2号機は原子炉の温度計が70度を超える状態はきのうも確認されています。引き続き警戒を続けるしかありません。
17時から18時半まで、山本太郎さんから、
独裁国家であり監視国家になってしまったベラルーシへの旅行で本当に見てきた現状のご報告
http://www.clubpyramid.jp/20120210.html
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2月11日(土)午後18時より 静岡県・島田市民プラザ
ママさん集まれ!
命を守れ!大地を守れ!放射能ガレキ拡散阻止決起集会!!
山本太郎&木下黄太 IN 静岡・島田市
島田市民プラザおおるり大会議室
無料!島田駅徒歩7分18時~
http://www.shimada-tmo.com/plaza.html
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Terry yabumoto氏による、ニューヨーク科学アカデミーのチェルノブイリ報告の翻訳です。この前出した、神経系統の翻訳の続きです。ウクライナにおける報告です。
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5.8.1.2 ウクライナ
1. キエフ県ポレスク地方で放射能レベルが740ー2,200 kBq/㎡に汚染された地域において、妊娠中の女性、妊娠中の患者、新生児、および子どもたちを長期に渡って調査した結果によると、1986年以後、周産期の脳障害の発生率は、事故前に比較して、2倍から3倍高かった。(Kulakov et al., 2001)
2.汚染地域における子どもたちの神経系疾病の発生率は、事故の2年後に際立って増加した。(Stepanova, 1999) 1998年までに、子どもたちの神経系および感覚器官の疾病は、1986年と比較して6倍に増加していた。(TASS, 1998) 1988年から1999年までの間のその他のデータでは、その10年の期間に神経系疾病は、子ども10,000人あたり2,369人から4,350人に、つまり1.8倍に増加したことが示されている。(Prysyazhnyuk et al., 2002)
3.チェルニコフ県の汚染地域では、事故の7~8年後になって、疲労感の増大および知的能力の低下が中学校と高校において確認された。(Bondar et al., 1995)
4.避難者の子どもたち70人の脳波波形(EEGs)のうち、その97%が大脳皮質および皮質下の構造的・機能的未発達を示した。つまり、これら70人のうちわずか2人しか正常なEEGsがなかったのである。(Horishna, 2005)
5.妊娠中に放射線被ばくした子どもたちは、より多くの神経系疾病および精神的障害を有していた。(Igumnov et al., 2004; Table 5.45)
6.汚染地域では精神的病気をもった子どもたちの数が増加した:1987年には発生率は1,000人あたり2.6人だったが、2004年までに1,000人あたり5.3人になった。(Horishna, 2005)
7.神経系無力症および自律調整機能障害の発生率は、避難者の子どもたちにおいては、対照群と比較すると5倍以上高かった。(Romanenko et al., 1995a)
8.放射線被ばくを受けた子どもたちのIQは、(そうでない子どもたちより)低かった(図 5.1)
(図 5.1)プリピャチ市から避難してきた・放射線被ばくが
ひどかった子どもたちのグループ(=Exposed)と、被ばく
が少なかったキエフから避難してきた子どもたち(=Control:
対照群)の知指数(IQ)の比較。
9.妊娠16周から25周の間に子宮内で被ばくした子どもたちは、広範な異常を発現させている:
・脳の障害あるいは脳の機能不全に帰すべき精神異常および人格異常の
発生率の増加(F06、F07)
・心理的発達異常(F80-F89)
・発作的状態(さまざまな頭痛 G44; 偏頭痛 G43; てんかん G40)
・身体表現性障害(F45.3)
・幼児期の行動障害および情緒障害(F90-F99)

10.プリピャチ市から避難した高線量被ばくの子どもたちの知能指数(IQ)は、キエフ市からの被曝量の少ないこどもたちの知能指数に比べて、劣っていた(表5.46)

*pIQ : 動作性IQ、vIQ : 言語性IQ
11.事故後の最初の6年間、特に1990年以降、成人の神経系の罹患に顕著な増加が見られた(表5.47)
*Vasomotor dyscracia : 血管運動神経の障害
12.神経系および感覚器官の罹患率が、汚染地域では、1988年から1999年の間に、3.8ー5倍に増加した。成人の避難者のあいだでは、これらの病気は、人口全体よりはるかに頻繁に発生した。(Prysyazhnyuk et al., 2002) 1994年において、成人とティーンエージャーおよび避難者における神経系の病気は、汚染地域のおける罹患の10.1%を占めた。(Grodzinsky, 1999)
