「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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昔「ヨーロッパにおけるセシウムの土壌汚染は重大」とする役所見解。だっげらいよん第6回【 カンペ 】。

2014-04-27 12:43:52 | 福島第一原発と放射能

 

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 偶然、違うことを探していて見つけた愛知県の文書。驚く話は特にはありませんが、3.11.前の日本の認識がよく分かり、現在との比較で少しびっくりします。2000年代に作られているものでしょうか。

http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/4f/idri.html より部分引用します。

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果たして、8000 kmも離れた日本にもチェルノブイリ原発事故によって放出された放射性物質が飛来しました.地上での原発事故であったため、揮発性の高い核種についての検出度が高く、特に注目されたのは、セシウム-137、セシウム-134、ヨウ素-131等でした.5月の初めに降った雨水や同月の大気浮遊じんの放射能濃度は、全国的に異常値が見られましたが、その後,日本における環境影響は、1年を経過した後には殆ど見られなくなりました。
しかし、食品について、その影響は長く尾を引くことになりました.国内産の食品については、事故直後は、牧草(牛乳)やお茶、葉菜等へのそれら放射性物質の沈着がとり沙汰されました.半減期が8日と短いヨウ素-131が環境中から消えて行くと同時に日本における深刻な食品汚染問題はなくなりましたが、輸入食品については大きな問題を抱え込むことになりました。セシウム-137の半減期は30年、セシウム-134の半減期は2.1年です.いずれにせよ、現地を中心にヨーロッパにおける放射性セシウムの土壌汚染は重大で、土壌成分に吸着しやすいために通常では移動しにくく、その物理学的半減期のみでしか減少しないからです。
食料の自給率の低い日本では、その35%を輸入食品に依存しており、そのうちの5%をヨーロッパから輸入しています。そこで、厚生省では1986年10月31日付けの通知で輸入食品中の放射能濃度の暫定限度をセシウム-134とセシウム-137の合計量で370Bq/kg以下としました。
厚生省は、1986年11月より各検疫所におけるヨーロッパからの輸入食品の放射能検査を開始し、現在も対象品目を絞って検査を継続しています。
愛知県衛生研究所では生活衛生課の依頼を受けて、1988年度より検査を開始し、現在も継続して実施しています.これまでには暫定限度を超えて検出されたものはありませんが、パスタやハーブ類、木の実のジャム類から検出限界を超えて検出された事例があります。
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まずチェルノブイリ事故後、「輸入食品については大きな問題を抱え込む」という認識があったこと。

さらに現地を中心に「ヨーロッパにおけるセシウムの土壌汚染は重大」とみなしてました。

ヨーロッパの汚染状態は軽い場所は静岡西部位。フランスあたりなら。

イタリアやドイツは、セシウム合算で100Bq/kg程度の汚染が平均値とされます。

そのていどの平均値の国などでも、突出した場所もありますから、「土壌汚染は重大」という表記になるのだろうと思います。

セシウムが吸着した場合は移動しにくいというセシウムの動向もきちんと言及しています。

食品の暫定基準は高いですが、その暫定基準を超えて検出されているケースは愛知県ではなかったことを伝える一方で、機械の下限値以上で検出できたケースに、パスタ、ハーブ、木の実のジャムという具体名が挙がっています。

実際は1998年にオランダのラズベリージュースで98Bq/kg検出が最大で、89年にトルコのベイリーブス(ハーブの一種か)25Bq/kg、88年にドイツのスキムミルクが23Bq/kg、90年のイタリアパスタが18Bq/kgなどと続きます。2004年までに1209検体を測定して、機械の下限値を超えて検出されたのは、およそ1%、12検体ほどのようです。

いかにチェルノブイリのセシウム汚染に関して、日本、少なくとも愛知で、敏感に対応していたのかが、本当によく分かります。

こうした文章を踏まえると、僕は更に考え込みます。

当事国を除いて、ヨーロッパより東京の土壌などへの汚染は、はるかに深刻であることはまず常識です。

当事国でも大都市部は次のようになります。

まず被害が大きい当事国のベラルーシの首都ミンスクより東京の方が土壌などの汚染が酷いことも常識です。

もう一つの当事国、ウクライナでも、首都キエフの汚染は、東京よりも汚染が軽い可能性が極めて高いと思われます。

日本の世の中というのが、現実を直視しないということがどこまで進むのか、僕には愛知県のこの文章を偶然読んで更に考え込んでいます。

合掌。

 


さて、GW中は愛知で簡単なお話会を行います。

愛知・一宮は、残り5席、お急ぎ下さい。 尾張一宮駅ビル内、名古屋駅よりJR新快速で1駅10分。

【5/2(金)   愛知・一宮  お話会】 

  申込み⇒http://kokucheese.com/event/index/167498/

  13:00~16:30   場所 一宮駅ビル(i ビル)3階 市民活動支援センター内 会議室

翌日の名古屋は満員のため、キャンセル待ちです。

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【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

 13:30開場、14:00開演 

 場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

 入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

 原発に反対する函館市で、原発の問題を考えている市民や、被曝による健康被害を考えている皆さんに、ウクライナでおきている現況をお伝えします。 

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 急遽開催決定! 札幌でのウクライナ報告会

 5/18(日) ウクライナ報告会 IN 札幌】

 13:30開場。 1400開演~16:00終演予定(三十分程度は延長可能性あり)。

 佐藤水産本店文化ホール (札幌市中央区北4条西3丁目交洋ビル3)

 申込⇒http://kokucheese.com/event/index/164701/ 

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しばざきとしえさん作の「だっげらいよん4コマ漫画」

他にもこちらのブログで不定期掲載中⇒

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だっげらいよんTシャツはここで買えるそうです。

だっげらいよん


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