アヴァンギャルド精神世界

冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。

ネコノミクス宣言

2019-06-18 03:50:41 | 時代のおわり
◎闇路に闇路を踏みそえて

ネコノミクス宣言は、猫好きによる猫好きのための猫好き本ではない。
昔から不思議だ、どうなっているんだろうと疑問を持っていたことが、大体わかるような内容の本であった。アングラ・マネーの流れと共にその売買対象は、人身売買、臓器売買、麻薬、兵器などまさに何でもありの世界であり、決済方法として仮想通貨も出て来て、他方パナマ文書みたいにモノと金の流通が俯瞰できるものが登場してきており、事実は小説よりも奇なりと言うが、現実の世界は、地獄も地獄、阿鼻叫喚みたいなことが行われているのがこの21世紀だと目からうろこを落としてもらった思いである。

アングラ・マネーの世界では、マフィアが要所要所で介在し、さらにいわゆる決済・トラブルのケツモチや後ろ盾あるいは、プレイヤーは国家そのものだったりする。

この問題のある売買対象物と決済手段が混然一体となって、「一つながり」のものになっているのは皮肉なことである。

それと、ユーロマネーを中心とする国際金融市場はそれ自体が、タックス・ヘイブンのようなものだが、英領にはかつて香港があり、バージン諸島があるようにアメリカには、デラウェア州があり、パナマがありと、タックス・ヘイブンのようものは、世界に散在している。スイスは一見守秘義務に守られた固い国だが実は緩いとか、国際政治の綾の中で、マスコミ報道とか社会常識とされるフェイク知識を越えた現実が、真の現実なのだと改めて感じさせられた。

テクノロジーはそれを用いる者の善悪は問わない。GAFA(Google,Apple,facebook,Amazon)の問題は、こうしたあらゆる問題の集大成でもあるとも感じられる。

アングラ・マネーとは、脱税資金のことだが、日本では、どうしても反社会の方に目が行きがちだが、反社会でなくても堅気の脱税も本来アングラ・マネー。

国際的なモノの移動は、合法的に移動させねばならないが、国際的に信用されている組織がアングラのモノを移動させているという話も書いてあった。事実とすれば、OSHOバグワンが、マザー・テレサのことを唐突に批判していたのだが、その辺の情報を知っていたのかもしれない。

こういう本が出てきて全貌がわかるようになるということは一連のそうした体系は終わりだということでもある。

中国、北朝鮮の人権状況はひどいと聞くが、南インド、カンボジア、フランスの状況はもっと怖いとは恐れ入った。

闇路に闇路を踏みそえて いつか生死を離るべき(白隠禅師坐禅和讃)

『白狐。
所詮、おまえの神通力も、
愛の代用品に過ぎない。

そして、
いかなる愛も愛情も不安な灰色と化した時、
ホワイト・フォックス 
おまえに一体、
何ができよう。

快適で豊富なる暮らしの神。
聖なるマンモン。
白狐。

もう、
おれは、
おまえについて、
どんな判断もしやしない!』
(ダンテス・ダイジの老子狂言から引用)
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華僑の多い国とほとんどいない国

2019-06-12 05:33:20 | 時代のおわり
◎非華僑系国家

蘇秦と張儀の合従連衡よろしく、中国とアメリカで中国周辺国の取り込み合戦が続いている。特に東南アジア諸国では、華僑が国を牛耳っているケースが多い。フィリピンのアキノ家、タイのチャロンポカパンの謝家、シンガポールの李家など。
そしてフィリピン、シンガポール、インドネシアなど華僑が国の要人であるような場合には、中国訪問時に華僑の先祖の中国内の故郷を訪問し、華僑と中共は、同根であることを示して、中国との友好のパフォーマンスとすることがある。
これに対して、華僑がそれほど国の政治経済を左右していない場合には、先祖が炎帝神農、黄帝であることを殊更に強調するシーンはないが、そうした非華僑圏国家が、日本、韓国、北朝鮮、モンゴルである。

2018年12月20日、韓国軍が自衛隊の哨戒機に向けて射撃統制レーダーを照射した事件が起こったが、これをして『韓国軍は日本を攻撃する準備をしている』と見る人も出て来ているのには驚いた。
韓国の歴史では、華僑が少ないのに、常に中国に付くか付かないかで揺れるが、既に揺れたのだろうか。

