アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

面白ければ何をやってもいい?

2016-09-03 05:48:54 | マインド・コントロール
◎テレビに支配される

幼い頃からテレビを繰り返し見て育てば、人はその能天気な世界観の影響を受け、「面白ければ何をやってもいい」という価値観を身に着けて育つ。

テレビの中では、どつき漫才、頭へのたらい落としや熱湯風呂や弱者への口撃までと、さまざまな他人への暴力すら「面白さを盛り上げる」という理由で、やらせだからよいとして許容され、視聴者の無意識の中では、実は「他人への暴力OK」という形で擦り込みが行われる。

そうして人の無意識のうちでは、暴力を暴力だと思わなくなっていく。つまりこうした点も現代人が他人の犯す悪事に対して寛容すぎるという一つの表れなのである。

この兆候は、この傾向・習性をマスメディアなどを利用して国民や社会全体に破壊的、あるいは自滅的な悪いことをさせようと目論む勢力については、とても好都合なものなのである。

こうした傾向は、他人他者に対する尊厳、リスペクトを無視するものである。また、そもそも生きとし生けるものへのデリカシーを喪失した、鈍麻した感性というべきものだが、これも現代社会の地獄的様相を形成している、重要な土壌の一つと見ることができる。

つまり「面白ければ何をやってもいい」というのは、それ自体中有的気分ではあるが、その内実は、片足を地獄の一丁目に踏み込んでいるようなものなのだ。

現代社会を厳しくしているのは、貧困だけではなく、テレビのような生活習慣の中にも立て直すべきものがある。
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