畑岡奈紗プロ(生涯獲得賞金約656万7千ドル 6年)が「宮里藍さん(同 約830万2千ドル
12年)超え」を果たしそうなのが、米国女子ツアーでの生涯獲得賞金。昨日からの続きです。
その差は、173万5千ドル。時代の流れで賞金額の違いもありますが、もう一つ、宮里さんは
9年目あたりから成績が低迷し、余り賞金を加算できなかったことも背景にあるでしょうネ。
畑岡プロは21年に約190万ドルを稼いだことがありますので、今季中に超えることも あり
得ます。宮里さんは12年間で257試合、畑岡プロは6年間で121試合。今季中に「宮里さん
超え」となれば、通算140~145試合くらいという計算になり100試合前後も早くなります。
ちなみに生涯獲得賞金ランキングで歴代世界1位は、米国ツアー通算72勝を誇るアニカ・
ソレンスタムさんの約2,258万ドル(約29億3,540万円)ですが、宮里藍さんは31位です。
24歳の畑岡プロは50位につけています。これは日本選手歴代2位の総額になります。まだ
藍さんが引退した32歳まで8年もありますので、今後 どのくらいの額になるんでしょうネ。
<アニカ・ソレンタム選手>
2000万ドルプレーヤーは、他にカリー・ウェブ選手(約2,029万 豪州)とクリスティ・
カー選手(約2,017万ドル 米国)の三人だけです。日本円にして26億円以上になります。
日本女子ツアーの生涯獲得賞金1位は、不動裕理プロの約13億円で その二倍です ・・・
1000万ドルプレーヤーは、上記の3人の他に21人おり、計24人しか居ません。全米女子
プロゴルフ協会(LPGA)は1950年発足ですから73年の歴史があり、その中で24人しか
存在していないというのは、1000万ドルプレーヤーになるって夢のまた夢物語ですねぇ~
米国ツアーで12勝(メジャー戦2勝)しているタイ国のアリヤ・ジュタヌガーン選手(27)も
その一人ですから大変な選手です。現在、21位で約1,060万4千ドルを稼いでいます。 姉の
モリヤ選手(28)は、約654万ドルで畑岡プロに次ぐ51位。彼女の1000万ドルプレーヤーは
厳しいけど、畑岡プロの日本選手初の1,000万ドルプレーヤーは時間の問題でしょうねぇ~
現在 行なわれいる「ヒルトン グランドバケーションズ」の二日目を終わって、彼女は
5アンダーの5位に付けました。 同大会は、三年前にプレーオフで惜しくも敗れた
試合。ヒルトンのアンバサダーに就任し、ホステスプロとして迎える一戦であり、リベンジを
果たせば「宮里さん超え」と1,000万ドルプレーヤーに向けて大きな勢いがつくでしょうネ。