将来日本人が走る時、行く先はモンゴルだろうと言われるが、非華僑系のモンゴルであるのは、故なきことではないと思う。恭喜発財では、侘びさびは育たないからである。

さて日本にも在外日系人の多い国があり、ブラジル、ペルー、アメリカであり、アメリカはつい先日まで大統領継承順位第3位のダニエル・イノウエがいたほどの別格の国であった。20世紀の日本でも、真田家が徳川方と豊臣方に分かれた悲劇と似たような史実があったとみることもできる。
それらは元をたどれば戦前の日本の拓殖植民政策の結果であり、満州移民はあのようなことになり、結果は悲喜こもごもではある。
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丸山穂高衆院議員を衆議院全体で吊るし上げ

2019-06-06 05:12:45 | 時代のおわり
◎言論弾圧の予感

日本は言論の自由な国であって、国会議員も言論の自由を認められている。

今般丸山穂高衆院議員が、戦争による北方四島奪還発言をしたことについての吊し上げは、当初は、自民党は与しないみたいだったが、与党も吊し上げに参加し、糾弾決議案が出され、衆議院は戦前の大政翼賛会みたいな状況になってしまった。

ここでは、発言の内容については、踏み込まないが、与野党挙げて言葉を狩る行為が、将来の言論統制、言論弾圧の前駆症状になっていることを指摘する。

他国を戦場とする戦争への参加は、湾岸戦争以降、資金だけとかPKOだけとか徐々に敷居を下げられてきている。今後日本あるいは、日本周辺有事となり、仮に朝鮮動乱みたいなことがまた起きれば、日本は同盟国の要請により戦争協力せざるをえなくなるようなことがあり得るのではないかとも想像される。

そうなれば、現状のような事大主義的でポピュリズムな議会は、今度は逆に戦争遂行に反対する言論を取り締まる方向に一斉に動くだろうことが容易に予想される。

この予想は、図らずも丸山穂高衆院議員の事件で当たりそうなことがわかってしまった。この事件は、海外でも日本でも今後の世論形成の一つの分水嶺として、記憶されるのではないか。

出口王仁三郎は、70年前にそういう日のあることを予想しており、日本がもう一度軍人政権のあることをも予想している。今は、そんなことは誰もが悪い冗談としか思わないのだが。

平和、平和と言っているうちに亡国となった国はあるものだ。
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人間(じんかん)至るところ外国人あり

2019-05-21 06:22:06 | 時代のおわり
◎聖なる空間と貧困大国

コンビニの店員でもスーパーの店員でも軽食屋の店員でも、建設労働の場でも外国人を見ることの方が多い。朝の通勤電車では、中国人、朝鮮人は言うまでもなく、東南アジア系、中東系、場所によってはブラジル系などいくらでも出会うようになっている。

日本の亡国の相については、過去書いているが、このような外国人の跋扈跳梁については、日本人の魂が日本に再生してくることを避けているという傾向を抜きにしては語れない。

外国人の増加については、聖書の「荒らす憎むべき者が、聖なる所に立つのを見たならば云々」を思い浮かべる人も多いと思う。

外国人観光客という日本の寺社信仰的に白でも黒でもない人が大勢押し寄せれば、当然に寺社なる地のパワースポットのパワーは減衰する。本来そのパワーはその地に縁ある善男善女によって維持継承されるべきものだからである。

聖なる空間は、そうした氏子、檀家などによる祭儀、奉斎を通じて何百年何千年と継承されるものだが、そうした空間に異教徒が多数入り込めば聖なるバイブレーションも乱れようというもの。

金もうけのために外国人観光客を招請し、生活水準の維持のために外国人労働者を入れるのは、このように日本の聖なる空間を滅ぼす遠因になっていくのだろうと思う。

聖なる空間とは、世界の中心であり、今ここであるが、最初から世界の中心は寺社仏閣ではないと心得ている人は極めて少数であり、世界の中心は、教育、文化環境で育てられていくのが主流である。

聖なる空間に対して聖なる時間がある。聖なる時間は、時刻に影響されない時間のことだから、日の出であり、正午であり、永遠であり、今ここしかない今のことである。そこから展開する創造、発展、衰退、消滅、再生のサイクルもそこから流れ出す。
聖者覚者の蹤跡には、そうした聖なる時間の香気が残っているものだ。

