アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

朝は人間、夜は獣

2019-08-04 05:54:46 | 究極というものの可能性
◎人間の進化と循環、そして輪廻転生

人は、朝はより神に近く「人間」だが、日中のありとあらゆることで混乱し、夕方にはより神から遠い「獣」となる。

夕刻には、世界の雰囲気は一変し、更に猥雑なアルコール、ギャンブル、エロス、騒音などの世界に沈没する人もいれば、静かな夜の闇に自分を見つめ直す人もいる。夜は概して「獣」優勢の世界だが、夜が更けると、人は休息し、朝を迎える。

人が神・仏になることを一つの目標とする輪廻転生という視点では、紆余曲折はあるが、あるいは一時的な退歩はあるかもしれないが、長期的に見れば後戻りすることはないのだと思う。

日本や中国では、覚醒後でも人間は存在するが、インドでは覚醒したら終わりなどという違いのことはここでは言わない。

文明全体の無明への沈降から覚醒への上昇到達、そしてまた無明への沈降へという巨視的循環はユクテスワによれば、数万年周期で発生する。人はその文明下で生を受け死んでいくので、社会全体が迷いならば、人々も迷いがちであり、社会全体が悟りならば悟りがちであるということはある。

今次のことでは、先に悟る国家と後に悟る国家というのがあるだろうと思う。

ライフ・スタイルが個人向け電子デバイスの普及によって世界的に均質化されたといっても、そこだけが跛行的に進歩している観はある。水や食料がちゃんと供給できていなくとも誰もがスマホを持っている社会って、いったい誰が幸福なのだろうか。

悟りとは、あらゆる実感を経た人間に起こるが、それは先進国でより起きやすく、発展途上国ではより起きにくいということはある。

だが覚者にそこを質すと、どこの国でも悟りに変わりはないとか、覚者の眼から見れば悟らない人間と悟った人間の違いなどないとはぐらかされるのがオチである。

次の時代は万人が悟っている時代だという。その万人は何を意味するのか。日本人は全員悟るのか、朝鮮人は全員悟るのか、中国人は全員悟るのか。この辺をよく考えないといけないと思う。

AQUARIAN AGEとして猫も杓子も長寿で健康で大悟できるみたいな幻想を持つ時代は終わった。今まさに、その大事業に自分で取り組む時代に立ち至った。
コメント