アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

夢見(トリップ)の特徴

2007-03-14 05:44:20 | ソーマ・ヨーガ(冥想法5)
◎イーグルの贈り物

カスタネダの世界での夢見、つまりトリップは、アストラル体・トリップやエーテル体・トリップなどと分類できるほどに平板なものではない。

古代のシャーマン(呪術師)たちが見た夢見の5つの特徴。

1.彼らは集合点を直接貫くエネルギー糸だけが首尾一貫した知覚を組み立てていることを見た。

2.彼らはたとえちょっとした移動でも、集合点が別の一に移動すると、異なった別のエネルギー糸がそれをとおりはじめ、意識を拘束し、その見慣れぬエネルギー場の集合を安定させて首尾一貫した知覚にすることを見た。

3.彼らは普通の夢の途中で、集合点が容易に自ら輝く卵の中や、表面の別の位置に移動するのを見た。

4.彼らは集合点を輝く卵の外の位置に大きく動かすことができるのを見た。

そして五つめに、彼らは、鍛練によって睡眠と普通の夢の途中で集合点の整然とした移動を行い、発展させることが可能だということを見た。』
(夢見の技法/カルロス・カスタネダ/二見書房から引用)

首尾一貫した知覚とは、まず正気であること。一つの体系を為すような一貫した知覚とは、神から末端の人までの体系が美しく形作られていることであるから、一つの見性のレベルであることが要求されるように思う。

肉体人間というフツーの人間の知覚の仕方は、右肩甲骨の後ろに集合点がある場合に起こる。ところが集合点は、この位置からずれることがあるけれど、宇宙を貫いて、おそらくは中心太陽(霊界太陽)まで貫くクンダリーニのエネルギー・コード(糸)は、集合点を通過することによって、正気であることと体系的な世界知覚であることを失わない。

要するにこの世ならぬ世界に放り込まれても、クンダリーニのエネルギーコードによって神とのつながりを維持し続けるので、正気でいられるだろうってことである。

最後の集合点の整然とした移動とは、修行者の意志による意図的な集合点の移動が可能であるくらいの意味だろう。

集合点が右肩甲骨の後ろからずれた瞬間に、常識的な社会生活からは放り出されることになるので、金、力、名誉、異性の愛などの世俗的な欲望実現の魅力は、たちまちにして色あせてしまうことになると思う。

だからといって、そうした世界は,無条件に素晴らしい肯定的世界ではなく、自分は相変わらず、個にして孤立無援な存在として立ち回るが、我が日常世界を超えたリアリティある世界に生きることもできるという可能性を披瀝してくれてはいる。

また彼らは戦士として、個の世界に生きる悲哀と、その対照としてイーグル(神)の恵みにより生かされているという圧倒的なありがたみも、感じている。シンプルだが一つの正統的なライフ・スタイルであることを、この生き方から感じることができる。


    1日1善。1日1クリ。

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