アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

和歌に見えるアストラル・トリップ

2010-06-07 07:22:11 | 古神道の手振り
◎アストラル・トリップを出ない

アストラル・トリップ中心太陽突入とは全く異なるもので、昨今世間で話題の体外離脱はほとんどがアストラル・トリップのことである。そして人間の根本的救済、あるいは苦悩からの超脱は、アストラル・トリップにはなく、中心太陽への突入の側にしかない。

そもそも肉体レベルには無数の銀河、宇宙があり、エーテル体レベルにもおそらくは無数の宇宙があり、またアストラル体レベルにも無数の宇宙があるのだろうから、たとえばポイント50やエリア70を探検したからといって、それは実に膨大な宇宙の中の極く一部を垣間見たに過ぎないのだと思う。

出口王仁三郎の雑誌神霊界の中に鎮魂御伝という文章があり、和歌に見えるアストラル・トリップを特集している。鎮魂とは、瞑目静座し、一心不乱に、一切の妄想なり感覚を蕩尽して、玉に向って吾霊魂を集中すること。

細流抄に、「魂の出ぬるを結び止むる事あればなり 結びとどめよ」とは、浮かれる心を本心に返しなさいとのことであると王仁三郎のコメントがあるので、アストラル・トリップで霊線につながって飛び出しているアストラル体を(改めて)しっかりつなぎ止めなさいということ(へそから出るケースは当時から目撃されていたのだろう)ではなく、一心不乱に集中しなさいと戒めている意味なのだろう。

今はテレビゲームに熱中する人がアストラル体が出るというが、昔は激しい恋愛でアストラル体がしばしば漏出したのだろうか。


たまむすび
思ひあまり出にし玉の有(しる)ならむ 夜深く見えば玉むすびせよ
(伊勢物語 下)
 
もの思ふ人の魂は、げにあこがるる物になん有りけると、なつかしげにいひて
なげきわび貌(そら)にみだるゝわがたまを むすびとゞめよしたがひのつま
                              (源氏物語 葵)
※あこがるる:ふらふらと出歩く。
※したがひのつまとは、着物の下前の褄だから、臍下丹田=スワジスターナ・チャクラのことを指すと見る。
 
魂ひも あこかるるとは誠にぞ いまはうつし心も無き心地して
あくがるゝわがたましひも復(かへ)りなん おもふあたりにむすびとゞめば
玉しひのかよふあたりにあらずとも むすびやせまししだへのつま
(狭衣物語)
 
見人魂歌
たまは見つ 主は誰ともしらねども 結びとゞめよしたがひのつま
(袋草子 四)
 

物おもへば 沢のほたるも我身より あくかれ出る魂かとぞ見る
(後拾遺集の和泉式部)




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2 コメント

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Unknown (ルドルフ)
2010-06-07 22:33:03
そこら辺に見られる精神世界を舐めきった浮かれたブログとは違い
実に面白い・・・

そして、実に美しい

そして、実に賢い
そして、実にレベルが高い

「「Σεβασμοζ σαζ!」」
ルドルフ殿へ (湖南)
2010-06-08 06:59:30
コメントありがとうございました。

未悟なればこそ、浮かれないことに注意しています。

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