹経」を陰長生に授け、馬鳴生と別れを告げ、去った。陰長生は、それを持ち帰り、薬を調合すると、丹薬が完成したので、その半分を服用した。全部を服用して即座に昇天したくなかったのである。

陰長生は、黄金10数万斤を作り、面識の有無を問わず世間の貧しい人に恵んでやり、三百余歳で平都山の東で白日昇天した

陰長生の著書の自叙には、「不死の要道は神丹と行気導引(呼吸法)、俯仰屈伸(ストレッチ)、草木服食にあって、年寿を伸ばすことができる。世を済(すく)うことはできずとも、仙人にはなれるだろう。無為にして神と合致する。上士は精進を重ね、愚者は笑って認めようともしない。よく神丹を知れば長生安楽である。」とある。

陰長生の話で、ろくに修行らしい修行もせずに、道を会得したとあるが、仙人と二十年間寝食をともにすれば、行住坐臥、日常の何気ない会話の中に要訣のすべてが含まれていたと考えるべきであろう。学校のように教え込むスタイルではどうしても会得できないものがあるのだろう。

丹薬は、ソーマなのか、それとも物質ならざる気を練った丹なのかという問題もある。それは全部を服用したら昇天するというヒントからすれば、ソーマであり、気でもあるというところではないだろうか。ソーマは、異次元へのトリップの優秀なパイロットであり、気は上昇用のロケット・ブースターの推進力であるからだ。

目次
    1日1善。1日1クリ。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-08-09 17:58:30
最初はシルバーバーチの真理の見方を支持してきましたが、高藤さんの本読んで、かんきょ合道で宇宙意識になった仙人・・高級霊の世界(霊界)と違うところ? すばる意識と別の次元・・死んでもわからないのかも・・・。
 とりあえず小周天がんばって不老は無理でも、長寿を目指して、この世界に長くい続けてやる。
Unknown (湖南)
2011-08-10 18:51:07
不老がんばって!

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