ストリップゴムのモニター報告3日目の内容です。
作業時間は90分でした。
実は2日前の6月30日(土)に作業しました。なにやら雑用多忙モードで今頃のブログ書き込みです。
さて、このシリーズ定例の共通文言です。またかよーと思われた方は、おまじないと思ってあきらめてください。
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R-2ストリップゴムモニター当選により、そのストリップゴムを仮付けし、その内容を書くことでモニターを達成することを目的とした記事になります。(「タダより高い物はない」の論理に則ってます)
プレゼントしたくれた先方様は、私がR-2を修理中であることをご理解いただき、ボンドでゴムを本付けできないこと、かつ水漏れテストできないことを承諾していただけました。
しかしながら、仮付けなりにしっかりした固定を心がけよ、テープで貼りつけ固定するなど努力せよ。中途半端なことしたらぶっ殺す(これは冗談)。といったことを遠回りにさりげなく指示していることを私は重々察しております。
ついては、ド素人なりにモニター協力をする次第です。
次に当方の車体について一般走行車体と異なる点があること、および、モニターテスト時にどのような状態であるかを記しておきます。
モニター車体、ポイント1)
錆ボロ車を全面修理中(私はレストアとは思っていない、オリジナル復元は考えずに走行できる状態にする修理をしている)であり、ウマに乗って空中浮遊状態である。
ついては、車体重量をサスペンションで支えている状態ではなく、エンジンと内装が降りている状態を、フレームのサイドシル下端4か所で荷重を支えている状態である。
つまり、一般走行車両の1G重力荷重をサスペンションで受けている状態ではなく、直接フレームが荷重を受けているので、シャーシが一般走行車体のときと異なる微妙な歪みをしている可能性がある。これはモノコックボティー故仕方がないものと考える。
扉等の大きい開閉パネルパーツの組み合わせクリアラスにおいては無視できない歪みが応じている可能性がある。
モニター車体、ポイント2)
純正部品、社外品においても、R-2用のストリップゴムは入手できないものとあきらめていた。ついては、去年に他車種ストリップゴム流用のため車体側ストリップゴム固定箇所を改造している部位がある。
つまり、一般走行車輛のR-2と取付部位が異なっているところががある。異なっている部位についてはブログ記事内に逐次コメントを入れていく。
どんな改造をしたのかについてはブログ過去記事を見てください。
2017年3月12日のブログ:R-2君、乗降口後ろ半分の掃除2日目、扉ウェザーストリップゴム取付調整1日目
2017年3月14日のブログ:R-2君、扉ウェザーストリップゴム取付調整2日目
2017年3月14日のブログ:R-2君、扉ウェザーストリップゴム取付調整3日目
と、こんな状態なので、一般的な道路走行しているメーカー出荷時状態R-2の車体に取り付けるのとは異なります。
特にドアゴムについてはゴム取付位置を加工済みのため条件が異なっております。
これらのことを念頭に入れたうえ、私のレポートがそのままよそ様の車体に該当するものではないことをご理解ご承知の上で、「お前の車体がそこを改変しているからだよ。」とか、「リプロパーツは悪くないよな。」といった目線で自分の車体だとこうだよなー。と考えながら読んでいただければと思います。
そうそう。モニタープレゼントしてくれたところの紹介です。
スバル360系の旧車乗りの方ならご存じの方も多いかと思われる...
パーツ工房 RESET さんです。
http://greens.st.wakwak.ne.jp/905200/index.html
真面目に、現存している世の中のスバル車体を維持するためにはと、ユーザー目線での対策と、ちょっとニッチなパーツを設計しているところです。(私はそう思ってます。パーツ工房RESETさん、私の認識が間違ってましたらご指摘くださいませ。)
レポート内容も、「なが~ンさんの思うまま、良いも悪いも、いや、どちらかというと変な目線で悪いと思うところを指摘してくれ。ブログで発表OK。写真公開OK。悪い点は次期パーツ設計での検討項目にする。」とお許しをいただいてます。というよりブログに公開しろ的な感じも...
