今日の礼拝
そして、彼らが出て行くと、シモンというクレネ人を見つけたので、
彼らは、この人にイエスの十字架を、むりやりに背負わせた。
ゴルゴタという所(「どくろ」と言われている場所)に来てから、
彼らはイエスに、苦みを混ぜたぶどう酒を飲ませようとした。
イエスはそれをなめただけで、飲もうとはされなかった。
こうして、イエスを十字架につけてから、彼らはくじを引いて、
イエスの着物を分け、そこにすわって、イエスの見張りをした。
また、イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである」と
書いた罪状書きを掲げた。そのとき、イエスといっしょに、
ふたりの強盗が、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけられた。
道を行く人々は、頭を振りながらイエスをののしって、言った。
「神殿を打ちこわして三日で建てる人よ。もし、神の子なら、
自分を救ってみろ。十字架から降りて来い。」
同じように、祭司長たちも律法学者、長老たちといっしょになって、
イエスをあざけって言った。
「彼は他人を救ったが、自分は救えない。イスラエルの王だ。
今、十字架から降りてもらおうか。そうしたら、われわれは信じるから。
彼は神により頼んでいる。もし神のお気に入りなら、
いま救っていただくがいい。『わたしは神の子だ』と
言っているのだから。」
イエスといっしょに十字架につけられた強盗どもも、同じように
イエスをののしった。
(マタイ27:32~44)