13.リクイデータの93%から100%は、神経病理学的な障害があり、同時に器質的な精神異常の徴候を圧倒的に示していた。(Loganovsky, 1999, 2000) 現地の精神医学上の分類やICD-10、DSM-IV の基準に従うと、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)や、心身症的・器質的・分裂病的な人格異常などが、記録に残されている。(Loganovsky, 2002)
14.ランダムに選択された100人のリクイデータのうち、26人が、慢性疲労症候群(CFS)の診断基準を満たしていた。慢性疲労症候群は、リクイデータたちにとって、事故の結果として最も広範囲に及ぶ症状のひとつであるかもしれない。(Loganovsky, 2000b, 2003) さらに、CFSの発生率が有意に(p<0.001)低下したにもかかわらず(1990年-1995年 65.5%から、1996年-2001年 10.5%)メタボリック症候群X(MSX-心臓疾患の危険因子のグループ)は同じ期間に有意に(p<0.001)増加したのである(15%から48.2%へ)。CFSとMSXは、その他の病変へとつながる最初のステージであると考えられ、CFSは、神経変成、認知障害、精神神経系障害へ変化していく可能性がある。(Kovalenko and Loganovsky, 2001; Volovik et al., 2005)
15~23 (略)
24.1990年以来、チェルノブイリ居住禁止区域の人たちのあいだでは、一般の人たちと比較して、統合失調症の発症率が有意に増加している(1990年のウクライナにおいて、人口1,000人あたり、5.4人 vs. 1.1人)(Loganovsky and Loganovskaya, 2000)。汚染地域で生じた放射線被ばくは、情報処理に関わる大脳皮質-大脳辺縁部を分子レベルで損傷し、もともと統合失調症の傾向のあった個人においてはその引き金を引き、あるいは統合失調症に似た障害の原因となり得るようなダメージを脳に引き起こした。(Loganovsky et al., 2004a, 2005)
25.1995年から1998年まで、チェルノブイリから150Km以内に住むリクイデータ、林業および農業作業者について、長期に渡ってその認知能力の調査が行われた。被ばくしたグループ(特にリクイデータ)の認知の正確さおよび効率は、4年間の平均レベルで、対照群(チェルノブイリから数百Km離れた健康なウクライナ人)に比べて、有意に低かった。長期の分析の結果、認知の正確さや効率とともに、すべての被ばくグループはその4年間を通して精神運動性もスローであることが明らかにされた。これらの発見は、電離放射線の急性被ばく・慢性被ばくの両方から、脳機能に障害がもたらされたことを示唆している。 (Gamache et al., 2005)
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下記の発表からすると、原発敷地内のモニタリングポストの感度を上げないと、異変に気づかないかもしれない状態なのを是正することはよいことです。しかし、こうした措置をとらなくてはならないほど、原子炉建屋内で異常がおこる可能性を、東京電力は十分に認識していることを示していることにもなります。東京電力自身、原子炉内が冷温停止していないことを、確実に認めている話でもあります。ある意味、愚かな民主党政府の愚策によって、追い詰められた状態にあるともいえます。東日本の国民はさらに追いつめられていますが。
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放射線ポスト付近の林伐採へ=2号機温度、一時70度超-福島第1
東京電力は9日、福島第1原発の敷地境界8カ所に常設されている放射線モニタリングポストのうち7カ所について、周囲の林の伐採や土壌表面の除去、低い遮蔽(しゃへい)壁の設置を4月下旬にかけて行うと発表した。昨年3月の事故で林や土壌に大量に付着した放射性物質の影響を低下させ、原子炉建屋で新たに異常事態が起きた場合に直接届く放射線を感度良く測定するため。
これらの作業によって、東電が日々公表しているポストの数値が変動するため、ホームページで注意を促す。事故直後、正門と西門に設置した仮設ポストについては、線量の変動を継続して把握できるよう対象外とする。
一方、東電によると、2号機原子炉の圧力容器底部に三つある温度計のうち、5~7日に70度を超えることが多かった温度計は、冷却水の注水量を増やしてから2日たった9日未明にも一時70度を超え、64~70度台の範囲で上下した。残り二つは下がり続け、9日夕はともに37度台だった。東電は高温を示している温度計の数値も、長期的には低下するとみている。(時事通信:2012/02/09-20:47)
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http://www.jiji.com/jc/rt?k=2012020600246r
政治家・官僚の人、もしここを見ているなら、お願いだから、本当にもうやめてください、原発。
このままだと、世界中どこへ行っても、生活できる場所がなくなってしまいます。先進国のエゴで、自然と共に生きる人々まで巻き添えにしないでほしい!