日本は、戦後長く国民が「飯が食える」時代を享受してきたが、かつての経済大国はいまや貧困大国となり、「飯が食えない」時代も近いのだろう。実のところ今後貧困大国を見に来る外国人も多くはなかろうと思う。
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中国の保有核弾頭数

2019-05-14 05:27:47 | 時代のおわり
◎米中の長かった蜜月

中国の保有核弾頭数は、長く200発台とされていて、少なすぎる理由は、隣国日本の軍事力強化を懸念して少なく抑えているのでは、ないかと言われてきた。

ところが、米ロの保有核弾頭はそれぞれ7千発だが、中国も地下核施設にそれに匹敵する核弾頭を保有しているのではないかという情報がネットで捜しあたるようになってきた。

2015.03.29 07:00  NEWSポストセブンhttps://www.news-postseven.com/archives/20150329_312717.htmlによれば(抜粋)、
『元米国防総省(ペンタゴン)の元高官で、ジョージタウン大教授のフィリップ・カーバー氏らの研究グループが2013年に米連邦議会の公聴会で、中国の核兵器貯蔵のための秘密の地下基地について証言。
 カーバー氏らは2008年5月の四川大地震で、白い防護服を着た中国人民解放軍の核技術者数千名が被災地に動員されたことや、被災地の地表の陥没状況などから、大規模なトンネルが存在し軍事秘密基地が建設されていることに気づいたという。これを裏付けるように、中国国防省機関紙「中国国防報」が翌2009年、戦略ミサイル部隊が中国北部の山岳地帯の地下で、核兵器を貯蔵する「大規模なトンネルを複数の地域で建設中」と報じていた。

 ただ、カーバー氏らはこれらの地下核基地の全長は総延長5000kmで、そこに3000発以上の核兵器を隠匿していると予測していた。ところが、雑誌争鳴の報道によれば、中国人民解放軍が核兵器を貯蔵、運搬するための秘密の地下核兵器基地を建設しており、北京と地方10省の基地を結ぶ全長で9600kmのもの。計算上は、少なくとも3000発の2倍の6000発の核兵器を隠していることも推測される。これは2019年の完成を目指している由。』

このタイミングで発生した米中貿易摩擦。は21世紀の覇権そのものであるから、アメリカも大きくデザインした対中国戦略で締め上げ始めたが、「核を使ってもよいと考える共産主義大国」が、これまでの抑制的な核利用のエチケットを守るかどうかはわからないところがある。

共産党政権がどのような形で終わるのかどうかというのが、大きく影響するだろう。アメリカは、共産中国成立以前から国民党も合わせて支援してきており、中国のことを準友邦と戦後70年考えてきたのだろう。その中国についての見誤りの代償は小さなものではないのではないか。
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米中貿易戦争とラスト共産主義国

2019-05-12 06:38:07 | 時代のおわり
◎良き支那物を奪はんと

中国人は個人主義であって、国として到底一致団結などということはできないので、政治思想を含めた個人情報監視によってこれを引き締める。たとえばザクザクとした砂のようなものは、固めて一団とはできないが、強い袋に入れて縛っておけば、その力によって固まっている。これが中国人と中国統治の歴史的基本。いわば人権を迫害することでまとまるのだ。

今般の米中貿易戦争で、図らずも中国は柔らかい下腹部を露呈することになるのだろう。中国は、人口が多くそこそこの経済力もあるが、石油などの天然資源は、十分とはいえず、外国から原材料を輸入して、加工して出すという加工貿易が主流であるところは日本と相似形である。

国際分業というのは、税制、通貨、経済の安定性、政治の安定性を加味して、現地生産国の選定や、原材料調達国、販売先国を選定するものだが、これの大きな選択肢である中国が使いづらければ、今のchina+1は中国を窮乏させる形に変わっていく可能性がある。

毛沢東の頃と違って、今の中国人は食べるだけで満足できるものではないのだろう。
時しも大紀元に天安門事件の写真2千枚が“発見”されたなどという記事も出て、ぎゅっと占める袋を緩める経済以外の策も出て、いよいよ一帯一路が踏み絵となる時節が見えて来ているように思う。

『れん合の国の軍は強くとも、心は割れて四ツ五ツ、いつか勝負の果も無く、力は既にイングリス、艮(とどめ)に以太利て雨リカの、フランス跡に地固めの、望みもつきてカイゼルの、甲斐なき終り世の終り、金も兵糧も尽き果てて、互に臍を噛みながら、猶ほ懲りづまに向きを替ヘ、良き支那物を奪はんと、命限りに寄せ来る』(出口王仁三郎の瑞能神歌から引用)

