(移転しました)Saoの猫日和/old

saoの猫日和のURLが変わりました。
⇒ https://blog.goo.ne.jp/saoneko0224

熱中世代(後編)まとめ

2017年02月27日 | ピー・瞳みのる

J友さんからです。

3月2日 ザ・プロファイラー ~夢と野望の人生~阿久悠さん

阿久悠さんは楽しみですね♪


 

※熱中世代を簡単にまとめました 、

古希を迎えた二人、出会いと別れの壮大なザ・タイガース物語に迫ります。

後編は二人が歩んだそれぞれの道を辿ります。

82年の同窓会、

瞳みのるの姿はなく。オリジナルメンバーが揃うことは有りませんでした。

解散から37年、全く交わることのない人生でしたが
ある歌をきっかけに再会を果たします。
今日の熱中世代は男たちの友情と、音楽への想いに迫ります。

 

バンド活動ののち、芸映の社員となったタローは音楽プロデューサーとして
活躍します。手がけたアーティストは西城秀樹、岩崎宏美、河合奈保子

※ピーと比べたらあまり語られないタローの経歴ですが、出てくる関係者の名前は錚々たるもの。

そして1982年にタローの作曲した「色つきの女でいてくれよ」が大ヒットします。

※タローの作曲やったんや〜!と気がつきました。その前に出した「10年ロマンス」は売れなかったね。

意外な接点として北大路欣也さん。ディナーショーをプロデュースした。


大変感謝をしていますと、大スターなのに大変腰の低い
丁寧なお話しぶりの北大路欣也さんでした。

一方の瞳みのるは、京都に帰り高校に再入学、丸刈りにして猛勉強の日々を送る。
0から始まったから、もう一度0に戻っても惜しくはないだろう
一年後には慶応大学文学部中国文学科に入学
(司)凄まじい勉強だったそうですね。

アイドルから大学生への転身、同級生の阿川佐和子が語る。


GSをおっかけていた世代だったので、学校のキャンパスですれ違ったり
授業で一緒になる。ある授業では教室の一番前で熱心に授業を受けていた。
こんな真面目な人、どこに向かっているんだろう?と背中だけを見ていた。
話をしたことはなく、近寄りがたい雰囲気、邪魔をしちゃいけない。
この間まで有名人でもピー!と騒いではいけない。

77年の4月から大学院にいきながら、高校の漢文教師になる。
不良性は変わらず、権威には反発したくなる。
試験で校長と対立し、翌年から7年ほど干された。

教え子の市川右近改め、右團次が語るピー先生


人気はありましたか?の問いに、まだ30代で若々しくロン毛でカッコ良かった。
瞳先生は自分ではタイガースのメンバーを話すことは無かったが
皆知っていたし、その頃の話しを聞くのが楽しかった。
先生をいじって楽しんでいた。教わったことで覚えていることは何もない(笑)
僕達の先を歩いている学生のような人、だからこそ
いつまでもバイタリティと若々しさがあるんじゃないのかな?

ピーがある日寿司屋で、右近です歌舞伎役者をやっています。と寄ってきた。
教えた学生達が要職について 色々助けてくれる。タイガースの世界と二度おいしい。
タローから見れば、先生になれるのかな?と思っていた。

 

タローに質問、ピーに82年の時に同窓会に出て欲しいとは思わなかった?
中井さんが学校側に出て欲しいと伝えたが、ピーの元には伝わらなかった。


81年から北京に留学して、曲のヒットも知らず、帰ってきたら
産まれた子供の育メンで大変忙しかった。

そしてタローが歌う「ロング グッバイ」


僕らはきれいな大人になれたかな・・・と歌うタロー
思い出が胸に迫ったようすで 歌声が一瞬つまった。

どうしてこの歌ができあがったんですか?
2003年、タイガースをテーマにアルバムを作りたい。
ある日、ピーの事を歌った詞が出てきた。
サリーに詞を書いてもらい、3番だけ気に入らず書き換えを頼むと
サリーが沢田に頼んでよ。「僕らはきれいな大人になれたかな」

2004年から、タイガースの解散の1月24日にだけ歌っていた。

ピーは2008年に初めて知った。こんな思いがあるんだと胸に熱い思いが
こみ上げてきた。お返しのピーの歌「道」が流れる。

タローはもう会えないものだと思っていた。歳を重ねると
幼馴染、日本一の夢をみようとバンドを組んで、別れて行ったけど
また元に戻れるんじゃないか?中井マネージャーが奔走してくれた。
会ったらいきなり、タロー ピーと元に戻れた。


