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タイも結婚詐欺が・・・

2010年03月24日 | タイでも珍しい三面記事
  
 こんな詐欺事件も いつかは起きるかと思っていました・・・

そう、集団結婚詐欺です。 日本でも思い出したように 新聞の三面記事を賑わせますよネ、振り込め
詐欺も結構あると聞いていますから、色々な詐欺の手口が日本や欧米と同じになっている感がします。

 東北部出身の女性19人が、外国人との結婚を斡旋すると言われ 多額の費用をだまし取られたとして、
女性と子供の人権保護団体 「パウィナー財団 」 に訴え出たようです。

流れとしては、ローカルラジオなどで、「外国人と結婚できる」 という宣伝広告をし、興味を持った
女性がオフィスに来ると、 「結婚するには1万バーツから20万バーツの費用がかかる」 と、話し巧みに 
接して詐欺するという手口だそうです。 100人を超える女性が同様の被害にあったようですヨ。

 

被害者の一人Dさん(36歳)によれば 「この費用は英語などの勉強の為と言われたが、実際に英語を
習ったのは3、4日だった。 コースは2種類あって、一般コースは、費用1万バーツで1 年以内に外国人の
恋人が見つかるというもの。 VIPコースは5万バーツで6カ月以内に相手が見つかるというものだった」 と

なるべく早く恋人を探すために、20万バーツ以上支払った人も数人いたが、結局 誰一人として
外国人と結婚できた人はいなかったとの事・・・  <へぇ~ そんなモン だまされるかなぁ~>

 誰もがそう思うでしょ。 ところが、被害者が東北出身者という点が “みそ” なんですねぇ~  
ちゃんと下地があったんですねぇ~  一昨年でしたか? BKK週報に こんな記事が掲載されました。

 

 「東北ブリラム県では国際結婚をするタイ人女性の数が年々増加し、ここ何年かで967人が結婚しており
国際結婚が地域の開発に貢献しているとか。 夫の国籍については、一番多いのが英国で以下、米国、
ドイツ、フランス、イタリアと続く・・・ 

国際結婚をしたブリラム県の女性のうち約66%が夫の母国で暮らしており、毎月1万バーツから
2万バーツを実家に送金するケースが多いという。 こうした仕送り額は年間2億3000万バーツにも上り、
ブリラム県の経済成長に大きく寄与しているとのことだ」 と・・・ 

 そして 昨年の結婚調査では・・・

 

 「タイ東北部19県で行われた調査で、独身女性の5分の3以上が欧米人男性との結婚を望んでいることが
わかった。 理由については、61%が 「欧米人男性は裕福だから」 と回答。 その他  「タイ人男性よりも
女性に親切、敬意を払ってくれる」 「外国で暮らしたいから」 ・・・ 等々の理由だとか。 相手の国籍に
ついては、最も人気が高いのが英国で32%、続いて米国の21%、ドイツの8%となった」 と・・・

 ちょっと驚きました。 東北の女性達は欧米人との結婚を望んでいるんですねぇ~

 詐欺として追われているのは、タナーゴン(31歳)というニューハーフの社長だそうですが、きっと
下調べを行って、相手の欲と弱みを知り尽くして犯行に及んでいるんですネ・・・ なかなかです。

 タイの人達も知能犯が増えてきたから、気をつけないとネ・・・  



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2 コメント

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国際結婚と人身売買 (山田)
2010-03-24 10:31:23
先進国の男性と発展途上国の女性の国際結婚は、人身売買と紙一重です。

タイの隣国、カンボジアでは、韓国人男性とカンボジア女性との結婚が人身売買だとして、禁止されることになりました。

◆韓国人との結婚を禁止、人身売買対策  カンボジアウォッチニュース  2010年03月19日

カンボジア政府が、カンボジア国民と韓国民との結婚を今月から禁じる命令を発し、韓国大使館に通知していたことがわかった。外務省のクイ=クオン報道官が今日19日発表した。

昨年9月、結婚斡旋を目的に地方のカンボジア女性25名を都会へ連れ出して韓国男性1人と見合いさせた業者が今月、実刑10年の判決を言い渡されたことを受けての措置とみられる。

カンボジアでは2007年から2008年にかけて、貧しい女性や教育を受けられなかった女性を対象に韓国人男性との国際結婚を仲介する事例が爆発的に増加し、韓国へ連れて行かれたカンボジア人花嫁が悲惨な境遇に陥り、売春を強要されたりする事例が急増したことが国際移住機関(IOM)のレポートで明かされたことを受け、2008年4月に全面的な国際結婚禁止令が発令された経緯がある。

これは韓国人のみならず、あらゆる国籍の外国人がカンボジア人と結婚することを禁じたもので、多くのカップルがその影響を被ったが、その後、韓国人への審査を厳重化することを条件に、この禁止令は廃止されていた。

今回の禁止令はこの時とは異なり、韓国人だけを明示的に結婚禁止対象に指定したものとなっている。相手国籍を指定しての結婚禁止令は国際的にも珍しく、韓国への人身売買に関するカンボジア政府の問題意識の大きさを印象付けた恰好だ。

韓国の聯合ニュースが今日19日報じたところによれば、韓国大使館関係者は「日本などの外国大使館に照会してみたところ、今回の措置が韓国に対してだけ行われたものであると確認された」と述べるとともに、「『コリアンドリーム』を抱いて韓国行きを望むカンボジア人は多い。人身売買とは関係ない」としてカンボジア政府の理解を求めていきたい考えを明らかにした。

韓国人男性と結婚したカンボジア女性の人数は、2008年の551人から2009年には1,372人に激増している。韓国のMTニュースが今日19日報じたところによれば、韓国人との結婚はカンボジア人の国際結婚の60パーセントを占める。
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nagaichi (山田さんへ)
2010-03-25 16:43:23
日本のお隣の国 韓国が、タイのお隣の国 カンボジアで、こんなことになっていたとは知りませんでした。
貴重な直近ニュースを有難うございました。
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