アヴァンギャルド精神世界

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暴力が支配する一触即発の世界経済

2019-07-08 05:19:40 | 時代のおわり
◎米中代理戦争と朝鮮

『暴力が支配する一触即発の世界経済/猫組長/ビジネス社』では、米中対立の行方と朝鮮半島の行く末について、マスコミではなく、玄人筋の見立てが披露されていた。

米中貿易摩擦の勘所は、石油と基幹部品とマネー・ローンダリング。中国はいつのまにか世界最大の石油輸入国となっていたが、ここが中国の泣き所の一つ。マラッカ海峡を守備しているのは米軍である。

中国は世界最大の製造業国家となったが、急速に成長を遂げたためか、基幹部品は海外からの輸入に頼っているところが多い。ノウハウや設計をあれだけ窃取しているにも係わらずである。これが泣き所の二つ目。

マネー・ローンダリング取り締まりのため、アメリカは、HSBC香港上海銀行を弱体化させ、さらにドイツ銀行には2018年にパナマ文書関連でアメリカの手入れがあったという。アメリカに抗うEUの主力は仏独イタリアであり、今後はこの親中国の3国への締め付けがさらにきつくなることが予想されるそうだ。これが泣き所の三つ目。世界はドルが支配しているのだ。

かくして米中代理戦争は、中東で起こるだろうというのが筆者の見立て。

朝鮮半島については、アメリカが金にならない国シリアから撤退したように韓国から撤退もあり得ると見ているのは、興味深い。誰も相手にしてくれない叫びが2018年後半以降の韓国の自衛隊機へのレーダー照射など『変な動き』の原因だと見ているのは、さもありなむ。

先日のトランプ金正恩の板門店会談で、米側で一緒にいた高官は、北朝鮮強硬派のボルトンでなく、トランプ娘婿のクシュナー夫妻であったのは一つのサインだと思った。トランプは、日本の敗戦時のように北朝鮮が武装解除して経済専一の国家になるビジョンを持っているのだろうが、何十年間もの軍事優先体制と何十万何百万人とも言われる強制収容所を抱えながら武装解除する反動は日本の比ではないのではないか。ゆえに北朝鮮には第三の選択肢があり、それを読み切っているのは中国なのだろう。

そこで朝鮮の神人姜甑山の予言が思い起こされるのである。


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