ハードボイルドで行こう!

本人はハードボイルドじゃないんですけどね。憧れってところですかね。

2009 J1:第6節 浦和 vs 京都 『浦和は踊る、そして進む』

2009-04-19 | 浦和レッズ

ユース出身選手が二人先発スタメンに並ぶという記念すべきゲーム。
この日、新しい浦和を象徴する出来事があり、浦和の歴史に刻まれました。

選手達がピッチに出る直前、知り合いの選手達と言葉を交わし、
健闘を誓い合う場面がオーロラビジョンに映し出されます。
そこで、所在なさげに後ろの方で小さくなってる少年が二人。
それが彼と彼です。

そんな彼らはピッチへ出ると、ここが僕達の居場所だと言わんばかり、
縦横無尽に躍動し続けます。

前節、初ゴールを決めた元気は、精度の高いシュートを浴びせ続け、
胸トラップからの浮き球をダレクトボレーでスタジアムを沸かせます。

直輝は、無尽蔵のスタミナを持ったテクニシャンとして至る所に出現し、
ボールを引き出しては散らし、鋭い突破やスルーパスまで披露し、
果ては鋭く粘り強い守備もみせ、この日のチームの中心として君臨します。

もうね、二人ともチームにとって欠かせない欠片になってますよ。
彼らがいるから、今の運動量が多くボールを繋げるサッカーが実現できる。
未来の浦和は明るい希望に満ち溢れてますね。

そんな少年達に負けず、ベテラン選手も輝いてましたね。

「クンッ」って加速する音が聞こえてきそうな出足の坪井のパスカット。
忘れた頃にやってくる山田(古)の駆け上がりと安定した守備。
ポンテの芸術的なボールキープとラストパス。

忘れてはいけないのは、エジの変身。
あれだけ足元がヘタクソなブラジル人助っ人は見たことがないですけど、
それを補って余りある献身的なプレーにはグッとくるものがあります。

それでもまだまだ変化の途上。
これからうまくいかない、通用しないことが出てくるんでしょう。
でも信じることができますね、明るい未来を。
次も期待してますよ。



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