北京西北郊に乾隆帝も愛でたという円明園の破壊された跡が残っていた。北京なのにギリシア風の石造建築が壁は毀たれ石柱は倒されと異様なものだった。これは、1856年のアロー戦争(第二次アヘン戦争)に際して、北京までフランス・イギリス連合軍が侵入、フランス軍が金目のものを全て略奪したのち、イギリス軍が徹底的に破壊したもの。良き支那物が奪われた先行事例。

中国は、昔から人口の多い国だったが、経済大国になったのは最近のことである。ついこの間まで奴隷根性などと自嘲していた。

ところが米英の中核イギリスも、ハント外相の妻が中国人だったり、2019年5月2日ファーウェイ巡る国家安全保障会議の討議内容漏えいで国防相を解任したりとぼろぼろではある。 

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令和天皇

2019-05-01 05:46:26 | 時代のおわり
◎天皇は御名はない

『明治天皇・・・・天皇と申し上げるのはおくり名であって時代のことである。天皇は御名はないのである。』
(新月の光(下巻)/木庭次守編/八幡書店P93から引用)
これは出口王仁三郎の言。

OSHOバグワンが、よく「人間は中空の竹である」と言う。これは、古事記の上筒男、中筒男、底筒男と同じ。日本を一つの人間と見立てれば、天皇陛下というのは、そういう類のものなのではないだろうか。万世一系というのは、それでもって初めて成立するのだと思う。

先月大火災となったパリのノートルダム大聖堂には、フルカネリもダヴィンチ・コード・ファンも注目する彫刻がいくつもあった。西正面の「知恵の座につくマリア」、「最後の審判で天の玉座につくイエス」など。これらは焼け残ったのかもしれないが、いつかは浸食などで朽ちる。

彫刻も絵画も建築も永遠に残るものはなく、当代のベストセラー図書も数百年後には佚書となる。言葉も2百年もたてば全く変わってしまう。

そういう点で、万世一系の天皇というものは誠に人智を超えたものであると思う。
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最近地震が多い

2019-04-26 03:44:04 | 時代のおわり
◎強欲と気晴らし

日本は、神国。天神地祇の恩寵は、津々浦々まで行き渡っているが、財産や名誉への強欲があたり前となり、つまらぬ快楽を貪ることなどで人の神を忘れる程度がひどくなると神からの報いがあるもの。あまりその程度があまりひどくない場合は、人震。それで収まりがつかない場合は、地震。

《最近の地震:マグニチュード6以上のみ》
1.4月23日にフィリピンでM6.4。
2.4月22日、フィリピンのルソン島でM6.1。
3.4月18日、台湾東部でM6.1。
4.4月12日インドネシアのスラウェシ島付近でM6.8。
5.4月11日の17:18に三陸沖でM6.0。

ところが、一般的な感覚はそうではない。財産や名誉への強欲は、自己実現における当然の方向性であり、自分が挙げた成果を隠さず他人に披歴したり、その利益・名誉のためには人を騙したり陥れたりするのが通常であるとされるハイソでセレブな感覚。
スマホやモバゲーでつまらぬ快楽を貪ることは、文明の利器の活用によるリラクセーションと手軽な気晴らし。

ことほど左様に、「財産や名誉への強欲があたり前となり、つまらぬ快楽を貪ることで罰があたる」という感覚は、極々少数派の感覚なのだろう。

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NGT48山口真帆さんが卒業宣言

2019-04-22 05:21:36 | 時代のおわり
◎青森の女

NGT48から被害者である山口真帆さんが卒業宣言したが、会社から彼女が会社を攻撃する加害者だとまで言われていることを明かし、それがNHKのトップニュースに並ぶほどの扱いになっている。

疑似恋愛を男を釣る餌にする商売は昔から尽きないものだが、それをショービジネスにした場合、舞台裏はこうなってしまうのだということがわかる事件となった。

実業の世界では、大組織であればあるほど、人のローテーションや給料の配分は、業績、挙績、あるいは年功序列で行われる。これが虚業芸能界になると永世お山の大将が至るところに君臨し、取り分をほぼ独り占めし決して民主的、公平になど分配はされないし、そういうところにまた反社会勢力やスキャンダル専門マスコミがつけこんでくる部分があるのだろうと想像される。

