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銀閣寺

2019年06月14日 | 紀行(建築・桜)

ジュリーの京都のライブの前は、いつもどこに観光に行こうかと考えるのが楽しみです。ロームシアターが地下鉄でのアクセスなので、できれば地下鉄から行ける所にいきたい・・ と思うのだけど、地下鉄から行ける便利な観光地はそうそうない。第一希望は金閣寺だったけど、帰りのバスのアクセスを考えて、もう少し会場に近い銀閣寺に決定。

京都駅に1時頃、バス亭に行ったら、うまい具合に銀閣寺行のバスが目の前で乗客を乗せている最中。しかもエクスプレスらしい、待ち時間なしで即乗車。途中で座れたし、約30分で銀閣寺に到着。乗り換えなしで便利やん!しかもイコカで交通費は230円です。

観光客で押すな押すな。。ということは全然なく、ゆっくり見て回りました。

銀閣寺→正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。銀閣寺の名の由来は江戸時代、金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。


前に来たのはいつかな?40年近く前に母と行ったのが最後かもしれない。

銀閣寺には、枯れた印象があって、数十年ぶりの銀閣寺は、やっぱり枯れた感じがする。しかも、記憶よりも小さいような気がするし、金閣寺の華麗な華美さはないが、静かなその佇まいに深い精神性を感じる。

 記憶よりももっと素晴らしかったのは、そのお庭。盛りを少し過ぎてはいたが、つつじの色とりどり花が池と白砂の庭を彩っていて、とても美しい・・

こんなに素晴らしいお庭があったなんて、全く覚えてはいなくて、やっぱり来て良かった。 残念ながら、写メの色合いがボケて不鮮明💦

詳しくはこちら→方丈の前庭にある白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)と、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)も見所の一つです。銀閣の前にある錦鏡池(きんきょうち)を中心に池泉回遊式庭園が広がっています。この庭園は1952年に特別史跡、特別名勝にも指定されている景勝地です。

観光案内の男性が、白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)を、プリンみたいな、と説明していて、横で聴きながら笑ってしまった。確かにプリン(^-^)

くっきりした波形が素晴らしい、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)

この波紋を作るために、庭師さんが慎重に何度も何度も、沢山の道具を駆使して砂に櫛目を入れていた。その手間のかかる大変な繊細な作業にも感動。

回遊式庭園なので、道順を辿って行けば自然に山を登ることになる。かなりの高さまであがり、下を見降ろせば東山。

その広がる京都の町並みの光景に、時の権力者たちがここから京を見下ろして、我が身の権力を実感したのかと思う。


銀閣寺を出たあと、すぐ近くの哲学の道を歩いた。ジュリーもここで、デートしたのかな?

母と昔歩いた道と思い出し、あの頃の母はまだ50歳になるかならずかで、今の私よりもずっと若い。母が全て観光の予定を決めて、私はついて行くだけだった。あの時、娘と歩いて楽しいと思ってくれたかな?と思うと感慨深いものがあった。

 このあとバスで、ロームシアターまで、わずか10分ほどでした。

 

会館で、ジュリ友さんに銀閣寺に行ってきましたとお話したら、ジュリーの実家に行ったのですか?と聞かれ、そうか、銀閣寺とジュリーの実家はセットなのかと知りました。残念ながら関西にいながら、一度も行った事は有りません。

 

 

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