アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

マロリーは二度死ぬ

2010-09-17 06:08:40 | 現代冥想の到達点
◎新たな登山ルート

ジョージ・マロリーは、戦前のイギリスの登山家。1924年6月、マロリーはパートナーのアンドリュー・アーヴィンと、エヴェレストに三度目のチャレンジを行ったが、北東稜の上部、頂上付近で行方不明となった

1999年5月1日、アメリカ人コンラッド・アンカーがマロリーの遺体を、北東稜下の約8230メートルの凹地の傾斜30度のバンドの上で発見した。

マロリーが、ニュージーランド人のヒラリー以前にエベレストに登頂できたかどうかはその後大きな議論となっているが、メスナーは、この遺体発見により、1924年の装備では、第2ステップから頂上を狙うことは無理だったことを根拠として、マロリーーは登頂できなかったと断定している。

これがマロリーの二度目の死である。

今では所定の金さえ準備できれば、ベースキャンプに入り、シェルパを雇い、登山中はガイドの指示に従い、登山ルートは捨てられた酸素ボンベを追っていけば誤ることはない。

高所キャンプではコックの作る食事やドリンクで体力を養って、最高点近くではチタン製の酸素ボンベの世話になれば、戦前には未踏の聖域であったエベレストの頂上にも登れるそうだ。それは困難な登山かもしれないが、もはや不可能な登山ではない。

その結果エベレストは、未知なるフロンティアであることを失った。もはやエベレスト登山は、その本質的な魅力を失ったのである。

今や本当の冒険は、自我が死ぬ先、メディテーションという登山ルートにしか見つかるまい。


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