さはさりながら、合法的奇麗事だけでは現実は回らないということもあり、唐人お吉の昔から外交面などで女性の必要が必ずあったもの。昔フォード大統領が京都にいった時に接待する芸妓さんのインタビュー(怖くないって言われました、みたいな)をやっていたが、よくインタビューするものだくらいに思ったものだ。

カリフォルニアの映画産業では、役者などのユニオンがよく整備されていると聞くが、映画がビッグビジネスであるが故に歴史的に整備せざるを得なかったところがあるのだろうと思う。

やくざ映画ばかり作っていた日本の映画産業はいつのまにか衰退し、インディはできるが、資金調達には大変苦労しているらしい。

実業の頂点は、昔も今も世界的には軍需産業であることは変わりなく、そのテクノロジーが民生に時々こぼれてくる。虚業サイドは、暗幕の裏を明かさないことで命脈を保っているが、それも賞味期限切れは近いのかもしれない。

山口真帆さんも青森の女、ダンテス・ダイジの奥さんも青森の女というところは、日本の辺境から来た女ということで注目される。歴史学者トインビーは、文明の変革は必ず辺境から起こるとしている。
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第二次世界大戦の構図と次

2019-04-20 06:01:31 | 時代のおわり
◎ナチスドイツと出口王仁三郎

第二次世界大戦の構図を見ると、フリーメーソン対アンチ・フリーメソンという構図がまずある。連合国側がフリーメーソンで、枢軸国側がアンチ・フリーメソン。

ヒトラーのブレインの一人だったカール・ハウスホーファーは、グルジェフの弟子にして日本の研究者。この時代のドイツは、霊的パワーを個人の覚醒に用いるのではなく、結果的にフリーメソンを撃退するという方向に集中的に動いた。

当時霊的パワーが国家的に機能しているという点では、チベットと日本だったのだろうが、日本は明治維新の開国で、既にほぼフリーメソン陣営に組み込まれ、一方チベットは鎖国のままながら、物質文明的には非常に遅れた状態であって、そのままでは、欧州のどちらの陣営でも使いものにはならなかったのだろうが、結果的にナチス・ドイツが、ハーケン・クロイツを始め様々なテクニックをつまみ食いしたに終った。

戦後、チベットは、中国による大虐殺とチベット密教寺院、僧尼の殺害を蒙り亡国となった。現代日本もチベット亡国前夜に似ていることは既に指摘したし、その後のモンゴルへの展開も暗示されている。

出口王仁三郎は、同時代人でありながら、意図的にナチスとの連携を避けていたのではないかと思われる。アジアでは、中国の紅卍会、朝鮮の神人姜甑山と親密であり、オカルティズム・シーンでは、慎重に本物と偽物を区分しながら世界展開を図っていたにもかかわらず、ナチス・ドイツとは結ばなかった。

現在からみれば、三国軍事同盟により日本が枢軸国側についたのが敗戦の分水嶺だったのだが、あれだけ軍と親密だった出口王仁三郎は、昭和10年12月の段階で早々に収監され、その後日本がアンチ・フリーメーソン方向に動いて敗戦の道を辿ることに何の関与もしなかった。このことについては、出口王仁三郎自身が収監終了後に「(戦争に関与しなかったことで)結果的に教団を守ることができた」などと述懐している。

出口王仁三郎は、もともと親ユダヤであったが、昭和神聖会にあっては、なぜか反転してアンチ・フリーメーソンを掲げ大いに活動したが、それが第二次大本事件による収監につながったらしい。

第二次世界大戦は悪魔と悪魔の戦い、次は神対悪魔(学と知恵)の戦いだが、これは人間の限界を見せ、人間の最も見たくないものを見せることになるのだろうから、人間の感受性のキャパと深度、高さが試されることになるのだろうと思う。

ユダヤは大悪に見せて大善をやるとは、彼の言である。
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寺社炎上

2019-04-17 05:26:06 | 時代のおわり
◎道統を継承するのは人

ノートルダム寺院炎上の映像の向こう側にサクレクール大聖堂が映っており、イスラム移民、無神論などいろいろあるとはいえ、フランスは、流石のカトリック大国である。

日本は宗教大国であるがゆえに伽藍の破壊炎上は始終起きている。近年で最大であったものは、明治維新の廃仏毀釈
火災で炎上したものは、最近では、法隆寺、金閣寺が挙げられているが、靖国神社を外人が放火に来たりと物騒な時代ではある。

