「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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仙台で講演会の開催が決定しました。被災地に放射性物質がある事を話に伺います。

2011-12-02 14:24:40 | 福島第一原発と放射能

木下黄太講演会in仙台

日時:12月13日(火) 10:00開場 10:30〜講演開始 質疑応答含め二時間半程度

会場:エル・ソーラ仙台 大研修室アエル28F

参加費:500円 定員:60名 要予約 主催:未来へつなご〜会  

申込:tsunago_mirai@yahoo.co.jp

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放射性物質が付着していないガレキの選別は、産業廃棄物処理の世界では無理です。

2011-12-02 10:11:48 | 福島第一原発と放射能

 何度もかきますが、産業廃棄物の処理を根幹から分かってない人達が多すぎます。産業廃棄物の処理は、ずさんなものです。元々そういうものです。その処理が今回のガレキ処理、きわめて大量の廃棄物になっている。その上に適正な放射性物質なのかどうかまで管理するのは、現実にはありえない話なんです。こんなことは、少し産業廃棄物の世界を知っていれば、分かる話です。善意という幻想で、すべてが解決するという感覚がありえないのです。行政的な立場の人間がそれを言うのは、もはや自分の別の立場を優先しているということです。善意ですむ話ではない。善意の名の下に、別のエリアが汚染される現実は避けるべきと言っています。しかも、8000Bq/kg に届かなければ大丈夫とご意見される人までいます。このレベルの汚染物を焼却して、大丈夫な担保はありません。

 今回の一連のコメントは本当におかしなものが入れ替わり立ち代りきます。一般の人のコメントやいつものネットの嫌がらせと違う感じのものです。ちょっと不思議な感じです。政治的な感じです。

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ドイツ放射線防護協会による「フクシマ」原発事故関連に関する報道発表(ガレキ処理関連も)

2011-12-02 08:46:45 | 福島第一原発と放射能

ガレキ処理を目的として、全国にガレキ処理をさせることを止めるように放射線防護協会は求めています。放射性物質は拡散させてはいけないのは、基本中の基本です。こんな当たり前のことも、理解しない政治家、官僚、自治体職員、マスコミはおろかです。美名の名の下に、放射性物質を拡散させることは、本当におろかな行為です。取り返しがつきません。この全文もよく読んでください。

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放射線防護協会

Dr. セバスティアン・プフルークバイル

2011年11月27日 ベルリンにて


報道発表


放射線防護協会:

放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も軽んじられてはならない。


放射線防護協会は問う:

住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や病人を何人容認するつもりだろうか?


放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告するものであります。さもなければ、日本の全国民が、忍び足で迫ってくる汚染という形で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。空間的に明確な境界を定め、きちんと作られ監視された廃棄物置き場を作らないと、防護は難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のまま汚染された物や食品を取り扱っていくと、国民の健康に害を及ぼすことになるでしょう。


焼却や灰の海岸の埋め立てなどへの利用により、汚染物は日本の全県へ流通され始めていますが、放射線防護の観点からすれば、これは惨禍であります。そうすることにより、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に廃棄された汚染灰から、材料に含まれている放射性核種は順当に環境へと運び出されてしまいます。放射線防護協会は、この点に関する計画を中止することを、早急に勧告します。


チェルノブイリ以降、ドイツでは数々の調査によって、胎児や幼児が放射線に対し、これまで考えられていた以上に大変感受性が強い、という事が示されています。チェルノブイリ以降のヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領域で大変重要な変化が起こっています。つまり、低~中程度の線量で何十万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツの原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の検査も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダメージを与えることを強く示しています。放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供の居る家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう支援することを、早急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることを、悲劇的で間違った決定だと見ています。


日本で現在通用している食物中の放射線核種の閾値は、商業や農業の損失を保護するものですが、しかし国民の放射線被害については保護してくれないのです。この閾値は、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを日本政府が受理していることを示している、と放射線防護協会は声を大にして指摘したい。いかなる政府もこのようなやり方で、国民の健康を踏みにじってはならないのです。


放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるのかと言うことについて、全国民の間で公の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありません。それ以外の原子力ロビーと政治の世界でも、その議論はこれまで阻止されてきたのです。


放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに懇望します。できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どうか食品の閾値を大幅に下げるよう、そして食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組織されている独立した検査機関を支援してください。


放射線防護協会は、日本の科学者たちに懇望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射線とは何か、それがどんなダメージ引き起こすかを、市民の皆さんに説明してください。


放射線防護協会

会長

Dr. セバスティアン・プフルークバイル

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富岡さんのページより転載です。オリジナルのドイツ語の原文も、スキャンして掲載されています。翻訳はご友人によるものです。http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242

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今月12日に、三重県松坂で講演会。さらに翌日は仙台でも開催予定になっています。仙台も詳細を後日アップします。

木下黄太講演会 in 松阪 「福島第一原発事故後の今
                   

日時 : 12月12日(月曜日) 18時30分開演

 

場所 : 松阪市カリヨンプラザ 3階 市民活動センター
          松阪駅から歩いて10~15分。駐車場(有料)もございます。

 

カンパ: 一人500円

 

※託児はご用意できませんが、お子様連れでのご参加もお待ちしております。

ご予約•お問い合わせ
「木下黄太講演会 in 松阪」実行委員会
veludo
usagi@yahoo.co.jp

人数把握のため、参加される方のお名前とお住まい(市町村名)、お子様連れの有無、当日の交通手段をお知らせください。
参加される方が会場のキャパシティを超えた場合は、会場を変更することも考えています。その場合は主催者よりご連絡差し上げます。
 
