アヴァンギャルド精神世界

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エレウシスの秘儀

2019-07-04 05:04:54 | 究極というものの可能性
老いたる子を連れたペルセポネの帰還

エレウシスの秘儀とは、地母神礼賛系の秘儀であったろうということはわかっているが、詳しいことはわかっていない。

『異次元の刻印(下)/グラハム・ハンコック/バジリコP172』によると、毎年9月にギリシアのエレウシスに何千人もの巡礼者が集まった。そのテレストリオン神殿のアナクトロンという奥の院では、秘儀のクライマックスで、死の国で身ごもった新生児を抱いて、死から生還したペルセポネのビジョンを見たという。ペルセポネは死の世界に拉致されていたのだ。

大集団が同一ビジョンを見たのだとすれば、集団催眠か、薬物摂取の上で演劇を見せたか暗示を与えたかというようなことが推測される。

このビジョンは、一度見た人間を以前とは全く異なる人間に変容させるという。この儀式は2000年間継続し、儀式により死の恐怖を克服したという。

さるセレモニーに参加したからといって、参加者全員が大悟覚醒するようなことはない。ある種の洗脳、例えばとある品物が欲しいという洗脳は、数十分から数日続き、外部から洗脳暗示を繰り返し与えることで、欲しい気持ちが数年続くことすらあることは、我々は経験的に知っている。

そうした通俗洗脳と大悟覚醒は全く異なるものだ。
大悟覚醒、自分のあらゆる宇宙が死に、自分が死ぬ体験は、集団の儀式で全員に起こることはないと思う。道は3つに分かれ、覚醒か、発狂か、退行か、である。チャンスは与えられるが、準備ができているかどうかが問われるのだ。

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