「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

メルマガ増刊「ウクライナ原発事故か⇒情報を隠した当該国政府」。子供の白血病死を聞かされる東京の現実。

2014-12-04 13:51:33 | 福島第一原発と放射能

ツイッター上で、3.11.後に一生懸命情報発信をしながら、子供の避難を呼びかけていたビジネスマンのツイッターアカウントがあります。東京で、前線で仕事をしながら、このことにネットでも関わっている数少ない漢という印象を僕は持っている人です。一度、僕の講演会に来られていて、面識もある方です。

この方が、親しい知人のお子さんが白血病となったことを先月伝えていて、きょう、亡くなったこともツイートされる状況になっています。

なんというか、危惧していたことが、そのまま起き始めている現実を、そのまま突きつけられている世界に我々はいるということです。

ネットでツイッターで、数少ないまともな発信者の周辺でも、現実に厳しい話が聞こえ始めていることは、本当に怖ろしいことだと理解しています。


さて、きのうの夜、下記のようなメールマガジン増刊を配信いたしました。

いろんな情報はメールマガジンに優先して配信していますので、読者の皆様にはメルマガの御購読をお願いします。

申し込み先⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

今回はメルマガで何をしているのかをブログ読者の皆様にお伝えする為に、内容公開しております。基本的にメルマガの内容は、ブログに転載する予定は殆どありませんので、ご認識下さい。

===========================================================

【 ウクライナで原発事故(もしくはトラブル)⇒原子炉停止という異常事態を5日間も隠していた当該国政府。】

ウクライナで、何らかの原発事故がおきていて(事故かトラブル程度の異常か
の区別が難しい)、原子炉が停止している。ウクライナのザポリージャ原子力
発電所。先週金曜に起きていて、きょう水曜まで、隠していたのがウクライナ
政府。チェルノブイリの反省がないのはあきらかだ。
地図→ http://goo.gl/6tpwjd

ここは、ヨーロッパ最大の原子力発電所。
ウクライナ中央部というか南部より、ドニエプル川の岸。
この川の上流にキエフ。そしてさらに北にチェルノブイリ。
そういう位置関係。


「報じているロシアトウデイの記事の大意」
http://on.rt.com/p6mvio

事故は、施設のウェブサイトによると、先週の金曜日、ザポリージャ原子力発
電所で発生した。原子炉は運転停止、メンテナンスをしている。首相は何が起
こったかを報告をエネルギー大臣に尋ね、省庁が状況を処理している間、水曜
日まで情報は公開されなかった。
エネルギー大臣は「酷い危険はない。原子炉に問題はない。」と述べている。
但し電力供給に影響は与えている。原子炉が12月5日に再度、運転開始される
ことも述べている。

事故により数十の町や村で停電が起きている。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

(この後、実際のメルマガは続きます)

====================================================

なお続報に関しても、メルマガでお伝えいたします。⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/

====================================================

【1/25(日)午前 三田茂医師&木下黄太講演会in熊本】 

2015年1月25日(日)  9:30開場 9:45開演  

場所/市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室 
熊本市中央区桜町1番3号  

熊本交通センター(バスターミナル)から徒歩2分、もしくは市電の花畑町電停から徒歩すぐ。

 参加費/大人予約&前売り 1000円 当日は1500円 中学生以下無料 

 詳細&申込先⇒http://kokucheese.com/event/index/241118/(現在受付中)

===================================================

原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

#20 安全性の欠陥
ドイツにある 17 基の原子力発電所のうち 1 つとして、今日では営業許可を得られない。
防護壁能力の不足、貧弱な電気回路、老朽化した鋼鉄――本来、連邦憲法裁判所が判決
で要求している安全の水準、つまり学問上、技術上においてその時代毎に妥当だと考えら
れる安全基準を満たしている原子力発電所は、今のドイツには 1 つもない。数百万ユーロ
もの高額な追加安全装備も話にならない。
明白な安全性の欠陥により、ドイツの 17 基の原子力発電所はすべて、再度、新設として
の許可を得ることはできない。