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被災地復興の美名で、ガレキ被曝を「痛み分けさせよ」というおぞましい善意のファシズム。

2011-12-02 01:17:51 | 福島第一原発と放射能

下記のようなコメントがきます。

あまりにも馬鹿馬鹿しいコメントですが、きちんとこちらから書いておきます。

放射性物質は、宮城にも岩手にも大量に飛散しています。8000Bq/kgまでというありえないくらい高い汚染程度のものまで、運んで焼却すれば、ほとんど放射性物質に汚染されていない地域は確実に汚染されます。確実に汚染のないものを識別することはきわめて困難です。この基準のものまでは、必然的に運ばれてきます。いいですか、今回由来の放射性物質がほとんどないところで、焼却すれば、確実に汚染が広がります。こんなことは小学生でも分かる話です。ガレキを受け入れるのなら、震災から避難してくる人を受け入れる、放射能から逃れてくる人々を受け入れることが大切です。ガレキの受け入れ反対と、このような人の受け入れの活動は、各地でリンケージがはじまっています。例えば、徳島、飛騨、福山などで、そうした動きはあります。 

汚染されていないエリアで、ガレキを受け入れていくと、その周辺地域にも汚染はひろがります。こういうコメントは本質的におかしいと思います。変な感じのコメントです。

被災地復興の美名の下で、ガレキ被曝を「痛みわけ」させよという人々の意識は愚かしいものです。愚かしいというよりも、おかしいというべきかもしれません。

こういう奇妙な善意の装いほど、おぞましいものはありません。僕にとっては、ファシズムという言葉に近い感覚です。

 

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「武雄市の樋渡市長の提案は、宮城県と岩手県のがれきを受け入れようというもので、放射線による住民への健康被害の心配が、まず、ないものを受け入れるというものです。これらのがれきも受け入れるのがダメだというのは、どういう科学的根拠があるのでしょうか。理解に苦しみます。
しかも、市や市長に抗議している人が市外の人が大半だということらしいですが、なぜ、市外の人が抗議するのかも理解に苦しみます。私は武雄市民として、樋渡市長という立派な人が市長であることを誇らしく
思いました。今回の提案は勇気ある英断です。放射線の人体への影響について、我々は闇雲に心配するのではなく、科学的な知識を持って判断することが必要です。武雄市広域圏以外の人は非科学的な見解を振り撒いて被災地復興に力になろうという武雄市民の邪魔をしないでもらいたいです。」

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さらに下記のようなコメントもきました。

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正論だと思いますが、どこが馬鹿馬鹿しく愚かなのでしょうか?
私も、このコメントの方と同意見です。
あなたは理屈ばかりで、何が仰りたいのか全く解りません

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こちらは理屈を言っているとコメントするなら、その理屈が何がおかしいのか、コメントするのが普通。せずに批判するレベルの低さです。理屈を言うということは、きちんとロジックではなしているだけ。端的にこの問題はおかしいと僕が言っているだけです。単純です。放射性物質は拡散させてはいけない。こんなことは当たり前の話です。

 

 

 

思想家、竹野内真里さんの少人数の都内勉強会は満員になりました。受付できません。

 

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内部被曝問題について、都内で少人数の勉強会のお知らせ

2011-12-02 01:05:35 | 福島第一原発と放射能
 

先ほど満員になりました。これ以降はうけつけできません

 「放射能防御プロジェクト」が、内部被曝を考える勉強会を東京でおこなうそうです。この問題の思想家として知られる、竹野内真里先生を招いて、ひとつのクラスくらいの単位での勉強会です。僕は当日、都内におりませんが、関心が強く、勉強したい方はおいで下さい(相談会のような中身ではありません。そういう趣旨の方はご遠慮下さい。)。竹野内さんは、この類の問題の海外文献を翻訳し、多くの文献に目を通していらっしゃいます。

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抵線量内部被曝を海外の文献から学ぶ勉強会


「人間と環境への低レベル放射能の脅威ー福島原発放射能汚染を考えるために」を肥田舜太郎先生と共訳された竹野内真理さんを招いての学習会

抵線量被曝における人体への影響をバンダジェフスキー、ラルフ グロイブ、アーネスト スターングラス、の研究やニューヨーク科学アカデミーの「チェルノブイリ」等に学びながら日本の現状に照らして考察を深め、参加者の理論補強を目指します。

バンダジェフスキー
ベラルーシ地域の汚染被曝の影響について広範な研究を行った科学者

ラルフ グロイブ、アーネスト スターングラス
「人間と環境の低レベル放射能の脅威」あけび書房、
「赤ん坊を襲う放射能ーヒロシマからスリーマイルまで」新泉社、の著者

12月6日火曜日
18時半開場  19時から21時
豊島区民センター(コア.いけぶくろ)
第二会議室 池袋東口徒歩5分  http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/#nav_access

募集は30人限定になります。

沖縄より講師招聘の為交通費のカンパをご協力お願い致します。1500円。

主催 放射能防御プロジェクト

申し込み
件名に「6日戦略MTG参加」とお書きの上、参加者氏名、メールアドレスを書き込み下記にお申し込み下さい。

さらに、肥田舜太郎先生、竹野内真理さん共訳の「人間と環境への低レベル放射能の脅威ー福島原発放射能汚染を考えるために」3800円ご希望の方は、book希望とお書き下さい。

 
定員になり次第受付終了させていただきます。→終了です。

 

 

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