「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログです。

「放射能」「被曝」「原発」、日本のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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「ごめんなさいね。妊婦、子ども、妊娠可能な女性は今からでも東京を離れて下さい。」カルディコット博士。

2012-11-18 05:32:03 | 福島第一原発と放射能

 きのうのカルディコット博士の講演には、多くの方が詰めかけました。土砂降りの中でしたが、チケットを買ったほとんどの方がいらしていて、ほぼ満席の状態の成城ホールでした。博士ご自身は、東京に午前中に到着され、ホテルで休まれて、この講演に臨まれました。

 僕自身、はじめてお話をしたのですが、彼女は、やはり時代の情勢変化に敏感な方で、日本の現況の政治情勢に関しての知識も多く、こうした情勢に関しての質問が矢継ぎ早に言われました。解散の流れや、野田総理への評価、官邸前デモの実態がどうなっているのかなど、知りたがっている話は多かったです。

 ご本人は、講演ではいろんなことを話していました。僕は出入りもしていたので、全ては聞きとれていませんが、聞いた中のポイントは、次のような感じです。

メルトダウンが三回起きたことは歴史上今までなかったこと。なにがおきているのか、本当のことはまだ誰もわからない。

日本政府や東電の言っていることは、うそばかりで信用してはならない。

福島の事故では、チェルノブイリの時よりも4.5倍から5倍の量が大気に放出された(ガンダーセンの推測を引用している)と思う。当初は、太平洋上に、次に市街地側へ流れた。今も、続いている。キセノンなどの核種は大量に放出されていることは間違いない。

福島第一原発からおよそ200種類の放射性物質が排出されたが、これらの物質については確認さえ、なされていない。セシウムばかり取りざたされるが、これはあくまで指標の一つ。

チェルノブイリでは立ち入り禁止区域は30km圏だけではないのがわかる。日本政府より、よほどソ連の方が対策を取っている。

汚染が高かったスウェーデンはダウン症と知的障害が増加している。

私なら土壌とハウスダストの汚染を調べます。本来はこれら測定費用を国が出すべきお金で国に要求すべきです。放射性物質は、非常に難しい。目に見えない臭わない。見えるようになると皆さんはわかるようになると思います。

少なくとも、去年ボストンでは、アメリシウムが検出されている。アメリシウムは、プルトニウムよりも毒性が高いもの。日本でも、他の核種を調査しないとならない。

悲しいことだけど一度体内に入った放射性物質を除去する方法はない。蓄積する。

放射性物質は濃縮する。そして何世代も続き、どんどん酷くなる。

福一4号機はM7クラスでいつ崩壊してもおかしくない!もし、そうなった場合はチェルノブイリの10倍もの放射能が放出される可能性。何かあったらすぐにボストンに住んでいる孫をオーストラリアに連れてくる。 南半球と北半球では大気の周り方が違い交わることはない。

こどもの甲状腺ののう胞は極めてまれなものだと、私は認識している。子どもの甲状腺の問題は2種類。液状ののう胞と結節。結節は癌になる可能性がある。転移すると脳に問題が出てくることもあって、チェルノブイリでも知的障害と形成不全が出ました。

☆(僕が血液検査やエコーの検査の必要性を話した直後)                                           検査するぐらいなら、逃げてください!高い汚染のある場所から、汚染がない場所へ。

☆(東京23区土壌が平均でセシウム合算800Bq/kgや世田谷区のハウスダストで50gのほこりで75Bq、つまり1500Bq/kg、セシウムが出たことを話すと)                                             ごめんなさいね。私が東京の人間だったら、私は東京に今居ません。妊婦、お子さんやそのお母さん、特に小さな子供がいる方、妊娠可能な女性は、今からでも首都圏から離れて下さい。皆さんにこんな事を言わなくてはならなくて、本当に、ごめんなさい。

 

事故がまだ終わってない事を常に念頭に置いて下さい。何が起こってもおかしくないのです。

 

 ことし三月に来日したバンダジェフスキー博士に続いて、カルディコット博士も「東京は住めない」と明言しました。こうした、海外の専門家で、本当のことを告げようとする人ほど、はっきりとした警告をおこないます。女性で、しかも優しく、決然と話す感じに、場内の方たちから、博士に対しての共鳴が、強く感じられていたと思います。

本日は医師&専門家向けのセミナーです。明日は院内会見をなさいます。東京の医師セミナーは若干の空席があります。

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解散総選挙突入の為、てんやわんや。1人でも多くの記者の方はおいで下さい。

 

放射能被害に関しての世界的なパワースピーカー

ヘレン・カルディコット博士 院内記者会見のご案内

 

下記の通り、福島第一原発事故を受けて、東日本、そして南東北と関東、特に東京などが放射性物質による健康被害とみられる状況がおきはじめている問題について、どのような被害がさらに想定されるのかという事を考え、今後どういう対応をなすべきなのかということについて、ヘレン・カルディコット博士の会見です。小児科医であり、女性としてもこうした問題に取り組んできた博士が、日本政府や国民に向けてのメッセージを語るとともに、その知見を伝えるための会見になります。この問題を、多くの政治家やメディアが誤魔化して、無視しようとすることを食い止めるための記者会見でもあります。