10世紀の高野山炎上では、高野山上に住む僧が一人もいなくなったという。

治承4年(1180年)、平家による南都焼き討ちで東大寺大仏炎上。
永禄10年(1567年)、東大寺大仏炎上。

その他兵火で寺社が焼かれるものは、応仁の乱、戦国時代を含めて無数。

昭和二十年四月十四日、伊勢神宮外宮神域、五カ所六発の爆弾投下さる。
昭和二十年七月二十八日夜半より翌朝にかけ皇居が大空襲を受け、宮城内に投下された焼夷弾は八百五十発。

このように寺社破壊に聖域はない。パワー・スポットはあるものだが、見る目のない人が大勢押し寄せたからといってそこがパワー・スポットとは限らない。

わが内なるパワー・スポットを巡礼する時代になって久しく、自分の外を拝みたい者には築山でも作って上げましょうなどとからかわれるものである。

道統を継承するのは歴代教祖とは限らないが、人であることは間違いない。

ただこうした寺社炎上を前兆と捉えるレベルもある。
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ノートルダム大聖堂で大火災

2019-04-16 05:31:49 | 時代のおわり
◎自分の内側が火災になっていないか

着工850年を経たパリ、ノートルダム大聖堂で大火災。二度の世界大戦を経ながら、更に無神論者がその戦争に参加しながら、戦場となったドイツ、フランスなどで各地の大聖堂だけは攻撃、破壊しなかったのは、聖遺物崇拝の強烈さに通底するある意識を感じさせられる。

その点で同じ個人主義の国ながら中国の宗教破壊は徹底的で、焚書坑儒から文化大革命、そして来るであろうブロック・チェーンによる個々人の思想・生活までの管理による無宗教の徹底まで、伽藍破壊、僧尼の還俗は勿論、個人の雑念まで抹消してしまおうという勢いであるのとは対照的である。

欧州は、心を外から叩いて、窮極に至らせるというメソッドについて共通理解があるが、中国では、目先の生活が厳しすぎるせいか、心を外から叩くばかりで、心理ストレスの出口を設けないかに見える。

軍事技術でも、攻城戦などで完璧に包囲しても場内からの脱出ルートを1か所は作っておくのは、戦争が終わった時のことを考えてのことである。締め上げるのは一時だが、その後の平時の方が長い。難治となる。

凝集した大衆の心理パワーの方向付けというのは、常に為政者の関心事であって、洗脳は3年たつと消えるの法則を踏まえ大衆には繰り返し洗脳していく。しかしその洗脳にも賞味期限があって、期限切れとなれば、易姓革命が起こる。ブロックチェーン(NHKのBS1スペシャル「アメリカVS.中国“情報・金融・ハイテク覇権”に挑む中国」2019年4月7日を見ました)による更なる国民生活管理は、その賞味期限を自ら短くしている行為に見える。

20世紀以降ナチスの宣伝や孫子の兵法は世界的に研究され、その成果の一つが特殊詐欺だといえるまで、人間の精神科学の悪用は極まった。

どんなすばらしいテクノロジーでもそれを用いたり研究したりしている自分自身が善なのか悪なのかわからないままに生きている人が多いのではないか。

毎日の電車の中では、地獄的なヴァーチャル・リアリティであるスマホを覗き込み地獄的センスを繰り返し味わう人々の多いことよ。

あいにく、こうした日常生活のペースは世界的に均質化されていることを海外ニュースで見ることができる。コンビニもスマホもそっくりだ。

こうしてノートルダム大聖堂で大火災が起き、人は自分の内側が火災になっていないかとちょっと気にしてみる。
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天皇の世界統一

2019-04-06 06:17:36 | 時代のおわり
◎神示の世界経綸

出口王仁三郎全集第六巻(国会図書館デジタルアーカイブからダウンロードできる)は、入蒙記が含まれているが、この付録として「神示の世界経綸」という文書が含まれている。世界経綸といえば、内政、外交、軍事にわたる政治方針なので、単なる出口王仁三郎の政見の一つであるかのように思われてきたのではないだろうか。

今改めて、「神示の世界経綸」を読んでみると、これは政治面での所信表明などではなく、大峠を経た後の新世界における政治体制の予言書であるとわかる。

「神示の世界経綸」では、いきなり天皇が世界統一して云々ということが書かれてある。ところが、今この天皇は象徴であって政治的実権なく、かつまた国防の実権をアメリカに握られているこの時代に、これは寝言を言っているのかと思わされる部分である。