現状のヴィザがあるうちにいらっしゃる国で職業資格をとり、そのフィールドでボランティア経験をなさる事をお勧めします。
私は英国の地方で小中学校の教師をしています。
英国のことをお知らせします。
ご主人のヴィザがある間に出来る事:
地域のファミリーラーニングセンター(カウンシル管轄)で無料または低額でITや介護、保育師アシスタント、手話、ウェブデザイン他…の資格が取れます。
その間のボランティア経験は履歴書にとても有効です。雇い主また資格コースの先生に就職のための推薦人にもなってもらえます。ボランティアでも犯罪暦のチェックがありますのでそれも履歴書に有効です。
地域のカウンシルにはキャリアアドヴァイザーが居ますので、日本の学歴や職業資格が生かせるかどうか等のアドヴァイスも無料で受けられますのでアポイントを取ってください。地域のカウンシルに電話をしてしくこく聞いてください。子供さんが学校の時間午前中が狙い目です。
ヴィザのある間にだけ出来る事です。
知人は娘さんが都内の高校受験を理由に来年早々に帰国することを心待ちにしています...。
英国滞在の三年間、お嬢さんは地元校に馴染めず唯一の楽しみは週一の日本人補習校でした。
母親は英会話が出来るようになれば楽しいからと時々ESOL(外国人向け英語)クラスに通っていましたが殆どしゃべれないままです。
日本人会や補習校でのお付き合いが中心で日本の深刻さは話題にならないそうです。
「子供のために日本の多くの人が英国などに移住したいと望みつつ状況と戦っている。
お願いだからいまヴィザがあるうちに頑張ってよ。
Sちゃんはイギリスでいやな思いをたくさんしただろうけど健康なら強い気持ちでこれからも生きていける。
でも東京の高校で被爆したら未来がないんだよ。そうなってからイギリスに戻りたくてもヴィザがないと住めないんだよ。
これからあなたがSちゃんと生きていくためには楽しむための英語じゃなくて、生きていくために英語が必要なんだよ。
だから恵まれてるいまの間に資格をとってここに留まって」と再三話しました。
それでも、「いまの娘の望みを叶えてやりたいし、残りのイギリスの暮らしを旅行とかで楽しみたいから無理」と言われました。
ご参考までに、地域カレッジのコースのための思い当たるサイトをご紹介します。
ヴィザ http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/visas-immigration/
http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/britishcitizenship/applying/applicationtypes/naturalisation/kol/life-in-uk-test/
ライフインUKテスト(永住権などヴィザのため)http://www.lifeintheunitedkingdomtest.co.uk/
ESOL(永住権などヴィザのためと職業資格コースの前に必要) http://www.esolcourses.com/
NARIC(日本の学歴の査定) http://www.naric.co.uk/
GCSE Maths(職業資格コースに行く前に必要) http://www.bbc.co.uk/schools/gcsebitesize/maths/mocks/
GCSE English(職業資格コースに行く前に必要)http://www.bbc.co.uk/schools/gcsebitesize/english/
ボランティアワーク http://vinspired.com/categories http://www.wrvs.org.uk/get-involved/volunteer
http://www.rspca.org.uk/getinvolved/volunteer
また、私が購入している英国産の味噌とイタリア産のお米のサイトです。
http://www.miso.co.uk/
http://www.sushisushi.co.uk/yutaka-sushi-rice
今後日本がますます危険になれば、海外に逃れるしかないことになりそうですが、私が長年住んだマレーシアは、避難先としてふさわしいと思います(私の妻と子供たちは、今も首都クアラルンプールの郊外に住んでますので、私は2か月に一度、帰省します)。まず物価が安いし(日本の3分の1くらい)、政情も安定し、とても親日的です。都市部に住めば、日常生活に必要なものはすべてそろいます(ただし、日本からの食材はもう買わない方がいいし、日本レストランにもいかない方がいいです。言うまでもないことでしょうけど)。日本と比べて、リラックスした暮らしができます。気候は確かに暑いですが、(北海道をのぞく)日本の夏ほど蒸し暑くはありません。