なので、変態目線で容赦なくバカなことを書いていきます。そういう意味では某雑誌のような綺麗な文言、および、スポンサー様への配慮的な文面は登場しません。どちらかというと「こうじゃないだろー」的な私の不平とふざけた褒め言葉のコースになります。
そういった文言を用いますので、真面目路線の方で不快感を抱かれた方が居られましたらお許しください。
はあ~。くそまじめになにやら書いて脳みそが湧いてきました。
では、作業内容をご覧あれー
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今回は、リヤクォーターガラスのストリップゴムです。
リヤシート側面ガラスのところにつくゴムですよ。
パーツ工房RESETさんがリプロした部品です。
参考までに、メーカー純正部品番号では、#6622-05290 です。4年ほど前に兵庫スバルに確認したときは出ませんでした。社外品で適合するようなこの断面形状ゴム部品も当方では見つけられませんでした。
ゴムの断面部分です。
別角度(上下逆向き)の写真
もう1枚別角度からの写真
室内側から見えるゴム肌部分です。スジ入りデザイン加工されています。
ガラスが接する面です。
デザイン完成度は高いと思います。
しかし、こういうのがあるのよね。
ガラスに接する部分でニキビ状のキズがあったりします。
これはゴム整形過程でなるんでしょうねー。
企画設計はいいのに、ゴム製作会社の製造品質なのかなー。と、製造のことをよくしらない私が想像しても仕方ありません。
モニターなので、正直にこんなニキビキズがあるよ。と報告です。
次は....
クォーターガラスストリップゴムの長さを測ります。
建築角材で挟んで真っ直ぐにします。
もちろん、ゴムをひっはったり、ねじったりはしていません。1Gの重力そのままに向きだけ合わせて標本ですよ。
あちゃー、ドアゴムに続いてこいつも長さが違うのかよ。
メジャーで計測して、1665mm、1720mmでした。
次は車体のゴムを取りつける部位の長さを計測です。
ドアゴムの時と同じ計測方法で、虎尻尾ロープをリブエッジ高さで横に沿わせて写し取ります。
1675mmと出ました。
うぬぬぬ。よーく数値を見比べてね。
片方のゴムが長さが足りませんよ。
前回の予行演習にて長さが足りたと思ったのは長い方のゴムをはめていたということです。
ふーん。と思いつつも...
短い方ならゴムをカットしなくても仮付けモニターテストできるということで、短い方を用いてお手軽にモニターテストします。
車体にゴムをはめてみました。
ドアゴムと一緒で、テープ等を用いなくてもゴムを差し込むだけで、ゴムの反発力でリブを咥えこんで保持しています。
で、予定どおりというか、8mm程ゴムが足りませんでした。
上コーナー部
下コーナー部
は、カーブがそこそこきついので、ゴムが膨らんでます。
では、ガラスを装着ですよ。
窓ガラスを閉じた状態でのゴム確認。
Bピラー部分です。
Cピラー部分です。
上側の固定金具部分。
下側の固定金具部分。
後ろの開閉金具部分。
で、私が気にしているのは...
ガラスとゴムのリブの位置関係です。
このゴムを仮付けしてみると、ガラスよりもゴムがはみ出ています。
ゴムがはみ出るのが正解なのか、はみ出ないのが正解なのか、これがわかりません。
R-2乗りの方、あなたのクォーターガラスは、ストリップゴムがガラスよりはみ出てますか?
天井側も綺麗にはみ出ています。
さて、ゴムが足りなかった部分ですが、ガラスで押されることで接着していないゴムが微妙に動きまして、いい感じに接近してました。
室内側からの確認です。
Bピラー部分。
Cピラー部分。
上角部分。ガラス固定金具取付ビスの隠れ方を良く見てください。
下角。ガラス固定金具取付ビスの隠れ方を良く見てください。
開閉金具部分でゴムが金具に干渉しないことを確認です。
室内側から見る限りでは特に不満ポイント無しです。
窓ガラスを開けた状態でのゴム確認。
まず室内側から...
開閉金具を広げても金具がゴムに干渉しません。
上角部分。
下角部分。
車体外側から...
上角部分。
下角部分。
開閉金具部分です。
モニターテストしてはこのぐらいか?
まとめです。
ガラスを閉じた時に、ゴムが隙間なくガラスに密着していますよ。
開閉時の開閉金具操作に変な力がかかるといった違和感はありません。
リプロゴムとしては、企画設計での完成度は高いと思います。
ゴム屋が製造するときに、ゴム肌にもう少し気を使っていただければ満点のような気がします。
気になるのは、ガラスを閉じた時に、ガラスからゴムがはみ出している件です。
ゴムがはみ出すのが正解でいいのでしょうか?
それともはみ出さない方が正解?
ゴムがはみ出さないようにするのであれば、ゴムをリブに深く差し込むのではなく、浅く差し込んで固定することで対応できるかと思います。つまり取付方法次第でどっちにでもできると思います。
私の中での問題点は、ゴムがはみだした方がいいのか?はみださない方がいいのかです。それがわかれば取付するときにそうなるようにすればいいだけです。
さてさて....
クォーターガラスが車体に付いただけで、雰囲気が変わりました。
ガラスがついただけなのにねー、なんか車指数があがったように感じました。
以上、クォーターガラスのストリップゴムモニターの報告でした。