アヴァンギャルド精神世界

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米中貿易戦争とラスト共産主義国

2019-05-12 06:38:07 | 時代のおわり
◎良き支那物を奪はんと

中国人は個人主義であって、国として到底一致団結などということはできないので、政治思想を含めた個人情報監視によってこれを引き締める。たとえばザクザクとした砂のようなものは、固めて一団とはできないが、強い袋に入れて縛っておけば、その力によって固まっている。これが中国人と中国統治の歴史的基本。いわば人権を迫害することでまとまるのだ。

今般の米中貿易戦争で、図らずも中国は柔らかい下腹部を露呈することになるのだろう。中国は、人口が多くそこそこの経済力もあるが、石油などの天然資源は、十分とはいえず、外国から原材料を輸入して、加工して出すという加工貿易が主流であるところは日本と相似形である。

国際分業というのは、税制、通貨、経済の安定性、政治の安定性を加味して、現地生産国の選定や、原材料調達国、販売先国を選定するものだが、これの大きな選択肢である中国が使いづらければ、今のchina+1は中国を窮乏させる形に変わっていく可能性がある。

毛沢東の頃と違って、今の中国人は食べるだけで満足できるものではないのだろう。
時しも大紀元に天安門事件の写真2千枚が“発見”されたなどという記事も出て、ぎゅっと占める袋を緩める経済以外の策も出て、いよいよ一帯一路が踏み絵となる時節が見えて来ているように思う。

『れん合の国の軍は強くとも、心は割れて四ツ五ツ、いつか勝負の果も無く、力は既にイングリス、艮(とどめ)に以太利て雨リカの、フランス跡に地固めの、望みもつきてカイゼルの、甲斐なき終り世の終り、金も兵糧も尽き果てて、互に臍を噛みながら、猶ほ懲りづまに向きを替ヘ、良き支那物を奪はんと、命限りに寄せ来る』(出口王仁三郎の瑞能神歌から引用)

北京西北郊に乾隆帝も愛でたという円明園の破壊された跡が残っていた。北京なのにギリシア風の石造建築が壁は毀たれ石柱は倒されと異様なものだった。これは、1856年のアロー戦争(第二次アヘン戦争)に際して、北京までフランス・イギリス連合軍が侵入、フランス軍が金目のものを全て略奪したのち、イギリス軍が徹底的に破壊したもの。良き支那物が奪われた先行事例。

中国は、昔から人口の多い国だったが、経済大国になったのは最近のことである。ついこの間まで奴隷根性などと自嘲していた。

ところが米英の中核イギリスも、ハント外相の妻が中国人だったり、2019年5月2日ファーウェイ巡る国家安全保障会議の討議内容漏えいで国防相を解任したりとぼろぼろではある。 

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