趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

法人・会社の通信経費のかけ方と個人の通信費節約

2013-01-21 09:38:37 | webコンテンツ
 私は、ある有料サーバーを借りていますが(格安サーバー)、安い故に共有サーバーに多くのユーザーを詰め込んでおり、そのために確かに瞬間的に接続できないことがあるのですが、そんなに程度や頻度が高いわけでもないので、たいへん重宝しています。個人的には、格安サーバーでwebサイトを運営したり、ガラケーや格安スマホで通信することで十分なのです。でも、法人や会社組織では、そういうことでは信用面で不安があるのでお勧めではありません。また、料金が月額2000円~3000円ぐらいの有料サーバーでも、仕様やスペック等をよく比較検討してから契約しないと、サーバーダウンや通信エラーが起こることがあります。  でも、「サーバーダウンや通信エラー」というのではなくて、アップロードができない症状が発生するというほどの意味ですが・・・。私も、定年まで勤めていた会社では、3年ほど以前にプロバイダーは天下のNTTのOCNを契約していたのですが、ホームページ容量が標準で10MBが無料で付属していました。しかし、これでは容量が不足するのでオプションで増量したところ、料金が数千円も発生していましたが、必要経費として計上して会社のWEBサイトを開設してアップロードしていました。それから何年か経過すると、前年度までのアップロードしたファイル群を削除していなかったこともあり、写真やPDFファイルが多数溜まって来て、容量が満杯になり、遂にそれ以上FFFTPでは全くアップロードできなくなりました。  それで大変困ったものですから、上司にお願いして契約形態を変えてもらって「メール&ウェブ ビジネスライト」にすると、容量が一気に40GBまで増えましたから、経費節減のおりから、NTTには過去10年間ぐらい小容量なのに多額の料金をよくぞ支払い続けてきたものだなと反省したような次第です。つまり、プロバイダ付属のWEBサーバーでは、NTTでなくても同業他社でもこれを増量するような契約形態をとれば、非常に高い料金なのに容量が驚くほど少なくて、機能もお粗末なのです。  でも、まあ、それはそれなりの過去のいきさつがあったようで、昔は現在のような40GBもの大容量の契約形態が存在しなかったし、「2年割の場合200MBまで増量しても0円」という制度も無くて下記の料金表のような契約しかできなかったわけです。しかし、2年ほど前には、NTTのOCNでは、「2011年10月17日付けで「マイホスティング」の新規受付を終了いたしました。今後は、「Bizメール&ウェブ シリーズ」をご検討の程よろしくお願いいたします。」とアナウンスされていますので、現在では、OCNを契約している法人では、ほぼ「メール&ウェブ 」に移行しているのではないかと考えられます。それとも、「2年割」のキャンペーンもありますので、ごく小規模なWEBサイトを構築している場合であっても、下記のような料金表で実際に支払っているユーザーは、2年未満のOCNユーザーを除いては、おそらく存在しないでしょう。  「メール&ウェブ」ならば、メルアド10個、Wordpressなどのブログを設置できるし、大容量の動画もアップロードできて、より充実したWEBサイトづくりが可能になります。会社の信用度を増すために属性型のドメイン(co.jpとかne.jpなど)を取得すると年間使用料金が3675円(月額306円)ですから、月額2919円のサーバー借り上げ料とで合算すると総月額が3225円になります。つまり、従来と同じような料金で、何倍も充実したWEBサイトの構築が出来るようになります。  それで、結局は、私の発案もあって会社では、大容量の有料サーバー「ビジネスライトメール&WEB」に契約を移行することに決定して、現在に至っているようなわけです。  ところで、携帯電話では、年末年始の場合とか盆の場合以外でもau同士で次女が打ったショートメールが妻の携帯に届かないトラブルが何度もあって、あくる日に届いた・・・なんてことも昨年の7月には何度もよくありました。各キャリア間でショートメールが解禁になった時期だったので一気にメールが増えたためかな?と勘ぐりましたが、当たっていたのではないでしょうか。こんな状態でもお金を徴収しているのですから、通信会社はサーバーの監視・ 管理にもっと努めてほしいと思います。でないと、高い料金を払っても信頼性の低いキャリアメールでは困ります。  けれども、そうは言っても、いわゆるキャリアメールとか独自ドメインのメルアド、あるいはプロバイダが発行するメルアドは、フリーメールに対して優位性を保っていることは確かなのです。ちょうどこれは固定電話のほうが携帯電話よりも信用があるのとよく似ています。携帯電話は、機種を変更するとか、あるいはプリペイド式の携帯電話を買い換えるとか、ロムを交換するとかすると、電話番号が簡単に変わります。変えない場合もありますが、機種変更で頻繁に電話番号を変更している人や法人・会社組織の場合は、その携帯電話の電話番号が重要な個人情報のように見えても、その実、電話帳や会社のホームページに掲載されているわけでもないので住所氏名との照合は不可能ですから、かなり信用度の低い電話番号だという扱いを受けても仕方ないでしょう。  でも、固定電話の場合は、特に店舗でも構えて商売をしておれば、NTTの電話帳に掲載されていますから、周知の個人情報ということになり、かなり信用度が大きいものと考えられます。  結論として、属性付の独自ドメイン(co.jp)取得・有料大容量レンタルサーバー・固定電話・タブレットorスマホでキャリアメールというのは、やはり法人を経営している場合は、社会的信用のためにも必要経費として計上すべきものだと思います。ただし、個人の場合は、格安有料サーバーor無料サーバー・Gmailのみ・格安ドメイン(com、net、info)・従来のガラケーorイオンの980円の激安スマホ・固定電話解約・・・こういうので極限まで経費節減志向でいくのが、つましい年金生活者としては、選択の一法でしょう。
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