マレーシア政府も、海外からの人々の長期スティ・プログラムを推進しています。「マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム」(MM2H プログラム)と言います。これは一定の財務的な要件を満たせば、マレーシアに10年間、自由に滞在できる制度です(10年後の更新もできます)。詳しくは以下を。
http://www.tourismmalaysia.or.jp/long/long_b.htm
あと学齢期のお子さんをお持ちの方なら、お子さんをマレーシアのインターナショナル・スクールで学ばせて、その保護者として(たぶん)お母さんも一緒に滞在するという方法もあります。お子さんはマレーシアのへの留学生として、お母さんはその保護者としてマレーシアに法的に滞在できます。インターナショナルスクールの授業料は確かに高いですが、日本のそれほど高くはありません。私の子供たちが通う Temby International School (Setia Eco Park)http://www.tenby.edu.my/ では、上の子(16歳)の授業料が年間で約72万円、下の子(9歳)は約45万円(1マレーシアドル=26円として計算)です。あと、入学にあたって1人約9万円(=3500マレーシアドル)の入学金が必要です。この、お母さんとお子さんがマレーシアに住み、お父さんは本国で働いて生活を支えるというパターンは、とくに韓国からの人々の間で長い間定着しています。
あと、日本人はノービザで1回あたり90日までマレーシアに滞在できますので、ここをとりあえずの避難先とすることもできます(90日の期限が切れるころ、シンガポールやタイに出国し、またマレーシアに入国し、次の90日を過ごすということも可能ですが、たまに入管でストップされることもありますので、リスクがあります)。
時に、下記ニュースが毎日新聞より。
マスクがいよいよ手放せませんね
民間気象会社のウェザーニューズ(港区)は9日、東京都、埼玉県、鹿児島県が、全国で最も早く花粉シーズンに突入したと発表した。
寒い冬になった影響で、東京での飛散シーズン突入は昨年より13日遅い。
で、関東での飛散ピークは3月上旬頃とのことですが、林野庁の12月27日付けにおける、福島県内87箇所の杉の雄花放射性セシウム濃度の調査結果(中間報告)によりますと、福島県双葉郡浪江町小丸では、
253,000Bq/kgの放射性セシウムが検出されているそうです。
皆様、怠りなく防御致しましょう!
みかん様
ガッツあるコメント拝見し、私の心もビタミンカラーになりました。
うさぎ様
退院おめでとうございます。ただし‥今後、睡眠時間は要チェックですよ!
お皿の上に食品をのせるだけで、ラインの色が変化して放射能が含まれているかがすぐにわかるそうです。
「このお皿を早く発売してほしい」と思いましたが、一向にお見かけしません。
同様の素材の板などを使用すれば、食品の簡易検査もあっというまにできる技術を日本も持っているはずです。
おそらく政府がらみの圧力がかかって商品化できないのでしょうが、「ああ、あのお皿を入手して子供に持たせたい・・・」と思ってしまいます。
どなたかご存知ないでしょうか?
誰かが同じHN使ってたんで、放射能恐怖症改め凛々に変更しました。
将来的には、多分「遷都」も起こりうるでしょうし、東と西の勢力逆転現象が起こってくるのは、時間の問題なのかもしれません。
いつも有難うございます。イベント伺えませんが、成功をお祈りしています。
ジル様
大変ためになる情報有難うございます。
日本に在住で海外移住のあてはありませんが、
今後何とか海外へ出るつもりです。
木下さんは政府が隠蔽する正確な情報をだしています。
その大好きな人が苦しんでいるなら、サポートと心のケアは貴方がするべきです。
皆さんも言っていますが、木下さんに何から何まで背負わせず自分の事は自分でやってください。
こういう人はウダウダと同じ事、つまり「人に責任転嫁」を繰り返すんですね。
他コメントにあったとおり、ホントは避難してないでしょ。
ロシアで火災が起きているようですが、ヨーロッパではどんな対応なのだろうか……………。
チェルノブイリの再来とか言われてたら洒落にならない。
先進国が密集した北半球は危険ですね!!!!