アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

相撲は水系であること

2015-03-25 05:24:41 | 時代のおわり
◎現世の成り行きを占うイベント

日本における相撲は、年占の性格を有し、基幹産業であった水耕の結果を占う神事として生きていた。このため、相撲が水の神にからむことは指摘されてきた。

ヨハネは水で洗礼し、後から来たイエスは、火なる霊で洗礼した。伊勢神宮内宮の祭神は、大神たる天照大御神であり、これは窮極の表象であるから火、これに対し外宮は豊受の神であり、現世の表象であるから水。

要するに真剣勝負からは、神意がこぼれ出ることがあり、それを年占として、為政者、大衆が見たのだが、狙いは、宗教者の側でなく、為政者の側のほうだから水となる。

相撲の起源は古く、古事記日本書紀にも登場し、足利時代、織田信長、豊臣秀吉も、大相撲イベントを企画したことが伝えられており、相撲は日本の代表的プロ・スポーツ・エンターテインメントであり続けてきた。

日本書紀の第11代垂仁天皇の時代に、野見宿祢(ノミノスクネ)と当麻蹶速(タイマケハヤ)の天覧相撲が記録されているが、これはキックボクシング風の蹴り合いであって、時代が下がっていつの間にか今のような投げ合いに変化したらしい。

合気道でも、剣道でも、究極にコンタクトできるし、往年の名力士双葉山のように相撲で求道する人もいた。相撲もきっかけにすぎないが、そのきっかけも、縁により起こるからには、大いなる意義を含む。
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