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ジュリーへの目覚め 〜大編集後記。「昭和40年男」

2021年05月24日 | JULIE

ジュリーへの目覚め 〜大編集後記。「昭和40年男」⇒こちら

編集長さんのつぶやきが熱い!です。

しかし、この雑誌で気になった箇所がありました。J友さんも全く同じように思われたそうです。

記事に『70年代の後半に沢田のコンサートを公会堂で初めて観たが、彼が海外の曲を歌うと、観客の多くが明らかにしらけていた。』

今は歌うことは有りませんが、ジュリーはかつて洋楽のカバーを沢山していました。私はビートルズとローリング・ストーンズはジュリーで知りました。洋楽は殆どジュリーから学んだというのは、私だけではないはずです。ジュリーが洋楽の入り口になり、そこから洋楽に目覚めた人もありました。ジュリーへの目覚めは洋楽への目覚めでもあったのです。

私が初めて行ったのが1974年のロックンツアー、TV画面の中のジュリーとは大いに違うロックなジュリーは、洋楽で激しくシャウトし動き、エネルギッシュな姿を見せました。それはTVでヒット曲を歌い、エレガンスさえ漂わせる綺麗ないつものジュリーじゃない!

初めてのライブは想像とは違って、私は大いに戸惑いました、でも洋楽でシラケたりなんかしませんよ〜!!人はそれぞれかも知れませんが。

J友さんは「私はかえって、そんな曲を歌う彼が好きでしたが・・」別のJ友さんは「タイム オン マイサイド」良かったですね!と言われていました。ロッド・スチュアートを歌うジュリーは、セクシ~

「哀しみのアンジー」LPレコードを何度聞いたことか・・ ミックよりいい!と言わせて下さい。

2000年代初めのお正月コンサートで、久しぶりにジュリーが「タイムオンマイサイド」を歌いましたが、身をよじり叫び歌うその姿、その歌声の、何とカッコイイことか✨ジュリーのオリジナルじゃないのに、コンサート後は、しばらくその歌声の余韻から抜けられず、まさに忘我の心境になりました。ザ・タイガースの復活コンサートでも洋楽がカバーされましたが、それこそがザ・タイガース!また聴きたいです!

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田村正和さん追悼『松本清張 疑惑』放送

2021年05月24日 | TV・ラジオ・CM・映画

田村正和さんとトッポの対談で、記事が読める画像をネットでみつけましたが、たいした話はしていませんね(^^; おそらく時間が無くて、写真を撮っただけでは。

水野美紀「田村正和さんの『圧倒的スター』性と衝撃の体験」

昨日のTV朝日系、田村正和さん追悼⇒『松本清張 疑惑』放送 沢口靖子、室井滋ら出演。とても良かったです。何度も映画化、TVドラマ化されている作品で、すでに見たことあるからいいかな・・と思いながら見ましたが、見てよかった!まるで映画を観るような、とても良く練られたシナリオが、もう筋は知ってるし・・と思ったことを忘れるような力作でした。

さすがに松本清張、年月を経ても古びない、マスコミと社会の有り方に踏み込んだ原作のスゴさ、人間の内面の深部、情念を描いた原作が素晴らしいのだわ! 裏の「ドラゴン桜」を見るのをスッカリ忘れていましたが、一回くらい抜けてもいいや。

田村正和さんは、内面に葛藤を抱えた影のある演技が、見るものに心の内の痛みと、弁護士としての使命感を感じさせました。眉をひそめ眉間に寄せた皺は、戯画化された古畑任三郎の刑事とは全く違っていて、長い番組でしたが ずっと田村さんから目が離せませんでした。

すでに亡くなった名優の津川雅彦さんは、いま、これほどの重厚感のある俳優が他にいるかしら?どっしりした存在感が有りながらも、人のよさそうな老弁護士を見られたのも良かったです。そういえば、鬼と呼ばれ前科4犯の球磨子を演じた沢口靖子さんとは、朝ドラの「澪つくし」で親子役でしたっけ(^^; 

沢口さんは「澪つくし」では、初々しく台詞も心もとない新人でした。毒婦の球磨子役は、日頃の上品で美しいイメージはどこへやら、前科4犯の女を体当たりの演技で演じていましたが・・こちらが期待するのは、もっと台詞にドスのきいた怖い女で、沢口さんでは少し線が細く感じましたが、汚い言葉で罵り叫ぶ、日頃と違う姿を見るのは新鮮でした。

5月20日、朝日新聞 夕刊。

2019年にジュリーのライブ前に行った、京都の東映太秦映画村は、田村さんの父、大スター坂東妻三郎の元板妻映画の敷地であったと知りました。

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