 

日時  11/19(月)  14時から14時45分  記者会見  (受付は13時30分より)

               15時から16時   勉強会

 

場所  衆議院第一議員会館 一階多目的ホール

 

会見者 ヘレン・カルディコット博士  

 

【ヘレン・カルディコット医学博士 プロフィール】

 

1938年、オーストラリア・メルボルン生まれ。ハーバード大学の小児科でも教鞭をとり、2万3000人の医師を擁するPhysicians for Social Responsibility(社会的責任を果たす医師団)の創立会長となる。その傘下組織「International Physicians for Prevention of Nuclear War (IPPNW)核戦争防止医師会議」は、ノーベル平和賞を受賞。自身もノーベル平和賞候補になった。著書に「狂気の核武装大国アメリカ」(集英社新書)、「Nuclear Power Is Not the Answer to Global Warming or Anything Else(原子力は温暖化への解答ではない)」など。また、スミソニアン博物館は、カルディコットを20世紀で一番影響力のある女性の一人と評している。

参加希望の方は、当日までにnagaikenji20070927@yahoo.co.jp に参加者名、所属名(フリーランスの方はそれを明示)、人数、カメラ撮影の有無、連絡先などをお書きください。なお、撮影は会見のみに限定いたします。勉強会はペン取材のみ可能です。

 

参加対象は、取材者、マスコミ、議員および議員関係者、官僚などに限定しています。(一般参加不可)

 この後、カルディコット博士は11/21(水)13時30分より、大阪市役所の記者クラブでも、ガレキ問題も踏まえて記者会見をおこなう予定です。

 

 なお、どの場合も、個別インタビューのお申し込みについては、メールで事前に必ずお願いします。時間調整が不可欠の為です。

 

主催「放射能防御プロジェクト」

2011年に福島第一原発事故を受けて、放射能防御をすすめるために、インターネットを通じて繋がった市民団体です。放射能による首都圏土壌調査の記者会見を皮切りに、全国の土壌調査、ガレキ広域処理反対の記者会見、バンダジェフスキー博士の招へい及び院内記者会見等を主催している団体です。全国や海外で数百人が現実に活動し、インターネット上のメンバーはおよそ一万人となっています。

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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー

本日。若干数の残席あり。当日、会場で申込受け付けもします。

東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
中央大学駿河台記念館 東京都千代田区神田駿河台3-11-5(JR御茶ノ水駅徒歩3分)

http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html

  

残席は極めて少ない。お急ぎください。 
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

京都のセミナーの受け付けはhttp://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 徳島・岡山・京都

 ⇒京都講演は受付終了。岡山は満席、当日立見のみ。

 受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。

注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。

11/23(金・祝)徳島一般講演⇒空席あります。 

日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00  開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地

 11/24(土)岡山一般講演⇒満席。当日の受付が、立見のみ。 

日時:11月24日(土) 開場:13:30  開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)   岡山市北区春日町5-6 

満席のため、前売り券の受付を終了いたしました。

若干数の当日券を用意いたしますが、立ち見でのご案内となります。
また、お並び頂いてもご入場いただけない可能性もございます。


11/25(日)京都一般講演⇒受付終了。当日もなし。

 

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26 コメント

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改めて強烈なお言葉ですね! (徒然熊)
2012-11-18 07:22:42
 5年後の日本を想像するのが、非常に恐ろしくなりました!
 あのスウェーデンでさえ、チェルノの影響で知的障害児が増えているのですか?
・・・もう、優秀で志の高い若者達は可能な限り、日本を脱出するしかないでしょう。・・・
 良く考えない連中はまたまた、「木下ブログデマ、大炎上」とか言って騒ぎ出すのでしょうけど。
是非、お願いしたいです! (徒然熊)
2012-11-18 07:32:51
 再びすいません。
やはり、テレビや5大新聞社等は、このような記事は決して報道しないでしょうから、木下さんの今までのドキュメンタリーとして、(また、ご自身のモニュメントとしても)本を上梓される事を切望して止みません。
少しでも、多くの若者達を啓蒙するためにも。 
地に落ちたマスメディア (Unknown)
2012-11-18 09:12:15
なぜ真実を伝えない
なぜ革命を起こさない
あなたにも守るべき家族がいないのか
隠蔽に加担して首繋いで、あなたは恥じないだろうか
今、生死を分ける局面にいながら、それでも隠蔽に加担し続けるなら、マスメディアも人殺しと同じだ。
勇気を出して事実を国民に報道してほしい
あなたに続く仲間がいると信じて。

ここに集う私達は、間違った報道に対して、諦めないで抗議していこう
●電話、メールで抗議しよう

萎えきった彼らにカツをいれ、国民は二度と騙されないと意思表示をし続けなければこの国の報道姿勢は変えなれない、

●21日に大阪市役所内部記者グラブで瓦礫問題も含む記者会見を木下さんが企画されました。感謝にたえません。
沢山の記者が集まる事を願います。
正しく報道されたかどうか私達はジャッジしよう
●されなければ徹底抗議、していこう!
報道陣を変えていくなら、受け手サイドにも責任はあります。