だが、古事記に天皇による世界統一が記載されているが、昭和初期、戦前の日本でそんなことを主張すると外交方面に問題があるので、出口王仁三郎としては詳述しないなどという忖度が書かれている。彼は、世界平和実現後において、天皇による世界統一は既定路線だと予言しているのだ。

象徴天皇から、天皇親政へのターニング・ポイントは、現行の軍事的実権国である、米ロ中が日本を支持することや、就中天皇陛下にヘゲモニーを認めるという大転換がなければ、それは起こらない。この構想は、今現在は全くの夢想にすぎない。

だが、それを暗示する謎もある。東京で仕組を駿河美濃尾張。そして東京での世界を取ろうとする仕組は二度あるというのもある。

よく冥想してみるべきだろう。
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大祓と大洪水-2

2019-04-05 05:22:19 | 時代のおわり
◎霊界物語の大洪水

霊界物語では、第六巻第三篇大峠の中の2章が大洪水に当てられている。

大洪水そのものは、禽獣、鳥類が、発生直前に一斉に山を目指して逃げるのに気づいた人間が、真っ先に山に逃げ、事前に大洪水があるのを予知した人間は、船を用意する。うち何百隻かが山の麓にたどりついて生き延びるのだが、サブマリンみたいな目無堅間の船でないとだめというようなことが書いてある。

そもそも大洪水は、霊界の太陽が、霊界高山の氷を溶かし、その水が地球に流れ込んできたものという霊界的説明であり、現界と霊界をチャンポンにした説明である。

大洪水の最中は、グルグル回るが上部の床がすべりやすい巨大黄金橋に乗ることができれば、洪水から助かるとか、銅橋から出る金属製の救ひの鈎につかまれば助かるなどと書いてはいるが、こうした大洪水と救命の描写の陰に隠れて、人間がいかに悟っていくかの道筋を小出しに織り込んでいる。

目無堅間の船などは、その最たるものだと思うし、大物神霊である野立彦神、野立姫神が天教山火口に飛び込むなどもその真意をよく冥想せねばならないと思う。

ある一定の意識レベルに達して、将来の大洪水シーンを幻視して、どこにどのように行けば助かるか、自分の財産、地位、名誉、権力をどう保全するかを考えるのではなく、自分が新たな神の時代、住民全員が神を知っている時代に生き残る資格を持っているかどうかを思うべきだと思う。

霊界物語第六巻の第三篇大峠は次のような構成になっており、第四篇立花の小戸に続く。単純な世界的大洪水の惨状と人類の救済状況とその後の新世界を描いているわけでなく、古神道の行法でどう悟るかを現界と神秘生理学ないまぜにした描写で、クンダリーニ・ヨーガ系求道者にヒントを与えていると思う。


第三篇 大峠
第一五章 大洪水(一)
第一六章 大洪水(二)
第一七章 極仁極徳
第一八章 天の瓊矛

第四篇 立花の小戸
第一九章 祓戸四柱
第二〇章 善悪不測
第二一章 真木柱
第二二章 神業無辺
第二三章 諸教同根
第二四章 富士鳴戸
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大祓と大洪水-1

2019-04-04 05:04:54 | 時代のおわり
◎古事記仲哀天皇の段

古事記仲哀天皇の段で、これから熊曽の国を撃とうとしている前に、建内宿祢大臣は、神功皇后に神託を請うた。

すると神功皇后に懸いた神は、「金銀本位制度で、享楽的な西の国を帰順させようと思う」とお告げになった。

すると仲哀天皇は、「高い所に登って西の方を見れば、国土は見えず、ただ大きな海があります。」と述べ、神功皇后に懸いた神は嘘を言っていると思い込んで、琴を押しやって黙っていた。

すると神がこのような仲哀天皇のことを怒って最後に崩御に追い込むシーンに続く。

西の国が大海になるというのが、見間違いでなく、大洪水のことであるとは、思いもしなかった。

洪水になると屋根に上がった人が下に降りられなくなるのは、洪水災害シーンで時々目にする。

出口王仁三郎のつぶやき集に『大祓になったら大変なことになる。屋根の上にあるものは下に降りられぬ時が来る』
(新月の光/下巻/木庭次守編P146から引用)とは、この西の大海のことを言っていたのか。
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