8/23(木)に樹林地作業を行いました。前回8/9は台風13号の直後で、今回は関東をそれましたが台風20号が関西に上陸・通過した直後で本当に台風の発生が多い年です。
時折ほっとする風も吹くのですが、気温は相変わらず30度超え、加えて布団一枚まとって作業しているようなまとわりつく湿気で消耗しました。蚊の襲撃もひどいので午前中のみの作業となりました。
【午前中】
〇園路の落ち葉掃き&落ち枝集め
〇ごみ拾い
〇モチノキの剪定
〇「スズメバチに注意」掲示の修理
◆園路の落ち葉掃き&落ち枝集め
台風の風の影響で園路にもヤマボウシの実やコナラなどの葉・実がたくさん落ちています。
ヤマボウシの実はすっかり熟して真っ赤。(写真左)コナラは青い葉とどんぐりの若い実を付けたままの枝先が沢山落ちています。ゾウムシの仲間のチョッキリがどんぐりに卵を産み付けて切り落としたものだそうです。(写真右)
拾った落ち枝は落ち葉サークル脇へ。
◆すす病のモチノキの剪定
木全体にすす病が進んでいたバス通りに近いモチノキを強剪定しました。(すす病の様子6/28→コチラ)
前々回に相談して、一旦これで様子を見て、これでもいい状態で復活しないようなら伐採も考えていきます。
◆「スズメバチに注意」掲示の修理
昨年7月に樹林地内に設置された「スズメバチに注意」の掲示。(写真左)
取れて破損していたのでメンバーが補強修理。この日は作業が途中になったので後日メンバーが取り付けるとのこと。
今年きりんの会の作業ではハチに出会うことはほとんどなかったですが、色々なところで大発生しているとのことで引き続き要注意です。
◆ゴミ拾い
蚊取り線香を下げてゴミ拾い。
◆おまけ
タマムシ
珍しくタマムシがいくつか見つかりました。ケヤキ、サクラの枯れ木などに産卵するそうで、樹林地内もサクラなどの枯損木が多くなってきたことと関係しているのではないかとのことです。幼虫からサナギを経て成虫になるのに2~3年かかるそうです。
ツマグロヒョウモン?
タマムシの他にもこの日は色鮮やかな蝶が。
ヌルデの削り花
メンバーが樹林地内のヌルデで削り花を作りました。枝の表面を薄く削ると反り返った薄片が花びらのようになります。
東北地方ではお彼岸にお墓に供えられるそうです。
ご一緒に汗を流したり、植物を観察したり、木でおもちゃを作って楽しんだりしてみませんか。
関心のある方は是非ご連絡ください。仲間大募集中です!!
(作業は原則、第2、第4木曜日)
==== 9月の樹林地作業予定 ===========
◆ 9月13日(木)10:30~15:00 (12:00~13:00は昼休み)
◆ 9月27日(木) 〃
*いずれも鉄塔北側の平地に集合
*長袖長ズボン、軍手、帽子、汗ふきタオル、水分補給品をお忘れなく!
===================================================
**********************
■きりんの会事務局
TEL:042-373-6822 FAX:042-338-2020
(連絡担当:松原)