園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

食育祭り

2021-10-11 15:15:12 | 日記

園長です。

我が園には「雨男」あるいは「雨女」が隠れ住んでいるようです。みんなが楽しみにしていた「食育祭り」なのに・・・雨。せっかく秋の一日外でバーベキューを楽しもうとしていたのに・・・昨日までの「晴れ男」はどこに隠れたのでしょう。

さて、今年の食育祭りは「きのこじる」に「せんべい」(八戸名物テンポ焼き)を入れて「せんべい汁」にすることになりました。そのため園長は朝、出勤と同時に調理室へ移動し「てんぽ焼き」に精を出しました。土曜日に少し作り方を練習していたので、実にスムーズに焼き上げることができました。しかし、園児分はとても無理なので50枚焼いて様子を見ることにしました。

焼き上がりは、ざっとこんなものです。てんぽを焼くことになってから保護者からいろいろアドバイスをいただき新井田のあるせんべい屋さんからてんぽに使う粉を調整してもらいました。まあ、プロの技は素晴らしく、粉の調合も独特なものがあるようです。鋳型を買ったとき、試しに作ったてんぽは、ラーメンの面のような味がしてあまりおいしくなったのですが、今回はとてもおいしく焼けました。表面はパリッと、中はもちもち。焼きながら味見をしましたが、「おいしい」の一言でした。キノコ汁用に調理室ではガスで焼きました。子供たち用には焼き魚、肉を焼いた後の残った炭火で焼くことにしました。鋳型は全部で5台。一台30枚ほど焼くと数字的には間に合いますが、テンポはおなかにたまるので子ども達は一枚の半分たべれば十分だと判断し私と副園長が頑張って焼きました。てんぽを焼いている間、キノコ汁を子ども達が作りました。キノコ汁の材料はきのこ数種、人参・牛蒡、高野豆腐、シラタキ、豆腐などたくさん切って入れたようです。

きのこは全部で8種類。そのうち半分を私、園長が調達しました。今年は仕事が忙しく思うように山へ行けなかったので、例年よりは種類が少なくなっています。ただ、たまたま「松茸」が採れたので、9月に松茸ご飯にして食べました。とても好評でした。「またお願い」されましたが、こればっかりは運・不運が大きく、毎年10数本採れることはありません。大きさもまちまちなので時期が問題です。まあ、期待しないで待っていてください。味付けは当初の「味噌味」(2月に子ども達が仕込んでいた)から、せんべい汁に合う「醤油味」に変わりましたが、子ども達からは「おいしい~」と好評でした。

というわけで「食育祭り」、おいしくいただきました。これで天気が良かったら・・・。来年に期待したいと思います。

10月9日(土)  天気晴朗なれども肌寒し。園内より外の方が温かい日になりました。土曜日ということもありますが、みんな散歩や園庭で遊んでいるので静かな園内です。ときどきスズメバチがやってくるようで「園長せんせ~はち~」と呼ぶ声が聞こえます。駆けつけると「ヤマボウシ」の木にスズメバチ風の蜂が止まっていました。スプレーをかけると一目散に逃げていきました。10月でもまだまだ蜂には要注意のようです。さて、今日のメニューはサンドウイッチでした。献立表には「ジャムサンド」と書かれていましたが、イチゴジャムとマーマレードジャムでした。5月には食育の一環として「いちごジャム」を作りましたが、今回は既製品でした。道理で味が整っていました。こんがり揚げたてのコロッケとハムサラダの相性はピッタリ。デザートの梨はみずみずしく、まさに今が旬です。さて、いよいよ11日の月曜日は「食育祭り」です。私の軽はずみな一言で「てんぽ」焼きがメインのようになってしまいましたが、あくまでもキノコ汁がメインでせんべい焼きは「あそび」です。焼肉、焼き魚の後の炭火がもったいないのでついでに作ってみようか・・・という軽いノリだったので、決して商売をするわけでも専門店を目指しているわけでもありません。作る喜び、食べる楽しみを味わってほしいと思うだけです。結果は子供たちから聞いてください。今、園長代理が必死でジャンボひまわりの種をむいています。これがまたしんどい作業みたいです。食育を楽しむにはそれなりの周到な準備と強い覚悟が必要なようです。あとは「天気」次第。まさか雨男や雨女が紛れ込んではいないでしょうね・・・。

10月8日(金)  戦いが済んで、一夜明けました。とても静かな一日を迎えています。昨日までのライオンズ杯の熱気はどこへやら・・・。今日からはスポーツの秋から芸術、食欲の秋へ大転換です。明後日の「食育祭り」に「てんぽ」が登場することをお知らせしたら早速保護者から「せんべい情報」がありました。八戸名物「八戸せんべい」は粉(小麦粉)にもこだわりがあるようで、ただの小麦粉ではなく各企業の企業秘密が込められたものになっているようです。園ではど素人だけなので、とりあえず保護者の提案を受け入れることにしました。焼き型も用意できるとのことでしたが、今回は園で用意したもので良しとしました。その上、企業秘密の魔法の粉を園児分確保しました。あとは焼き加減ですが、これは実践あるのみ。私と副園長そして亮太郎先生で何とかしようと思っています。新聞では「せぐろイワシ」の漁獲があったようですから、イワシも手に入れたいと思います。 さて、本日はイワシならぬ「ホッケ」の塩焼きでした。我が園の3大焼き魚料理の一つです。最近は海の状態が良くなく魚が採れなくなりました。特に「いか」はほとんどメニューに載らなくなりました。いかとサバで育った私としてはとても残念な気持ちでいっぱいです。せめてこの「ほっけ」を大事に食したいと思います。卯の花はこの辺では「きらず」と呼ばれ昔は豆腐屋さんでただでもらってきたものですが、値段の割には栄養価が高く、味付けも簡単なので我が家ではよく食べていました。今は「コンビニ」の味がおふくろの味になってしまったようですが、八戸地方の伝統料理は大事にしていきたいと思います。今日は二十四節気の「寒露」(かんろ)です。季節は秋、「鍋物」がおいしくなる季節です。各家庭独特の鍋料理を創作してみるのも楽しいかもしれません。

