趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

QVGAで長時間撮影可

2015-06-27 23:13:31 | サーバー

  私は、何年か前にハイビジョンのビデオカメラ(解像度設定が1280×720)で家族旅行に行ったときに動画を撮影しました。そのときは、25分で2GBのメモリをちょうど全部消費しました。これが、もしQVGA(320×240)の解像度で撮影したとするならば、計算上は16倍ですから400分(6時間40分)も撮影できます。結局、1時間録画しても、たったの300MBしか消費しないのです。

 一方、SDメモリにデータを書き込んだり読み込んだりするときの電力消費はどんなものでしょうか?これは、ハイビジョンだろうが低解像度のQVGAだろうが、そんなに消費電力に顕著な差はないだろう・・・ぐらいに安易に考えていましたが、それは大きな間違いであることに気づきました。というのは、私は、100均のSDメモリアダプターを使ってデジカメで撮った写真をPCに移し変える作業を頻繁に行っておりますが、ハイビジョンの場合は1分間で80MBですから、5分間撮れば400MBです。こういった場合に、PCのUSB端子は5ボルトしか供給されていませんから、USB延長ケーブルなんかを間に挟むとさらに電圧が低下して、400MBなどという巨大な動画ファイルの場合は転送中に破損してしまい、最悪SDメモリ全体が破損することが頻繁に起こりました。ただし、こういうエラーは、お断りしておきますが、あくまでも私の個人的な経験上の話でありまして、100均の製品とか1000円未満の安価な製品の場合に高い確率で起こるということです。しかしながら、1000円~2000円の製品の場合は、滅多に転送エラーは起こりませんでしたが・・・。

 ということは、動画撮影時だって、ハイビジョン撮影は一定の時間あたりで計測すると、電力を多く消費して、反対にQVGAの場合はより少なく消費することが推測されます。つまり、ハイビジョン撮影で40分程度の録画が出来るビデオカメラでは、QVGA撮影では80分程度は撮影できるという感じがいたします。

 実際、自分は、昨日、或るアマチュアの合唱団の音楽会の録画をQVGA画質で収録いたしましたが、全体で2時間のプログラムでしたが、うち60分程度は録画できました。いつもは、セミハイビジョン撮影(1280×720)で大体40分ぐらいでバッテリーが消耗してしまっていましたので、こういう低解像度ではかなり長時間バッテリーが持続するような感じでお徳です。

 

 

 

 

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