趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

古いVISTA機種が正常に動くのは起動10分後か?

2015-09-03 08:32:50 | サーバー

 最近、どうも古いVISTA機種の動作が芳しくないです。つまり具体に言えば起動後にPalemoonというブラウザを起動しても、なかなかエンジンがかからないような不具合が頻発するのです。それで、仕方がないので、解像度を極端に変えて800×600か或いは1024×768の16K色などという15年ほど前の規格まで落とします。そうすると、やっとCPUの使用量が90%台から80%台にまでさがりますから、調子がよくなります。

 ここで、また一気に解像度を変えます。1680×1924の32K色にまで上昇させるのです。すると、なぜか、快適に動作し続けるというわけです。

 こういうのは経験上の知恵というか、いわば生活の知恵です。最新型の新品機種を購入した直後ならば、起動すれば即、快適にPCが使えますが、古いPCの 場合はそうはいかない場合があるのです。諸般の事情によって、たとえば、HDDがかなり経年劣化して損傷箇所・不良セクタが増えてきているとか、 VISTAというOS自体に問題があるとか、無料版のセキュリティソフトに何かPCの動作を遅延させる要素があるとか?・・・まあ、そういう瑕疵が累積しているのでしょう。
 ですから、8年前のVISTA機種なんかをさわる場合は、兎にも角にも、そういった諸々の不具合を乗り越えるべく、エンジンが温まって順調に運転できる 目処が立つまでじっと我慢して、もう良いかな?という頃合を見計らって、初めて出発進行するぐらいの心の余裕がいるのではないかな・・・と思うのです。

 そういう柔和な我慢強い心を持たずに、「こんな古くて遅いPCは、ストレスが溜まりますわ!使いたくないので机の上から撤去しますわ!」というような乱暴で粗野な態度では、結局、パソコンを趣味と実益に使えない
ような情報弱者の領域に自ら追い込んでいくことに他ならないと思うわけです。

 というのも、実は、自分がもう65歳の高齢者であることを考えれば、知力・体力・忍耐力・精神力が30歳前後と比して、万一、心の均衡が欠ける状況に追い込まれれば、たちまち著しく減退してくることが容易に予想される年齢であることを自覚しているからです。

 そういうわけで、PCのメンテナンス(修理や調整を含む)なんて、「別にどうでもいいんじゃないの?古い機種はほかして、また買い換えれば・・・」というような上記のような乱暴で粗野な態度では、ちょっと投げやりですから思考回路が粗雑になって、高齢になればなるだけ認知症の傾向が深刻になっていくのではないかと危惧するものであります。これって、他人事でなくて自分のことです。

 そうではなくて、古いPCの機種でもいろいろと工夫して、何とか正常に動くように辛抱強く研究して使いこなすことが、特に私の年齢=65歳という年齢では、必要最低限の心がけではないのだろうか?と肝に銘じる今日この頃でございます。まあ、これは、ちょっと宗教的かも知れませんが、目の前の森羅万象、組織や個々の人間はもちろんのこと、動物でも機械でも(パソコン、冷蔵庫、ガスコンロ、日常の衣食住の道具にいたるまで)、大事に大事に感謝の気持ちを持って丁寧に扱うことがこれからの高齢化社会では必須だと思います。(合掌)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする