アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

三毒 心を曇らせるもの

2018-09-03 05:23:21 | 冥想アヴァンギャルド
◎人の頭には穴が空いている

仏教で三毒というのは、貪(むさぼる、欲深)、 瞋(怒り)、癡(迷妄、迷い、疑い)。

これを積善陰徳の功過格風に読むと本筋ではないのだろう。

スワミ・ラーマ(スワミジ)は、以下のように語っているが、これは三毒のことを言っている。

『「神の恩寵はつねにそそいでいるが、一般にいって、人の頭には穴が空いている」スワミジは言った。

「それでなぜ神の恩寵に浴せるだろう?恐れの穴、疑念の穴、憎しみ、怒り、嫉妬、貪欲、欲望、執着の穴をふさいでいくのは、霊性に欠かせぬ修養の一部だ。

あらゆる努力を真摯に行い、完全に力つき、絶望の淵で泣き叫ぶ。この抑えきれぬ叫びこそ、祈りの最上の形だ。献身の扉が開き、忘我の境地へと続く。この忘我の境地が神の恩寵だ。恩寵とは、着実で真塾な努力を重ねて受けとる結実だ。』
(ヒマラヤ聖者最後の教え -伝説のヨガ・マスターの覚醒と解脱 スワミ・ラーマその生と死-下 パンディット・ラジマニ・ティグナイト/著ヒカルランドP172から引用)

三毒が残っているうちには、その先へ進めない。聖者だって怒ることがあるなどと気にしていてはダメなのだ。

これは論理的には矛盾だが、そこがわからないと神の恩寵はないと思う。

ダンテス・ダイジの『恐怖の恵み』というのもそれに類する。

ウォーター・フロントなど低地に住んでいる人は水害に遭いやすいというのは、津波や2018年の一連の西日本大水害で学んだことである。だが、低地に住んでいる人は多く、生産流通などの基幹設備の多くが低地に設置されている。

だが、そのようにいつかひどい目に遭う選択をする人を見ると、悲しくなるものである。

自分を棄ててくれる男性しか選ばない女性。明らかに犯罪であることを犯す人などなど。

イエスではないが、人は自分が何をやっているのかわかっていない人は多いものだ。

そういう人はしばしば三毒で心を曇らせているのだろう。

日々の真摯な努力を。
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