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くり抜き法で再発したと思われる症例(くり抜き法 再発 )

2019年11月26日 | 健康医学

55歳男性 数年前、背部の粉瘤を東京のクリニックで くり抜き法と思われる手術を受ける。

1年前より同部に違和感あり、当院を受診されました。

単純な粉瘤の再発と思われましたが、超音波検査で、変形した再発粉瘤と診断。

瘢痕や癒着が強く、剥離が難しかったが、注意深く剥離し摘出しました。

再発した粉瘤が前回の手術時に出来た瘢痕で首を絞められた状態で互いに大きくなったものと思われます。くり抜き法で皮膚を縫合せずに治されると、その痕は線維化が強くなります。再発すると、非常に取りにくくなります。2度手間で,しかもキズ跡が大きくなります。

この患者さんは1度も化膿したり、赤くなったことが無く、「簡単に手術で治ります。」と言われて縫合もされず、数分で終わったとの事です。

くり抜き法をうける場合はよく説明を聞いてからにしましょう。

超音波検査なしでの手術説明なら迷わず他院を探しましょう。

 

超音波検査の必要性について

へそ抜き法について

参考にしてください

 

 

 

 


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