技術メモ

過去の経験や実験データ,設計・検討資料を残す。
今取り組んでいることのプロセスの記録から新たな気付きを得る。

電圧昇圧回路

2013-12-16 | 回路

矩形波出力とコンデンサ+ダイオードで簡単な電源を作る。

タイマーIC(555)を用いて,倍電圧をつくろうとした。
ダイオードの電圧降下分不足したが,ほぼ希望通りの電圧を作れた。

下記は,同じ原理で負電圧を発生させる回路。

NEGPOWER.jpg

 

参考資料

http://www.torex.co.jp/japanese/tips/item/No.0001(Ver.001)_%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%A4%9A%E9%9B%BB%E5%9C%A7%E5%87%BA%E5%8A%9B.pdf

http://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2008/06/p151-152.pdf

 


ローパスフィルタ

2013-11-22 | 回路

ノイズを取るためにローパスフィルタの定数比

Qは0.7程度とし,オーバーシュートが発生しないような値を選んでいる。

(1)非反転増幅の場合
    出力側につくコンデンサC1/入力側につくコンデンサC2
      = 2*Q*Cf/{Cf/(2*Q)} =4*Q*Q ≒ 2倍 |Q=0.7の時
    (商用周波の事例:R1=R2=220k,C1=0.1uF,C2=0.056uF)

(2)反転増幅の場合
   出力側につくコンデンサC2/入力側につくコンデンサC1
      = {Cf/(3*Q)}/3*Q*Cf =1/(9*Q*Q) ≒ 1/4.4倍|Q=0.7の時
    (商用周波の事例:R1=R2=R3=220k,C1=0.1uF,C2=0.022uF)


双方向コンバータ

2013-11-19 | 回路

絶縁双方向コンバータ

  

デジタル制御を使うまでもないが,決まったPWM波を出すのにマイコンは便利。

12ゲートを操作するため,ゲートドライブ基板が大きくなってしまったが,実験レベルなので
自由度が高い方がいい。

半導体素子数は少ない方が効率はいいが,制御により導通角が狭まるとピーク電流が
効率を悪化させる。
(共振コンバータもスイッチング損失は減るが,導通損が増えることが多い)

何事も実証が必要だ。

 


RC回路の過渡特性

2013-05-25 | 自動制御


Code Composer Studio v4 (TI製)のライセンス

2013-04-23 | マイコン

パソコンをWindowsXPからWindows7に変えたら、TI製DSPの開発ツール
Code Composer Studio V3.3の日本語が表示されなくなってしまった。

<2013.12月>
その後,エディタの言語設定において,一度日本語でない言語を指定したら
突然日本語になり,一回だけはフォントや文字サイズが変えられるようになった。


また,CCSv4では,正しく日本語表示でき問題はクリアした。
しかしCCSv4を使うにはライセンスの問題が残った。

 

1.ライセンスが30日限定、またはサイズ制限、または高価
  そこで、比較的安価($79)でライセンスを取得できる方法を教えてもらった。  
TMDSEMU100V2U-14T:
XDS100v2 USB JTAG エミュレータ(14 ピン TI コネクタ)

写真は、USB-JTAG エミュレータである。
これを購入($79)し、CCSv4のエミュレータに設定すると、ライセンスが得られた。

 

2.操作画面がV3.3と異なる
  環境設定から何からまったく異なるのである。
  すでにCCSv5も出てv4と同じ操作画面であるので、使い慣れるしかないのだ
  ろうが、余りの変化に使えない。

3.CCS3.3で使えるXDS100
  TI社では安価でCCS4以降のライセンス付エミュレータで,CCS3.3でも使えた
  XDS100v1の販売を止めてしまった。
   BlackHark社から,XDS100v1にも変更できる互換エミュレータUSB100v2D
  が$99(+送料が掛かる)で販売されているのを知り,早速購入してみた。
  http://www.blackhawk-dsp.com/products/USB100v2D.aspx

  http://www.blackhawk-dsp.com/support/xds100/Default.aspx
  このページのRollback2v1 and Upgrade2v2 ファイルをダウンロードし
  Rollback2v1を実行することで,XDS100v1となる。


  Win7(32bit)で実行した時はERRERが出てしまったため,XPマシンで実行したら
  OKになった。
  これで当分はCCS3.3で開発をするに安心できる。