コメント
ひつもんです
(
神崎詞音
)
2006-07-31 22:51:46
速読って確かにできたら便利そうなので興味あるんですが、「速く読めることによって、理解度の度合い」そのものは変わらないのでしょうか?
斜め読みとは違い、理解咀嚼力、リテラシー能力も「瞬時」になるんでしょうか?
だとしたら、なんとしてでも速読身に付けたい気分ですね~~~。
あ、すみません。
永吉さんがこの記事でおっしゃっていることから、相当脱線してしまいました^^。
あれですね。
こういう「能力」がある、ということのメリットが多そうな感じがするだけに、人はなんでもぱっぱ、ぱっぱ、とやりたがりますが、結局は器用貧乏に終始するケースがほとんどなんでしょうな。
創造性やアイディアには、もちろんスピードも大事ですが、スピードだけが問われるものでもないですからね。
脱線につきあいましょう
(
永吉克之
)
2006-08-01 01:10:48
テレビで見た実験では、内容はかなり憶えていたみたいですよ。
たぶん、だらだら読むよりもよく憶えるかもしれませんね。
ただ、理解度については本の難度にもよりますよね。カントの「純粋理性批判」を5分で読んで理解しようとするなら、それなりに頭のいい人でないと。
味わいとなるとどうでしょうか?
文章の行間からにじみ出る作者の苦悶を反芻するいとまもなく次のページに移ることにどれほどの意味があるのでありましょうや?
それとも、速読者たちは、0.1秒あれば、充分反芻できるとでもいうのでしょうか。
特に「詩」は速読しちゃだめです。あれは声に出して読まないと、味わえません。かりに、もの凄い早口でアポリネールの詩を朗読することができたとしても、ダメです。
Unknown
(
ドンタク・ノー
)
2006-08-02 01:42:30
脳の能力は解明されていないらしいオーノーです。
先日、反覚醒時に文字が1000文字毎分ほど瞼に高速表示されました。
おお
(
永吉克之
)
2006-08-06 09:23:02
その、高速表示された文章の内容が知りたいですな。なんかの啓示だったりして。予言だったりして。記憶のそこに眠っていた落語のネタだったりして。
感銘を受けました。
(
×××
)
2006-08-16 00:29:20
私は受験生でして、速読英単語という参考書により英語を速読する能力を手に入れました。
然し、永吉さんの文章を見て感銘を受けたので、先日テストに出た英語詩を一行一行十分読み、作者の苦悩を胸で反芻させました。
すると、いつも味気なかった英語詩でとても感動する事が出来たのです。
落第の危険もあり、結果は甚だしく不安なのですがありがとうございました。
その心です
(
永吉克之
)
2006-08-16 12:13:31
The year's at the spring,
And day's at the morn;
Morning's at seven,
The hill-side's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven,
All's right with the world!
Robert Browning
...以上コピペ
落第がどれほどのものだというのでしょう。上の詩を読んで、それが心の琴線にふれるのを経験したらなら、落第など「ラクダ」に「い」がついただけの、とるにたらないものだということが理解できるはずです。
Unknown
(
瀬下ゆり子
)
2011-03-05 16:36:27
同感です。
作る立場の側にいるからこそ、書ける文章で、笑って、涙が出ちゃいました!
Unknown
(
永吉克之
)
2011-03-05 20:36:52
美術でいえば、展覧会場に展示してある絵の前を横目で見ながら素通りするようなものです。
そんな無礼千万な鑑賞者を見つけたら、警備員を呼んで、逮捕してもらうべきです。
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斜め読みとは違い、理解咀嚼力、リテラシー能力も「瞬時」になるんでしょうか?
だとしたら、なんとしてでも速読身に付けたい気分ですね~~~。
あ、すみません。
永吉さんがこの記事でおっしゃっていることから、相当脱線してしまいました^^。
あれですね。
こういう「能力」がある、ということのメリットが多そうな感じがするだけに、人はなんでもぱっぱ、ぱっぱ、とやりたがりますが、結局は器用貧乏に終始するケースがほとんどなんでしょうな。
創造性やアイディアには、もちろんスピードも大事ですが、スピードだけが問われるものでもないですからね。
たぶん、だらだら読むよりもよく憶えるかもしれませんね。
ただ、理解度については本の難度にもよりますよね。カントの「純粋理性批判」を5分で読んで理解しようとするなら、それなりに頭のいい人でないと。
味わいとなるとどうでしょうか?
文章の行間からにじみ出る作者の苦悶を反芻するいとまもなく次のページに移ることにどれほどの意味があるのでありましょうや?
それとも、速読者たちは、0.1秒あれば、充分反芻できるとでもいうのでしょうか。
特に「詩」は速読しちゃだめです。あれは声に出して読まないと、味わえません。かりに、もの凄い早口でアポリネールの詩を朗読することができたとしても、ダメです。
先日、反覚醒時に文字が1000文字毎分ほど瞼に高速表示されました。
然し、永吉さんの文章を見て感銘を受けたので、先日テストに出た英語詩を一行一行十分読み、作者の苦悩を胸で反芻させました。
すると、いつも味気なかった英語詩でとても感動する事が出来たのです。
落第の危険もあり、結果は甚だしく不安なのですがありがとうございました。
And day's at the morn;
Morning's at seven,
The hill-side's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven,
All's right with the world!
Robert Browning
...以上コピペ
落第がどれほどのものだというのでしょう。上の詩を読んで、それが心の琴線にふれるのを経験したらなら、落第など「ラクダ」に「い」がついただけの、とるにたらないものだということが理解できるはずです。
作る立場の側にいるからこそ、書ける文章で、笑って、涙が出ちゃいました!
そんな無礼千万な鑑賞者を見つけたら、警備員を呼んで、逮捕してもらうべきです。