2008年9月に購入したBuffaloの地上デジチューナーDT-H30/U2をデスクトップPCに搭載して、ずっと問題なく使っていたのですが、去年の9月にグラフィックボードが故障して以来、グラボ無しでオンボードのグラフィック機能でそのまま使っていました。解像度がDVD画質に落ちましたがそう気になるほど粗くなかったので、ここしばらくはそのまま使っていて問題はなかったのですが、最近、なぜかフリーズが多くなってきました。
このチューナーは、Pcast TVという付属の録画・再生ソフトを使ってテレビ番組を視聴・録画しているのですが、現在はバージョンアップを繰り返してwindows7まで対応していますが、私はXPで使っています。
しかし、さすがにこのままこのチューナーやPCをお蔵入りさせるのは、いくら何でも勿体無いな・・・と私は、思い出したように俄然この不具合を直す方法を必死に研究し始めたのであります。解決策の1番目が画面解像度を1600×900から1200×768に落とすことでした。そうすればメモリ消費が抑えられて動作がキビキビとすると考えたのです。同様の理由から、第2番目の解決策として色数を32ビット色から16ビット色に落とす事を思いつきました。しかし、いずれの方法でも、何の効果もありませんでしたので、フリーズが止まりませんでした。
こういう失敗は、過去に何回も味わっていましたから、もう慣れっこになってしまっていてショックというほどでも無かったのですが、ただ、「自分が自作した地デジチューナー付きのPCなのにテレビ視聴・録画がまともに出来ないのか・・・」という悔しさだけが残っていましたから、ずっと「このことは、絶対に解決してやるぞ!!」と、えらくこだわっていたのです。
すると、今日の午後になって、急に「シフト録画」というこのチューナー独特の仕様について、「これが故障の原因だ!」と気が付いたのです。つまり、テレビ放送を録画せずに只見ているだけでも、自動的に録画されていたのです。もっと具体に云えば、15分から90分までの時間幅でユーザーが決めた録画領域を自動的に録画していたのです。ですから、この時間を最低限度の15分間と指定すれば、凡そ1GBの範囲で録画領域を確保することになり、90分に指定すれば、6GBものHDD領域をあらかじめ確保することに気づいたのです。そうであるならば、大きな領域を指定すればするほど、アクセスエラーが多くなるということに気づいたのです。
それで、結論を云えばシフト録画時間を最低の15分にして、エラーチェック間隔を最低の15秒に設定しました。これで完全動作しましたので、完璧に修理できました!!
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