10月7日(木)  今日は年長組が、南郷の陸上競技場で行われる『ライオンズ杯サッカー大会』に行きました。年下の園児たちに見送られ、大型バスに乗って出発!結果はその都度電話で知らせてくれるので、電話の音が鳴る度に職員はドキドキしていました。さて、今日の給食は豚肉と大根の煮物でした。甘辛く味付けされていたので、子どもたちにも食べやすく「これおいしいよ!」と会話する声が聞こえてきました。牛蒡のサラダは、人参、胡瓜、ツナにコーンと具沢山で栄養満点で、モリモリ食べていましたよ。 サッカー大会に行っていた年長組には、サッカーボールの形をしたおにぎりなど、給食の先生の思いが込められた特製弁当が届けられました。「全部おいしかった!」と弁当のからを持って来てくれたようで、上沢先生が喜んでいました。(若江)

10月6日(水)  昨日から今日の朝にかけて雨でした。おかげでみんなが楽しみにしていた「ライオンズ杯」が明日に順延となりました。順延が決まったあとみるみる天気が回復し、9時頃にはお日様も出てきました。なかなかうまくいかないものです。明日の天気は曇りがちなようですが、何とか大会ができればいいなあと思います。 さて、今日はみんなが大好きな「鶏のから揚げ」でした。きく組のお弁当にも入る予定でしたが、順延になったのでいつも通りの給食になりました。鶏のから揚げは時代を超えて人気があります。これに三陸名物の「引き昆布煮」が付きました。汁物は「つみれ汁」でたくさんの野菜も入っており栄養満点の給食です。きゅうりの漬物が良いアクセントになっていました。明日は晴れるといいなあ。

10月5日(火)  昨日の暑さはどこへ・・・。明日はいよいよライオンズ杯サッカー大会。どこの誰が「雨男」か知りませんが、空模様が怪しくなりました。今夜が峠で早朝には雨雲が抜けそうですが、10時開会までに間に合うでしょうか。対外的な交流は今回が今年度最後になる予定なので、いい条件で試合をさせてあげたいと思います。この時期は「一雨ごとに寒くなる」と言われ、雨が降った後の防雨・防寒対策が実力以上に結果に影響を与えそうです。新型コロナはやっと沈静化したようであまり心配していませんが、やはり天気には勝てません。一日順延も視野に入れながら作戦を練ろうと思います。 さて、今日は「麻婆豆腐」でした。我が園の麻婆豆腐は辛さが全くなく、とても食べやすいです。香りや味はとにかく、辛さは子ども達には大敵のようです。私もどちらかというと「嫌い」な方です。我が家の奥様にはよく「おこちゃまだね」と言われます。テレビで辛さに挑戦する食べ物の番組がありますが、見ているだけで汗が出てきます。「おいしい」という感覚が分かりません。三色ナムルにはもやし、ニラ、パプリカが入っていて色彩も豊かです。野菜は「見た目」がとても大事です。いくら体に良いからと言っても見た目が良くないとなかなか箸は進みません。その点、我が園の給食はよく考えられています。調理員の作戦勝ちというべきでしょうか。さあ、明日はどんな結果になるか、そしてどんな「お弁当」が届くのかとても楽しみです。子ども達と我が園の調理員たちに大きなエールを送りたいと思います。

10月4日(月)  10月に入ったというのに「暑い」。今日は29℃の予報ですが、肌寒い気温に慣れてしまった体にはきついものがあります。年長組の子は明後日の「ライオンズ杯」に向けて、最後の調整に入っています。午後からは解禁になった根城の広場で芝の感覚を確認しに練習に行くようです。9月は休止だった「子育て支援センター」も10月から再開しました。今日は午前中だけで5~6組の利用があったようです。季節は秋、子育てにも最適な時期となりました。今後のことも考えて「ふれあい広場のズーム参加」も検討しています。我が園の職員は優秀なのでITには積極的に取り組んでいます。私の頭脳は少し時代遅れになったようで岸田総理ではありませんが「聞く耳」だけになったようです。だって・・・反論できないのですよ。  さて、本日私は「健診」でした。朝7時40分の受付で一時間くらいで終わりました。バリウムも無事終了し、めでたくお弁当をもらいました。そういうことで今日は私だけ「幕の内弁当」でした。子ども達は、十和田名物の「牛バラ焼き」でした。十和田のバラ焼きより玉ねぎが少なく、食べやすかったようです。しかも「牛肉」。検診日を間違えたかなあと思いつつも子供たちの見事な食べっぷりに感心しました。この分で「ライオンズ杯」も頑張ってくれればなあと思います。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ禍でのライオンズ杯 | トップ | お米の話 №2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事