アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

米中の地球温暖化対策批准

2016-09-25 06:55:42 | 時代のおわり
◎南極氷床、グリーンランド氷床、北極海海氷

京都議定書に米国は批准せず、中国は温室効果ガス削減義務がなかった。こうした地球温暖化対策に過去非常に消極的だった両国が、唐突に2016年9月3日、2020年以降の地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」を批准したと共同発表し、気候変動問題で足並みをそろえ、両国の協調を示した。

パリ協定は、先進国だけに温室効果ガス削減を義務付けた一九九七年採択の京都議定書に代わる新たな国際ルール。国別温室効果ガス排出比率は、世界全体を100とすると中国が20.1%、アメリカが17.9%、日本は3.8%、欧州全体でも12.1%。米中で世界の4割を占める。

この時期に、突然両大国が温室効果ガス対策をやることになったのは、事態は危機的になってきたためだと見てよいのではないか。温暖化による海水面上昇の被害は、ツバルやモルディブで著しいが、各国沿岸低地と港湾、島嶼での被害も予想される段階に入って来たのではないか。

気象庁のHPにIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル) 第5次評価報告書が掲載されているが、これによると2100年までに中程度の予測値で世界平均海面水位上昇は、33cm~63cmとされている。ただし、南極氷床の海洋を基 部とする部分の崩壊が始まった場合はこの予測値を超えるなどと不気味なことが書いてある。

またグリーンランド氷床や北極海の海氷の動向も重要であり、JAXA (http://www.eorc.jaxa.jp/earthview/2016/tp160516.html)によると北極圏に位置し、寒冷なグリーンランドでは例年5月下旬から6月上旬に氷床表面の融解が始まるのだが、2016年4月11日、グリーンランド氷床で大規模な表面融解が生じたことを水循環変動観測衛星「しずく」が捉え、異例の早さで融解が生じた可能性が高いと考えられるとしている。

参考:
『1986~2005 年を基準とした、2081~ 2100 年の世界平均海面水位上昇は、諸過程に基づく モデルによる予測の 5~95%の信頼幅で、RCP2.6 シ ナリオで 0.26~0.55 m、RCP4.5 シナリオで 0.32~ 0.63 m、RCP6.0シナリオで0.33~0.63 m、RCP8.5 シナリオで 0.45~0.82 m の範囲となる 可 能性 が 高 い ( 中 程度 の 確信 度 )。RCP8.5については、2100 年まで の上昇量は0.52~0.98 mで2081~2100年の上昇 率は1年当たり8~16 mmとなっている。』
(第13章 海面水位の変化 概要http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar5/ipcc_ar5_wg1_es_chap13_jpn.pdfから引用)

これらを受けて国土交通省がその影響を予測(http://www.mlit.go.jp/common/001048728.pdf)しているが、台風の強大化(強風と高潮)と潮位の上昇がメインであり、港湾施設の損壊、低地、埋立地の水没が懸念されるところである。

ノストラダムス出口王仁三郎もこうしたことは、幻視済、折込み済みであり、こうした異常気象の原因たる人間の心をなんとかしないと止むことはないと見ている。
コメント