★木下さん、私も本の出販、切望します。
全国の、政府に洗脳されている多くの人々の救済に繋がります。
南半球への避難は一時しのぎにしか成りません (らっこ)
2012-11-18 09:16:21
>南半球と北半球では大気の周り方が違い交わることはない。

一点だけ疑問点を示しますが、以前NHKの特集番組『核の冬』内で、北半球の国々で核戦争による相互破壊が行われた場合、初めの半年程の間は、放射能は北半球内に留まるが、南半球へ入る気流の流れも有る為、一年から一年半後に、南半球にも放射能汚染が廻ってくるそうです。
カルディコット博士 (ニューヨーク在住)
2012-11-18 09:35:27
博士は、昨年、マンハッタンの反原発デモでのスピーチでも、日本の放射能被害を非常に懸念され、本当に心を痛めている様子でした。私は、日本の講演会には伺えないので、 You Tube の博士の講義で、勉強しています。お忙しい博士ですが、又、是非 こちらでも、日本の現状を発信して頂きたい、切に 願います。
カルディコット女史の記者会見 (Unknown)
2012-11-18 09:36:46
連投すみません
私達に何か事前に出来ることはありませんか?
蓋を開けたら集まりが少ない可能性もあり得る話です
こんな緊迫している状況ですから。

事前に報道各社に取材するようにプッシュがいるなら皆で電話します。指示下さい。

このコメント掲載はスルーしてください。
カルディコット博士が突きつける東京の現実 (tea)
2012-11-18 10:25:53
木下さん、おつかれさまです。

世界的に認められている権威あるカルディゴット博士の上記の発言は大手メディアが一斉に報道すべき由々しきものです。

学歴も高く、知識も常識も兼ね備えた友人全員がいまだに東京に残り、心配事は子どもの進学先(都内の有名校)についてという現状が全く理解できません。

こちらの読者の皆さまには、カルディコット博士の経歴と
共に講演でのこの発言を少しでも周りに拡散して下さるようお願い申しあげます。ひとりでも多くの人に現実を認識してほしいと願っています。
甲状腺検査について (都内西部在住)
2012-11-18 10:37:57
甲状腺エコー検査が“自費になった”との情報を見て驚いています。保険制度の崩壊が目の前まで来ているのではないか?と思います(それ以前に保険制度を崩壊させるほど圧迫しつつある原因が、福島第一原発事故であることを考えると、空恐ろしいばかりですが)。私は甲状腺に良性腫瘍があると半年ほど前に診断され、定期検診には最寄りの専門(個人)病院を探しました。その個人病院で医師の話されたことです。「初回である今回はより詳細な検査をし、悪性化の可能性を見極め、検診を半年ごとにするのか、1年後で良いのか診断します。不安になって頻繁に検査に来られる方がいますが、患者・医師双方に負担になることなので避けたい」と。丁寧で感じのよい話し方。内容的にもしごく真っ当ですが、つい穿った見方をしてしまいました。悪性化する可能性がわずかでもあれば、3ケ月程度の間隔での検査を勧めるのが、かつてのこの国の医療ではなかったでしょうか?“検査漬け”が長年に渡って問題視?大病院に行ったら当たり前になっていたくらいに。不安になってしょっちゅう検査を申し出る人など、大抵の病院ではwelcomeだったはず。ましてや既に異常の見つかっている“患者”で、血液検査やエコー検査などは放射線を浴びるわけでもない、身体に負担のない検査です。それをしないようにしよう、と甲状腺専門医師が言う。…色々なことを考えてしまいました。
ノルウェー汚染他 (農家)
2012-11-18 11:03:10
1000km以上はなれた
ノルウェーの森の鹿肉食用禁止
と報道されてました。

チェルノ 約1トン位の核燃料が吹き飛んだ

福島8トンの死の灰が飛んで
現在も1000Bq日 前後汚染拡散中
とされる。
瓦礫焼却では全国合計では
1000Bq日の数倍に上る汚染再拡散中
昨年の今頃はずいぶん線量は下がった
のに 島田、東京埼玉 で燃やし始めて
から 約倍以上に空間線量上昇

数トンの残った燃料が
地下で臨界している 確かめようも無いが
これもとてつもない汚染かもしれない

又 噴火 火山灰 変電所ショート 地震等
大停電で使用済み燃料プール の冷却が止まれば地球終わる
覚悟していましたが (たまご。)
2012-11-18 12:37:05
改めてカルディコット博士から「東京から離れてください」(つまり東京は住めない)事を聞きますと、
今まで何も報道して来なかった(封殺してきた)新聞・テレビの罪の重さと、あまりに危機意識の無い
事に悲しくなりました。

日本の御用学者達が己の利権と欲にしがみつく中、海外の専門家からしか本当の事を聞く事のできない
今の日本に明るい未来があるのでしょうか?

木下さんや放射能防御プロジェクトの活動がなかったら、パンダジェフスキー博士や
カルディコット博士からのメッセージは誰にも届かなかったかもしれません。

大手新聞やテレビは取り上げないでしょうが、少しでも多くの人に現実を知って欲しいと思います。

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