もうあってから60年・・
ビルの下で偶然会ったら、涙がブアーっと流れてきた。
一瞬昔に戻った、もう会えないと思っていたので 物凄く嬉しかった。

ピーは皆で酒を飲んで、5時間くらいたって完全にうちとけた。
タローはピーがタイガースは素晴らしいバンドだと話していたのが
印象に残っている。
でも、ピーはまたやろうとは思っていなかったが、唱歌とか童謡を
やろうと思っていたので、また昔の仲間と道が交わった。
ちょうど離婚をして重しがなくなり、そこに中井さんが来た。

ピーとタローのジョイントコンサート。またこれからも思い出を作ってゆく。
2013年12月に再結成コンサート、東京ドームの様子。
ピーはお客さんが来てくれるだろうか?無理だろう・・
でも本当にタイガースは愛されたバンドだった。

※久しぶりに見た、タイガース顔Tシャツ。やっぱりインパクトがありすぎやわ(-_-;)

 

メンバー全員で、古稀の誕生会をしている。言い出しはサリーで
来年がトッポとジュリー。シローもいる。
京都では三次会まで行った。睡眠時間が短いのに朝食には全員が揃った。

2016年11月19日タローのバースデイコンサートで再びメンバーが揃った。
その模様が流れる。


タローさん、有難うございます、といいながら
ジュリーとサリーしか見ていない(^_^.)

サリーが70代というとものすごく離れた感じがするね、


まだ60代なので・・に、客席爆笑


二か月じゃないか、あと!と、抗議するタロー。
気分が・・とサリーとジュリー

3年ぶりに実現、3年ぶりのコンサート
「青い鳥」と「色つきの女でいてくれよ」


※タローのリードボーカルは、いつもながらで
ジュリーの声にいつものような声量がありませんでした。

 

お二人の実現したいことは?
ピーは去年、北京でライブをやったので 今年は台湾でやりたい。
タローはハワイでライブ、日米エレキ合戦みたいなものをやりたい

(司)質問です、ザタイガースは波乱万丈こんなバンドがあるのかなタイガース、
みなさんをここまで繋いできたものはなんですか?

タロー、友情というものはある意味波乱万丈、紆余曲折が
真の友情じゃないかな。
言いたいことが言える関係が一番友情を強くするんじゃないかな。
だから同窓会が一番楽しい。地衣や名誉は関係ない
タイガースは呼び捨てで呼びあえる、喧嘩はするけど
根本的な友情の土台が出来上がっている。アクシデントなんかは
もう大丈夫じゃないか、タイガースに不動の友情を感じる。

ピー:音楽で結びついて一緒に遊んでバンド組んで、ずーっと底辺に友情があり
思い出の扉を開けると1ページ目にタイガースが出てくる。
紆余曲折はあっても最終的に一つにまとまって良かったなと思う。

 

いま熱中していることを教えて下さい。
タロー:健康のためにゴルフ、道具を買わなくちゃ。

ピー:あけてもくれても音楽の事しかない。まずこの世に生を受けて
選ぶのなら音楽、詞を作って曲を作って、世界の人に聴いてもらいたい。
僕の夢です

鴻上:何でも言いあえる関係っていいですね。
この軌跡があるから、お客さんがずっと来てくれるんだと思います。

最後に「誓いの明日」が流れる。

 

※最後はタイガースの解散の前にリリースされた「誓いの明日」が流れました。

当時は哀しい別れの歌だと思っていたのに、今は明るい明日に向かう歌だと思える。同じ曲が状況が変われば、これほど違って聴こえるものかと、しみじみします。

今回の「熱中世代」は、もう何度も聴いた話だと見る前には思っていました。が、何度聞いてもタイガースのメンバーの波乱万丈と紆余曲折の物語が、あまりにドラマチックすぎる✨ 特に今回はタローさんの広い心配りに、ジンとしました。

長い、真の揺るぎない友情で結ばれたメンバーだからこその感動の物語は、まだ終わってはいない。この先はどんな物語が紡ぎ出されてゆくのでしょうか?

ずっとタイガースのファンで良かった!と心から思います

 

コメント