「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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チベットの現状を話さない日本人旅行客と長井健司の比較

2008-03-20 01:27:08 | その他
最近ネット上での署名は減っています。
もしこのブログを見ているのに
まだ長井さん署名をしていない人がいれば
まず署名してください。
署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
セキュリティアラームはhttps使用のためで
問題はありません。
アラームは無視して進んでください。


NHKなどのいろんなニュースでみかけて、
僕は本当に本当にびっくりしたのですが、
争乱状態になっている
チベットから帰国してきた日本人旅行客が
「中国当局から言われた」や
「自分の身を守るため」などと話して、
チベットでおきたことを帰国後も
語ろうとしないことです。
中国がチベットで何をしているのかという議論や、
そんな偉そうな脅しを
中国当局は言うのかなどといった
話はとりあえずおいて置きます。
僕にすれば
事実がどちらに理があるにせよ、
中国当局がそういう口止めをすることが
いつもの中国当局らしい対応です。
僕は嫌いな対応ですが。

そんなことよりも、
安全な日本国内に戻ってきても、
こういうふうに
テレビカメラにしゃべる日本人が
複数いることに僕はかなり驚愕しました。
中国当局から脅されたのかもしれませんし、
保護してくれた
中国政府に遠慮があるのかもしれませんし、
今後中国に入国できなくなるのが怖いから
こういう発言なのかもしれません。
でもどこをどう差し引いても
本当にこれは、滑稽な態度で
日本人がここまで、
社会的なことや、政治的なことに
かかわることを避け続けた挙句
実は何にも考えていない人間が
増殖していることの証にしかみえませんでした。

ここ数日、長井さんの署名に関係することで
僕はいろんなことで
納得がいかないことが多かったのですが
これらの映像を見て
逆の意味でかなり得心がいきました。
こういう人々は
長井さんのことにも
何かの拍子でいきあっても
署名することにさえ、かかわれないはずです。
自分の目の前で
人が死ぬなどの争乱を目撃して
それがどういうことだったのかさえ、
安全地帯についてなお、
語る勇気も持ち得ない卑怯な日本人が
こんなに多くなっているのが現実であるのなら。

僕は今回のチベット暴動については
決定的情報はもちろんありませんが、
ダライ=ラマ14世のことばを
チェックしただけでも
問題は、中国当局のみならず、
暴動を起こした側にもあるとみています。
(そもそもチベットを中国が支配すべきでないという
議論は十二分にあることはわかっています。
今回の状況についてのみの話です。)
だとしても、そういう場合に、
もし僕がチベットに居合わせたら
あるいは長井さんが居合わせたら
とにかくなんとしてでも撮影したでしょうし
撮影が中国当局のチェックで
なんともならなくても
自分が見たことを克明に覚えて
克明に伝えようとするでしょう。
ジャーナリストなら当然のことですが
ジャーナリストでなくとも
人として取るべき態度があると思います。
目の前におきていることをきちんと見て、
それを他者に伝える
勇気のある人間かどうかということです。

今回の日本帰国後の最大リスクは
中国に次に入国できない可能性があることだけです。
また、長井さんの署名リスクは、今後
ミャンマーに入国できない可能性があるだけなのと
何か似ている気がします。

今回のチベット旅行からの
帰国日本人を見て確信しています。
このブログを中心とした長井さんを巡る活動は
このような日本人を変えていく活動なのです。

誰しも同じような人間として情けない卑怯な部分を
持っています。僕ももちろんそうです。

でも、あの長井さんの勇気ある行動を考えて
そうした駄目な部分をどう減らすか。
そこがポイントなのです。
これが長井さんを取り巻く活動の核心でもあるのです。
日本人全体の倫理の問題なのです。

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トークイン京都第2回
タイトル
「脳と心からみた最前線と長井健司」

日時:2008年4月6日(日)18:30~20:00(18:15受付開始)
場所:キャンパスプラザ京都 第3講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下ル
(JR京都駅前北西すぐ、郵便局裏)
 TEL.(075)353-9111

講師 
苫米地英人

脳機能学者・計算言語学者
コグニティブリサーチラボCEO
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)
「洗脳原論」春秋社
「 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方」フォレスト出版
「英語は逆から学べ」3月20日発売予定
「 心の操縦術」PHP研究所

岸野亮哉  僧侶。写真家。ジャーナリスト。
     ビルマなどでの現地取材経験を多数。
     スリランカ「解放のトラ」などの単独取材もおこなう。

進行 「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」東京事務局代表

資料代として、¥500-を頂きます。先着150名です。
予約も受け付けますので、お電話かメールをいただければ有難いです。
予約TEL075-791-5270(留守電あり)
Eメール kishinoryosai@yahoo.co.jp
主催 「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」関西事務局
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「長井さん西麻布『美女』パーティー」
2008/4/13(日) 1900より2300迄
場所「ショートリンクサーキット」
東京都港区西麻布3-1-14六本木フォレストビルB1
03-3470-7315
http://www.selloid.com/slc/big.html?map_big.gif
男女とも参加費5000円。
来場されたすべての女性を京都の有名写真家、
甲斐扶佐義氏が『美女』に撮ります。
貴女を『美女』に撮ります。
このパーティーは
ミャンマーで殺害された長井健司の
抗議署名とリンクしていて
また長井さん未署名の方は、
入場時に必ず署名していただきます。
長井健司の未公開映像も流れます。
パーティーに参加希望の方は
事務局までお名前と肩書き、電話番号明記し
メールしてください。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp
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署名四万人を超えました。
ありがとうございます。
年度末の3月末までに
五万人を目標にします。
みなさんよろしく御願いします。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。

なお、東京都内近郊を中心に、
署名活動にふさわしい場所がある方は教えてください。
また、まったく他のイベントを企画開催されている方で
会場の内外で署名活動に許諾、ご協力いただける方は
ぜひ会までメール下さい。

長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127


肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

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長井さん出前講演会は,
全国でおこないたいと考えています。
現在愛媛、京都(関西)で開催しています。
こちらの今後の重点エリアは
高松、徳島、広島、岡山、福岡、仙台、新潟、
金沢、松本、横浜、川崎、沖縄です。
このエリアを中心にもちろん他のエリアでも
背負える方はメールして欲しいです。
講師料はゼロ円です。
開催場所の確保と数十人の参加者が条件です。
講演内容は一般テーマでもかまいませんが、
そのうちのいくらかを長井さんについて言及することと、
場内での署名協力が前提です。
呼びかけ人の
宗教学者島田裕己さんや脳機能学者苫米地英人さん、
ノンフィクション作家の坂上遼さんや
ジャーナリスト北村肇さん、
APFの山路代表らが対応可能です。
ご関心のある方は東京事務局まで
お名前と電話番号を明記して下記へメールしてください。
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)

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署名活動を行っている
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」も
長井さんが所属していた「APF」も
「憂慮する日本人ジャーナリスト委員会」と関係がありません。
もちろんこの委員会の実態とみられる
ジョージ・ソロス氏の財団
「Open Society Institute」とも無関係です。
また、共同通信ニューヨーク支局長である
上田泉貴氏も我々と関係ありません。

「長井建司」の政治利用に強く抗議します。
詳細は→
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/c41ef9ff4b8d67b53f7fddf52da74374
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/52d44baeeaa1b42db36b8801493a721e
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