アヴァンギャルド精神世界

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トルーマン大統領とイスラエル

2015-04-15 05:16:21 | 時代のおわり
◎選民思想の裏面

トルーマン大統領といえば、日本人にとっては広島、長崎に人類初の原爆を投下し、世界初の大量殺戮兵器で無辜の民約20万人を死に追いやった人物である。

ところが、彼はイスラエルにおいては英雄扱いされる人物として評価される。

1953年トルーマンが大統領辞任直後、ニューヨークのユダヤ教神学大学を訪問したのだが、そこで彼の親友エディー・ジェイコブソンに「この人はイスラエル国家の創設を助けた人です。」と紹介されると、トルーマンは、いや私は自分のことをユダヤ人を70年間にわたるバビロン捕囚から解放した古代ペルシャのキュロス2世のような者だと自慢したという。(出所:宗教に揺れる国際関係/蓮見博昭/日本評論社P208-209)

キュロス2世は、俗人でありながら、その功績によって、ユダヤ人の聖典である聖書ではほとんど救世主扱いされている。

トルーマンは、ミズーリ州のバプティスト派の家庭に生まれ、生涯熱心に聖書を研究していたとも言われるが、非武装の民間人を、日本人だからといって大量に殺戮してよいという法は聖書にはあるまい。

この辺にユダヤ人を選民とする思想の裏返しとして、他の民族、特に日本人を軽侮する発想が仄見えるのである。

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