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ipad air とair2の違い・メンテ・通信環境整備など

2017-02-18 23:11:56 | スマホ

 

 標題については、結論から申し上げますと、価格が若干程度安いのものの、それ以外の面では現況ではipad airは買いではないような気が強くいたします。なぜならば、まず、iPad AirのUPUですが、これは一世代前のA7チップです。ipad air2は、これに比べてA8Xチップとなっており40パーセントも高速なCPUパフォーマンスであります。また、グラフィックス性能は2倍以上、バッテリーも最大10時間駆動、カメラ性能に至っては3,264x2,448の写真と1080pのHDビデオを撮影が可能です。それに指紋認証搭載・・・といように一昔前のiad airとは比較にならないぐらい進化しています。下図は、アップルの公式HPに掲載されている性能比較です。驚くほど性能差が歴然としています。

 価格は下図の通りです。アマゾンおよび価格コムのネット記事によれば、価格が39000円と43000円で約4000円しか違わないのに、こんなにコストパフォーマンスの良さが突出しているのですから、ipad air2の性能は特筆に価します。

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 結論として、個人的見解では、ipad airは買いではなくて、むしろipad air2こそ買いたいものです。

 ところが、過日、知人の某会社で、4台のipad airを購入したことを聞きました。お値段が1台あたり保護カバーを付けて45000円程度ということで、それに1年間のメンテ費用1台あたり25000円をプラスして計70000円、総額28万円支払ったということでした。

 ipad airといえば現在でも性能的には非常に優れた製品ではあるものの、今となっては型落ちの製品ですから、少しこれはお高い買い物になったのではないか?といったような感じがいたしました。といいますのは、メンテ費用についてはアップルケアというものがあって、購入した業者が直接修理できるわけのものじゃなくて、アップルに依頼して1年で1万円程度の保険に入っている・・・というのが実態であり相場でもあるわけですから、1台あたり25000円のメンテ料金というのは、それにまだ15000円程度、業者が利益を上乗せしている計算になるわけです。これは、ユーザーからipadに故障の連絡があった場合に、それが販売業者で対処できない場合のアップルケアとの仲介手数料みたいなものが含まれているとも解釈できますから、もし、そういう純然たる手数料だけで15000円取るというのであるならば、これはちょっと高いんじゃないか?と思ったわけです。もちろん、ちょっとした操作ミスによる不具合程度の相談件数が非常に多い場合は高くないですが・・・。

 ipadじゃなくて、これがHuaweiとかレノボ、ASUS等のメーカの製品だった場合には、メーカー補償のアップルケアのような制度がなくて加入できないので、自分の経験から言えば、1年で2万円程度のメンテ費用を家電量販店に払って、万一起動できないとかいったトラブルがあった場合に修理依頼していました。これは、自分は仕事用に使っていたので、必要経費でした。具体には、持ち込み或いは電話相談、訪問修理等で対応してもらっていましたから、そういう経験から言うと、アップルのipad airなどの滅多に故障しない堅牢な作りの機器については、ことさら業者に取り次いでもらって修理するような必要性がほとんど無い機器なのに、1年に25000円のメンテ料金を払うのはちょっとお高い感じがいたしました。一方、Huaweiとかレノボ、ASUS等の製品だった場合には、もともと価格が同一スペックの機器でも約1万5000円~2万円ぐらいはアップル製品よりは安いので、メンテ費用に20000円払ったとしても、これは妥当な金額です。

むしろ、心配なのは、WIFI対応のipad airの場合、機器そのものの故障がそれほど心配ではなくて、電波の強度が心配なのです。つまり、電波状態が不安定なので、これを安定させるために会社の敷地内にWIFI中継機(5000円程度のもの)を4台ぐらい設置する必要があると思うので、是非業者に、そういったWIFI環境整備のために必要な台数のWIFI中継機を依頼して購入してもらったらどうですか?・・・ということをアドバイスいたしました。こういったWIFI環境を整えることが、実質はメンテのための費用を年間1台あたり25000円払う意味なんじゃないだろうか?ということを業者に説得することが先決なのだと思ったわけです。それで、一旦WIFI環境を整備してしまえば、次年度からはメンテナンス費用は値下げすべきでしょう。WIFI機器購入費については別途必要ですが・・・。ハッキリ云って、素人の手に負えないような重篤な機器そのものの故障や不具合が起こった場合は、これは、迷わずアップルに直接相談・依頼しないと解決しない性質の問題が多いと考えられます。業者を介して修理依頼しても、結局はアップルに相談せざるを得ませんから、次年度以降の機器そのもののメンテ費用の部分については、アップルケアに加入して1万円支払うか、或いは都度アップルに修理代金を支払うほうがいいと思われます。ですから、業者に支払うメンテナンス費用というものは、アップル製品の場合は、機器そのものに関する修理代金・トラブル対策費という意味じゃなくて、通信環境等整備費という名目で支払うのが妥当と思われます。いわゆる、どんぶり勘定じゃあなくて、きちんとそういったメンテナンスの問題は、①機器そのもののメンテナンス・修理代金 と ②通信環境整備費を区別しておいたほうが妥当だと思いました。

 実際、アプリを会社の会議室でインストールしようとしたら、アップルIDとパスワードを聞いてきたので入力しましたが、会社のWIFIルーターからは距離が遠くてWIFI電波が弱くてエラーが出ました。そこで、3回エラーしてしまったので、パスワードが無効になったようで、パスワードをリセットせざるを得ませんでした。次に、同じipadでエラーが出ると、もう初期化しないといけなくなります。こういう状態なので、某会社のWIFI電波の通信環境が安定せずに良くない状況なのが分かっているので、今年度については、これの不具合をメンテ費用の範囲内で整えてもらったらどうか・・・ということを会社側にアドバイスいたしました。

 まあ、でも、これを設置するのに電波状況を調査しないといけませんから、さらに別途、業者がメンテ費用を上乗せしてくることも十分考えられますから、かえって費用が嵩むのかもしれません。が、これは、1回限りの調査ですから、今後のための投資と考えれば、次年度以降、快適な通信環境でipad airが使えますから、一歩前進です。初年度だけは、ちょっと経費が嵩むのかもしれませんが、次年度以降、ipadの台数を漸次増やしていきたいので、メンテナンスの仕分けを明確にすれば、、今後ともIT関係の私のような者の仕事が格段にやりやすくなると考えられます。つまり、目に見えないWIFI電波のようなものの管理やメンテナンスこそ、業者依頼に適したマターだと私は考えるからです。そして、機器管理そのものは私のようなIT関係者が行って、故障時には基本的にはアップルケアにお任せすればほぼ間違いがないと思うのです。そういった仕分けを、今後とも確実にすれば、会社のIT関係の処理がスムーズに運営できて、それによって会社の業務全般がより円滑に進むものと考えます。

 以上、思いつくままの拙文になりましたが、読者諸賢の参考に少しでもなれば幸甚です。

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