3.11 曾有の東日本大震災から7年、先週は様々な特集番組がありました。
家族が亡くなり心の傷が癒えない人々、今なお仮設住宅で暮らしている2万弱の方々。東北に生まれたものとして、東京オリンピックや様々な新しい事柄で、風化しないようにと思います。
NHKのドキュメンタリーで印象に残る番組がありました。震災当時小学生だった子供達が7年後、どんな道を選び進もうとしているか。ある男の子は両親を津波で亡くし、暫くうつ状態になり生活が荒れたが、高校生になり自分も祖父と同じ漁師になると決め漁船に乗り始めた。ある女の子は友人や祖父母を亡くし、また復興が進む街並みに津波の前の町が地域の繋がりがありどんな佇まいのところだったか伝えたいと教師になる大学を選び学んでいる。福島の原発避難地域の男の子は、5年におよぶ仮設での生活を出て、ボランティアできたフットサル選手に教わり、自分もフットサルプレーヤーになりたいと県内トップのチームに参加し練習を重ねている。
辛いことだけじゃなく、子供達は前を向いてすすんでいるだなと頼もしく思いました。